ドメイン名の決め方は?個人ブログや企業別の選び方と注意点を紹介

ドメイン名の決め方は?個人ブログや企業別の選び方と注意点を紹介

これから個人ブログや企業のコーポレートサイトを立ち上げようというときに、必要になるのがドメインの取得です。「自分の名前を入れようかな」「ブランド名やサービス名を入れよう」と安易に考える方も多いですが、ビジネスでの利活用を検討しているなら、ドメイン名の決め方も戦略的におこなう必要があります。

結論から言うと、ドメイン名は短くシンプルな覚えやすいものが最適です。また、他のサイトとしっかり差別化できるような、オリジナリティも必要になるでしょう。

そこでこの記事では、Webサイトの開設に必要な「ドメイン」について、初心者にもわかりやすく解説していきます。ドメインの基本的な選び方や注意すべきポイント、ドメイン決めに役立つ便利なツールもご紹介しますので、お困りの方はぜひご参考ください。

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ドメインとはインターネット上で自分のサイトの住所となるもの

ドメインとは、簡単に言うとインターネット上の「住所」のようなものです。具体的には、Webサイトやメールアドレスの識別に使われる文字列のことを指します。

インターネット上の住所を示すのは本来「IPアドレス」と呼ばれる数値ですが、これは主にコンピューターが通信先を特定するために使われるものです。このIPアドレスを、人間が理解しやすい文字列に変換したものがドメインと呼ばれています。

  • ドメイン:利用者が覚えやすく入力しやすい名称(○○.comなど)
  • IPアドレス:インターネット上の機器を識別する数値(93.184.245.15など)

ドメイン名とIPアドレスは、1対1で唯一無二の組み合わせになるよう管理されており、世界に1つしかありません。そのため、他人がすでに取得しているものは利用できず、取得は先着順というのが特徴です。

また、ドメインは主に以下の3つの要素で構成されています。

  1. サードレベルドメイン
  2. セカンドレベルドメイン
  3. トップレベルドメイン(TLD)

たとえば、「fashion-shop.co.jp」というドメインがあるとしましょう。この場合、「fashion-shop」の部分がサードレベルドメイン、「.co」の部分がセカンドレベルドメイン、「.jp」の部分がトップレベルドメインです。トップレベルドメインについては、後ほど詳しく解説していきます。

ドメイン名の基本的な決め方を解説!抑えておくべき3つのポイント

ドメイン名の基本的な決め方には、大きく3つのポイントがあります。

  1. なるべく短くて覚えやすいシンプルなドメイン名にする
  2. サイト内容やブランドに関連する言葉をドメインに含める
  3. 他のサイトと被らないよう商標や類似ドメインを確認する

上記を意識して複数案をピックアップし、現実的に使えるものを採用しましょう。

なるべく短くて覚えやすいシンプルなドメイン名にする

前提として、ドメイン名は誰でもパッと覚えられるようなシンプルなものが理想的です。パスワードのように長すぎるものや複雑なものは避け、なるべく短くてわかりやすい単語を採用しましょう。

複雑なドメイン名を採用すると、以下のデメリットがあります。

  • 覚えにくい(認知度向上の妨げ)
  • 手入力の際に間違われやすい(サイト訪問の妨げ)
  • 入力が面倒(サイト訪問の妨げ)

難解な単語や特殊なスペル、意味のないアルファベットの羅列は、ユーザーのサイト訪問機会を奪いかねないため不利になるのです。短くわかりやすい文字列の方が記憶されやすく、タイプミスも少なくなります。

単語は1〜2語に留め、15文字以内を目安に設定するのがおすすめです。必要に応じて「pc」「tec」などの略語や省略形も用いるといいでしょう。

サイト内容やブランドに関連する言葉をドメインに含める

ドメイン名を決める際は、内容やブランドに関連する言葉など、サイトの趣旨が伝わるような単語を採用しましょう。ブランドやサイトの認知度が高まり、ユーザーに見つけてもらいやすくなります。

以下は、ブランド名やサイトの内容・趣旨が伝わるドメインワードの一例です。

  • 企業名・商品名・サービス名(認知度向上)
  • 取扱商材やサービスを端的に表現したもの
  • 事業やブランドのジャンルや特徴に関する言葉
  • 略称や業界で通じる言葉 など

たとえば、サイトで扱うジャンルをドメインに含める場合は、以下の単語がおすすめです。

美容・健康 beauty・cosme・body
ファッション beauty・cosme・body
IT・Web系 tech・web・cloud・design
生活 home・life・happy

サイト内容と無関係のドメイン名を設定すると、ユーザーから「不審なサイトではないか」と警戒されるデメリットがあります。特に、数字を含めるとスパムと勘違いされて印象が悪くなるため、十分注意してください。

他のサイトと被らないよう商標や類似ドメインを確認する

ドメイン名の方向性が決まったら、本決定する前に商標や類似ドメインを確認しておきましょう。有名企業や既存のサイトと類似している場合、ユーザーに混同されるデメリットがあります。

さらに、存在する商標名を含むあるいは類似したドメイン名にしてしまうと、商標権侵害などの法的トラブルに発展する可能性も懸念されるでしょう。トラブルに発展してしまうと、サイト構築後にドメインの変更が発生するリスクがあるのです。

そのため、候補のドメイン名が使われていないものかどうかを事前に確認しておく必要があります。ドメイン名を決める際は、オリジナルティも重視してください。

トップレベルドメインとは?決め方をサイト規模や種類で解説

トップレベルドメイン(TLD)は、サイトの目的やターゲット、信頼性やコストなどを基準に選ぶのが基本です。サイトのイメージや業種に合わせたTLDの選択を意識しましょう。

以下は、主なTLDの種類と特徴、用途別のイメージです。

トップレベルドメイン 特徴と推奨される用途
.com 世界的に人気、汎用性・信頼性がある
商用サイト・企業・個人・ブランド向け
.jp 取得しやすい・地域SEO・信頼性がある
日本市場向け・日本拠点の個人・企業向け
.net 世界的に人気、汎用性がある
ネットワーク関連・一般サイト など
.biz 商用利用を強調できる
ビジネス・商用サイト・法人向け
.info 取得しやすい・多言語対応・コスパ
情報発信サイト向け

ここからは、トップレベルドメインの決め方について紹介していきます。

  1. 個人ブログや趣味サイトなら.comや.netがおすすめ
  2. 企業サイトや日本向けサービスなら.jpや.co.jpを選ぶ
  3. 地域性や業種を強調したい場合は.bizや.infoも検討できる

個人ブログや趣味サイトなら.comや.netがおすすめ

個人ブログや趣味サイトの運営なら、「.com」「.net」が最適でしょう。

「.com」は、最も知名度があり信頼性の高いトップレベルドメインです。ブログだけでなくさまざまな用途で使われており、企業や公式サイトにも使われています。

世界的にも人気の高いトップレベルドメインなので、海外向け・多言語展開も視野に入れるなら「.com」が適しているでしょう。ただし、取得競争が激しいため、希望のドメインはすでに取得されてしまっている可能性もあります。

一方「.net」は、汎用性が高く技術系やWebブログとも好相性なトップレベルドメインです。「.com」が取れない場合の第2候補になることが多く、.comよりもやや専門的なイメージで使われる傾向ですが、万人向けの安心感があります。

どちらもコスト面やSEO・検索順位に関する大きな差はありません。「.com」の方がややコスパが良くクリック率が高い印象ですが、本質的にはコンテンツの質の方が重視されます。

企業サイトや日本向けサービスなら.jpや.co.jpを選ぶ

企業サイトや国内向けのサービスであれば「.jp」「.co.jp」などが最適です。特に、信頼性の高さを重視する法人企業には「.co.jp」を推奨します。

「.co.jp」は、日本法人として登記された企業のみ取得できるトップレベルドメインです。国内の企業サイトやコーポレートサイトでは最も信用度が高いとされており、名刺やメールにも安心して記載できます。

国内市場向けの企業サイト・サービスなら「.jp」もおすすめです。「.jp」は、国別に割り当てられたトップレベルドメインなので、日本の個人・法人のどちらでも取得できます。日本のサービスであることが直感的に伝わるので、信頼性が高いドメインです。

ただし、昨今のインバウンド需要などを考慮して、多言語SEO・グローバルサイトを視野に入れる場合は「.com」が最適なケースもあります。

地域性や業種を強調したい場合は.bizや.infoも検討できる

地域性や業種を強調したい場合は、「.biz」「.info」など、その他トップレベルドメインも視野に入れるといいでしょう。

地域性を強調したい場合は、国別コードを用いたトップレベルドメイン(ccTLD)が最適です。ccTLDの代表例は「.jp」ですが、「.tokyo」「.okinawa」などのドメインも使われています。その国や地域に根差した活動・サービスの信頼性を強調したいとき、ローカルSEOを視野に入れているときにおすすめです。

また、業種を強調したい場合には、分野別のトップレベルドメイン(gTLD/新gTLD)の活用も検討しましょう。

ビジネス .biz/.company/.shop
ブログ・情報発信 .info/.blog/.news
IT・テクノロジー .tech/.app/.cloud
医療・ヘルスケア .health/.clinic

gTLDのメリットは、サービスや取扱い内容をダイレクトに伝えられることです。新しいgTLDは選択肢が多いので、ブランディングにも大いに貢献してくれます。

そのため、地域密着型の発信内容・ビジネスならccLTD、業種を明確化したいときはgTLDを採用するのがおすすめです。目的やブランドに合わせて組み合わせることにより、サイトの信頼性や訴求力がより高まります。

ドメイン名を決める際の注意点とは?事前に確認しておこう

ここからは、ドメイン名を決める際の注意点を2つご紹介していきます。

  1. 一度取得したドメイン名は途中で簡単に変更できない
  2. 契約更新を忘れるとドメインを失うリスクがあるので注意する

一度取得したドメイン名は途中で簡単に変更できない

まず、ドメイン名は途中で簡単に変更できない点を覚えておきましょう。すでに取得したドメインに関しては、スペルミスや表現の変更があったとしても、そのままでは変更や修正はできません。一度取得したドメイン名は、変更せずに長期運用するのが一般的です。

もし、既存のドメイン名を変更する場合は、新たに希望の文字列でドメインを取得し直す必要があります。その際、希望のドメインがすでに誰かに使われていたり、希望するトップレベルドメインが取得できなかったりする可能性もあるでしょう。

また、ドメインの変更には多大な手間やリスクがともないます。以下の工程をすべておこなわなければならないため、設定ミスや対応漏れがあるとアクセス減少・信頼性低下にもつながってしまうのです。

  • サイトのURL変更
  • 全ページの転送(リダイレクト)
  • SEO順位維持
  • リンク・メールアドレスの変更 など

さらに、一度取得したドメインの費用は原則返金されません。そのため、新規獲得するドメインの取得費用がかさむことにもなるでしょう。

後からドメイン名を変更するとさまざまなデメリット・リスクを抱えることになるため、最初のドメイン選定は非常に重要です。長期運用や今後の展開も視野に入れて決定してください。

契約更新を忘れるとドメインを失うリスクがあるので注意する

ドメイン名は一度取得して終わりではありません。取得後は、契約の更新手続きを継続的におこなう必要があるため、手続きを忘れてしまうとドメインを失うリスクがあります

ドメイン名は、1年ごとの契約が一般的です。万が一、契約更新をしなかった場合は、一定の猶予期間(グレース期間)の終了後に利用権を失ってしまいます。失効したドメインは第三者が取得可能な状態になるのです。

さらに、ドメインが失効すると、それに付随したWebサイトやメールアドレスもすべて利用できなくなります。一度失効したドメインは再取得が難しく、悪意ある第三者や転売業者に狙われてしまうリスクもあるため、十分注意しましょう。

契約更新忘れを防ぐポイントは以下の通りです。

  • ドメイン登録時に自動更新設定にしておく
  • 登録メールアドレスが有効かどうかこまめにチェックする
  • 複数年契約やリマインダーを活用する
  • ドメイン管理画面で有効期限を都度チェックする

ドメイン名の決め方に迷ったときに使える便利なツールを紹介

「どんなドメイン名が良いか決めかねている」「利用可能なドメイン名の中から候補を選びたい」という方には、ツールを活用したドメイン名の決め方がおすすめです。最後に、ドメイン名選びをスムーズにしてくれる、便利なツールをご紹介します。

初心者でも簡単に使える人気のドメイン検索ツール

個人でドメインを取得する際は、以下のドメイン検索ツールがおすすめです。

ムームードメイン 直感的なインターフェースで初心者向け
コスパが良い(レンタルサーバーセット契約で安くなる)
お名前.com 630種類以上のドメイン取扱いがあり、国内シェアNo.1
ドメイン管理・運用ノウハウが豊富
シンプルな操作性、24時間365日のサポート体制
Xserver Domain 高コスパでサポートが充実
ドメイン失効のリスクヘッジができるサービスあり
スタードメイン シンプルな操作画面で一元管理、初心者向け
格安で「.jp」ドメインを取得したい人向け

上記は、キーワードを入力するだけで利用可能かどうかが一括チェックできる、初心者でも簡単に使えるツールです。TLDの種類ごとに絞り込み検索をかけることもできます。

自動更新設定や更新忘れ防止の機能が搭載されているものを選べば、安心してドメインを使い続けられるので、ニーズに合ったものを選定しましょう。

希望するドメインが使えないときに代案を考えるためのコツ

希望するドメインがすでに誰かに取得されてしまっていた場合は、代替案を考えなければなりません。そんなときに頼れるのが、自動で代替案を生成してくれる「ドメインジェネレーター」です。

ドメインジェネレーターは、空き状況をチェックした上で、新たなアイデアを生成してくれるメリットがあります。うまく活用すれば、効率的に代替案を見つけられるでしょう。

以下は、代替案を生成&検索してくれるおすすめのツールです。

Nameboy 最も人気が高く、20年以上使われているツール
複数の組み合わせや類語で使えるドメイン候補を一覧で自動作成
候補ごとに取得の可否が把握でき、登録手続きまで完了可能
GoDaddy 独自のアルゴリズムを採用した無料ツール
代替前の発想に近いバリエーションや、空きのあるLTDを提案
WPBeginner AIが候補名を自動生成し、空き状況と合わせて提案
ビジネス対応できるドメイン探しに最適
直感的な単語や組み合わせが多くアイデア出しにも使える
IsItWP 直感的に使えるシンプルなドメインリサーチツール
ブランド製や業界に合った独自のドメイン候補を生成
取得可能かどうかもリアルタイムで判定
Shopify Shopifyが提供する無料のドメインネームジェネレーター
キーワードを入力し、利用可能なドメイン候補を一括表示
短く覚えやすいアイデアが多く、ECサイト以外にも使える

上記のツールを利用すると、単に空き状況の確認ができるだけでなく、自分では思いつかなかった組み合わせのアイデアが得られるメリットもあります。既存ブランドと差別化できるような、オリジナリティのあるドメイン候補が見つかる可能性もあるでしょう。

そのため、ドメイン名で迷った際は、まず複数の無料ツールを試してみることをおすすめします。納得できるようなドメイン候補を早めに見つけ、確保しておけると安心です。

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ABLENET

運営者情報

ABLENET®は株式会社ケイアンドケイコーポレーションが提供するホスティングサービスです。レンタルサーバー(共用サーバー)、VPS(仮想サーバー)、GPUサーバーを提供しています。

ドメイン名の決め方は?個人ブログや企業別の選び方と注意点を紹介

ドメイン名の決め方は?個人ブログや企業別の選び方と注意点を紹介

これから個人ブログや企業のコーポレートサイトを立ち上げようというときに、必要になるのがドメインの取得です。「自分の名前を入れようかな」「ブランド名やサービス名を入れよう」と安易に考える方も多いですが、ビジネスでの利活用を検討しているなら、ドメイン名の決め方も戦略的におこなう必要があります。

結論から言うと、ドメイン名は短くシンプルな覚えやすいものが最適です。また、他のサイトとしっかり差別化できるような、オリジナリティも必要になるでしょう。

そこでこの記事では、Webサイトの開設に必要な「ドメイン」について、初心者にもわかりやすく解説していきます。ドメインの基本的な選び方や注意すべきポイント、ドメイン決めに役立つ便利なツールもご紹介しますので、お困りの方はぜひご参考ください。

ABLENETレンタルサーバー

ドメインとはインターネット上で自分のサイトの住所となるもの

ドメインとは、簡単に言うとインターネット上の「住所」のようなものです。具体的には、Webサイトやメールアドレスの識別に使われる文字列のことを指します。

インターネット上の住所を示すのは本来「IPアドレス」と呼ばれる数値ですが、これは主にコンピューターが通信先を特定するために使われるものです。このIPアドレスを、人間が理解しやすい文字列に変換したものがドメインと呼ばれています。

  • ドメイン:利用者が覚えやすく入力しやすい名称(○○.comなど)
  • IPアドレス:インターネット上の機器を識別する数値(93.184.245.15など)

ドメイン名とIPアドレスは、1対1で唯一無二の組み合わせになるよう管理されており、世界に1つしかありません。そのため、他人がすでに取得しているものは利用できず、取得は先着順というのが特徴です。

また、ドメインは主に以下の3つの要素で構成されています。

  1. サードレベルドメイン
  2. セカンドレベルドメイン
  3. トップレベルドメイン(TLD)

たとえば、「fashion-shop.co.jp」というドメインがあるとしましょう。この場合、「fashion-shop」の部分がサードレベルドメイン、「.co」の部分がセカンドレベルドメイン、「.jp」の部分がトップレベルドメインです。トップレベルドメインについては、後ほど詳しく解説していきます。

ドメイン名の基本的な決め方を解説!抑えておくべき3つのポイント

ドメイン名の基本的な決め方には、大きく3つのポイントがあります。

  1. なるべく短くて覚えやすいシンプルなドメイン名にする
  2. サイト内容やブランドに関連する言葉をドメインに含める
  3. 他のサイトと被らないよう商標や類似ドメインを確認する

上記を意識して複数案をピックアップし、現実的に使えるものを採用しましょう。

なるべく短くて覚えやすいシンプルなドメイン名にする

前提として、ドメイン名は誰でもパッと覚えられるようなシンプルなものが理想的です。パスワードのように長すぎるものや複雑なものは避け、なるべく短くてわかりやすい単語を採用しましょう。

複雑なドメイン名を採用すると、以下のデメリットがあります。

  • 覚えにくい(認知度向上の妨げ)
  • 手入力の際に間違われやすい(サイト訪問の妨げ)
  • 入力が面倒(サイト訪問の妨げ)

難解な単語や特殊なスペル、意味のないアルファベットの羅列は、ユーザーのサイト訪問機会を奪いかねないため不利になるのです。短くわかりやすい文字列の方が記憶されやすく、タイプミスも少なくなります。

単語は1〜2語に留め、15文字以内を目安に設定するのがおすすめです。必要に応じて「pc」「tec」などの略語や省略形も用いるといいでしょう。

サイト内容やブランドに関連する言葉をドメインに含める

ドメイン名を決める際は、内容やブランドに関連する言葉など、サイトの趣旨が伝わるような単語を採用しましょう。ブランドやサイトの認知度が高まり、ユーザーに見つけてもらいやすくなります。

以下は、ブランド名やサイトの内容・趣旨が伝わるドメインワードの一例です。

  • 企業名・商品名・サービス名(認知度向上)
  • 取扱商材やサービスを端的に表現したもの
  • 事業やブランドのジャンルや特徴に関する言葉
  • 略称や業界で通じる言葉 など

たとえば、サイトで扱うジャンルをドメインに含める場合は、以下の単語がおすすめです。

美容・健康 beauty・cosme・body
ファッション beauty・cosme・body
IT・Web系 tech・web・cloud・design
生活 home・life・happy

サイト内容と無関係のドメイン名を設定すると、ユーザーから「不審なサイトではないか」と警戒されるデメリットがあります。特に、数字を含めるとスパムと勘違いされて印象が悪くなるため、十分注意してください。

他のサイトと被らないよう商標や類似ドメインを確認する

ドメイン名の方向性が決まったら、本決定する前に商標や類似ドメインを確認しておきましょう。有名企業や既存のサイトと類似している場合、ユーザーに混同されるデメリットがあります。

さらに、存在する商標名を含むあるいは類似したドメイン名にしてしまうと、商標権侵害などの法的トラブルに発展する可能性も懸念されるでしょう。トラブルに発展してしまうと、サイト構築後にドメインの変更が発生するリスクがあるのです。

そのため、候補のドメイン名が使われていないものかどうかを事前に確認しておく必要があります。ドメイン名を決める際は、オリジナルティも重視してください。

トップレベルドメインとは?決め方をサイト規模や種類で解説

トップレベルドメイン(TLD)は、サイトの目的やターゲット、信頼性やコストなどを基準に選ぶのが基本です。サイトのイメージや業種に合わせたTLDの選択を意識しましょう。

以下は、主なTLDの種類と特徴、用途別のイメージです。

トップレベルドメイン 特徴と推奨される用途
.com 世界的に人気、汎用性・信頼性がある
商用サイト・企業・個人・ブランド向け
.jp 取得しやすい・地域SEO・信頼性がある
日本市場向け・日本拠点の個人・企業向け
.net 世界的に人気、汎用性がある
ネットワーク関連・一般サイト など
.biz 商用利用を強調できる
ビジネス・商用サイト・法人向け
.info 取得しやすい・多言語対応・コスパ
情報発信サイト向け

ここからは、トップレベルドメインの決め方について紹介していきます。

  1. 個人ブログや趣味サイトなら.comや.netがおすすめ
  2. 企業サイトや日本向けサービスなら.jpや.co.jpを選ぶ
  3. 地域性や業種を強調したい場合は.bizや.infoも検討できる

個人ブログや趣味サイトなら.comや.netがおすすめ

個人ブログや趣味サイトの運営なら、「.com」「.net」が最適でしょう。

「.com」は、最も知名度があり信頼性の高いトップレベルドメインです。ブログだけでなくさまざまな用途で使われており、企業や公式サイトにも使われています。

世界的にも人気の高いトップレベルドメインなので、海外向け・多言語展開も視野に入れるなら「.com」が適しているでしょう。ただし、取得競争が激しいため、希望のドメインはすでに取得されてしまっている可能性もあります。

一方「.net」は、汎用性が高く技術系やWebブログとも好相性なトップレベルドメインです。「.com」が取れない場合の第2候補になることが多く、.comよりもやや専門的なイメージで使われる傾向ですが、万人向けの安心感があります。

どちらもコスト面やSEO・検索順位に関する大きな差はありません。「.com」の方がややコスパが良くクリック率が高い印象ですが、本質的にはコンテンツの質の方が重視されます。

企業サイトや日本向けサービスなら.jpや.co.jpを選ぶ

企業サイトや国内向けのサービスであれば「.jp」「.co.jp」などが最適です。特に、信頼性の高さを重視する法人企業には「.co.jp」を推奨します。

「.co.jp」は、日本法人として登記された企業のみ取得できるトップレベルドメインです。国内の企業サイトやコーポレートサイトでは最も信用度が高いとされており、名刺やメールにも安心して記載できます。

国内市場向けの企業サイト・サービスなら「.jp」もおすすめです。「.jp」は、国別に割り当てられたトップレベルドメインなので、日本の個人・法人のどちらでも取得できます。日本のサービスであることが直感的に伝わるので、信頼性が高いドメインです。

ただし、昨今のインバウンド需要などを考慮して、多言語SEO・グローバルサイトを視野に入れる場合は「.com」が最適なケースもあります。

地域性や業種を強調したい場合は.bizや.infoも検討できる

地域性や業種を強調したい場合は、「.biz」「.info」など、その他トップレベルドメインも視野に入れるといいでしょう。

地域性を強調したい場合は、国別コードを用いたトップレベルドメイン(ccTLD)が最適です。ccTLDの代表例は「.jp」ですが、「.tokyo」「.okinawa」などのドメインも使われています。その国や地域に根差した活動・サービスの信頼性を強調したいとき、ローカルSEOを視野に入れているときにおすすめです。

また、業種を強調したい場合には、分野別のトップレベルドメイン(gTLD/新gTLD)の活用も検討しましょう。

ビジネス .biz/.company/.shop
ブログ・情報発信 .info/.blog/.news
IT・テクノロジー .tech/.app/.cloud
医療・ヘルスケア .health/.clinic

gTLDのメリットは、サービスや取扱い内容をダイレクトに伝えられることです。新しいgTLDは選択肢が多いので、ブランディングにも大いに貢献してくれます。

そのため、地域密着型の発信内容・ビジネスならccLTD、業種を明確化したいときはgTLDを採用するのがおすすめです。目的やブランドに合わせて組み合わせることにより、サイトの信頼性や訴求力がより高まります。

ドメイン名を決める際の注意点とは?事前に確認しておこう

ここからは、ドメイン名を決める際の注意点を2つご紹介していきます。

  1. 一度取得したドメイン名は途中で簡単に変更できない
  2. 契約更新を忘れるとドメインを失うリスクがあるので注意する

一度取得したドメイン名は途中で簡単に変更できない

まず、ドメイン名は途中で簡単に変更できない点を覚えておきましょう。すでに取得したドメインに関しては、スペルミスや表現の変更があったとしても、そのままでは変更や修正はできません。一度取得したドメイン名は、変更せずに長期運用するのが一般的です。

もし、既存のドメイン名を変更する場合は、新たに希望の文字列でドメインを取得し直す必要があります。その際、希望のドメインがすでに誰かに使われていたり、希望するトップレベルドメインが取得できなかったりする可能性もあるでしょう。

また、ドメインの変更には多大な手間やリスクがともないます。以下の工程をすべておこなわなければならないため、設定ミスや対応漏れがあるとアクセス減少・信頼性低下にもつながってしまうのです。

  • サイトのURL変更
  • 全ページの転送(リダイレクト)
  • SEO順位維持
  • リンク・メールアドレスの変更 など

さらに、一度取得したドメインの費用は原則返金されません。そのため、新規獲得するドメインの取得費用がかさむことにもなるでしょう。

後からドメイン名を変更するとさまざまなデメリット・リスクを抱えることになるため、最初のドメイン選定は非常に重要です。長期運用や今後の展開も視野に入れて決定してください。

契約更新を忘れるとドメインを失うリスクがあるので注意する

ドメイン名は一度取得して終わりではありません。取得後は、契約の更新手続きを継続的におこなう必要があるため、手続きを忘れてしまうとドメインを失うリスクがあります

ドメイン名は、1年ごとの契約が一般的です。万が一、契約更新をしなかった場合は、一定の猶予期間(グレース期間)の終了後に利用権を失ってしまいます。失効したドメインは第三者が取得可能な状態になるのです。

さらに、ドメインが失効すると、それに付随したWebサイトやメールアドレスもすべて利用できなくなります。一度失効したドメインは再取得が難しく、悪意ある第三者や転売業者に狙われてしまうリスクもあるため、十分注意しましょう。

契約更新忘れを防ぐポイントは以下の通りです。

  • ドメイン登録時に自動更新設定にしておく
  • 登録メールアドレスが有効かどうかこまめにチェックする
  • 複数年契約やリマインダーを活用する
  • ドメイン管理画面で有効期限を都度チェックする

ドメイン名の決め方に迷ったときに使える便利なツールを紹介

「どんなドメイン名が良いか決めかねている」「利用可能なドメイン名の中から候補を選びたい」という方には、ツールを活用したドメイン名の決め方がおすすめです。最後に、ドメイン名選びをスムーズにしてくれる、便利なツールをご紹介します。

初心者でも簡単に使える人気のドメイン検索ツール

個人でドメインを取得する際は、以下のドメイン検索ツールがおすすめです。

ムームードメイン 直感的なインターフェースで初心者向け
コスパが良い(レンタルサーバーセット契約で安くなる)
お名前.com 630種類以上のドメイン取扱いがあり、国内シェアNo.1
ドメイン管理・運用ノウハウが豊富
シンプルな操作性、24時間365日のサポート体制
Xserver Domain 高コスパでサポートが充実
ドメイン失効のリスクヘッジができるサービスあり
スタードメイン シンプルな操作画面で一元管理、初心者向け
格安で「.jp」ドメインを取得したい人向け

上記は、キーワードを入力するだけで利用可能かどうかが一括チェックできる、初心者でも簡単に使えるツールです。TLDの種類ごとに絞り込み検索をかけることもできます。

自動更新設定や更新忘れ防止の機能が搭載されているものを選べば、安心してドメインを使い続けられるので、ニーズに合ったものを選定しましょう。

希望するドメインが使えないときに代案を考えるためのコツ

希望するドメインがすでに誰かに取得されてしまっていた場合は、代替案を考えなければなりません。そんなときに頼れるのが、自動で代替案を生成してくれる「ドメインジェネレーター」です。

ドメインジェネレーターは、空き状況をチェックした上で、新たなアイデアを生成してくれるメリットがあります。うまく活用すれば、効率的に代替案を見つけられるでしょう。

以下は、代替案を生成&検索してくれるおすすめのツールです。

Nameboy 最も人気が高く、20年以上使われているツール
複数の組み合わせや類語で使えるドメイン候補を一覧で自動作成
候補ごとに取得の可否が把握でき、登録手続きまで完了可能
GoDaddy 独自のアルゴリズムを採用した無料ツール
代替前の発想に近いバリエーションや、空きのあるLTDを提案
WPBeginner AIが候補名を自動生成し、空き状況と合わせて提案
ビジネス対応できるドメイン探しに最適
直感的な単語や組み合わせが多くアイデア出しにも使える
IsItWP 直感的に使えるシンプルなドメインリサーチツール
ブランド製や業界に合った独自のドメイン候補を生成
取得可能かどうかもリアルタイムで判定
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キーワードを入力し、利用可能なドメイン候補を一括表示
短く覚えやすいアイデアが多く、ECサイト以外にも使える

上記のツールを利用すると、単に空き状況の確認ができるだけでなく、自分では思いつかなかった組み合わせのアイデアが得られるメリットもあります。既存ブランドと差別化できるような、オリジナリティのあるドメイン候補が見つかる可能性もあるでしょう。

そのため、ドメイン名で迷った際は、まず複数の無料ツールを試してみることをおすすめします。納得できるようなドメイン候補を早めに見つけ、確保しておけると安心です。