WordPressプラグインおすすめ14選!初心者が絶対入れておきたい無料版を厳選

「WordPressの運用に必要なプラグインがわからない」「プラグインの導入方法がわからない」と悩んでいませんか?
そこで本記事では、このようなお悩みを持つ方に向けて、WordPress運用におすすめのプラグインや導入方法について解説します。
本記事を読めば、ブログ運営の際に役立つプラグインやプラグインを導入する際のポイントがわかります。
今回は、ブログ運営に役立つプラグインの他にもSEO向け、セキュリティ向けのプラグインなど計14個のプラグインを紹介します。
また、記事の後半では、プラグインを導入する際のポイントや導入方法について解説していますので、ぜひ最後までご覧ください!

目次
WordPressプラグインおすすめ14選!無料版でも十分使える一覧
WordPressのブログ運営においてプラグインの存在は欠かせません。
「プラグインの種類が多すぎて何を使えばいいかわからない」という初心者の方に向けて無料でも十分使えるおすすめのプラグイン14選を一覧にまとめました。
WordPressを始めたら導入すべきプラグインは以下の14個です。
- ブログ運営に役立つ便利な拡張プラグイン5選
- SEO対策に強くなる初心者必須の定番プラグイン3選
- セキュリティ対策に必ず入れたい基本のプラグイン2選
- バックアップを自動化してトラブル時に備えるプラグイン2選
- サイト表示速度を改善して快適にするプラグイン2選
それでは、一つずつ解説していきます。
ブログ運営に役立つ便利な機能拡張プラグイン5選
ブログ運営に役立つおすすめのプラグインは以下の5つです。
- Contact Form 7
- WP Multibyte Patch
- Flexible Table Block
- Broken Link Checker
- Table of Contents Plus
それぞれ順に解説します。
Contact Form 7はお問い合わせフォームを簡単に作成

Contact Form 7はお問い合わせフォームを簡単に作成できるプラグインです。
お問い合わせ先はブログ運営において重要です。
通常であれば、お問い合わせフォームの作成にはHTML編集などの高度なIT知識が必要です。
しかし、Contact Form 7を導入すれば、そういった手間が省けて、1分で初心者でも簡単に作成することが可能です。
問い合わせフォームを設置するメリットは、次の4つです。
問い合わせフォームを設置するメリット
- 仕事の依頼が舞い込みやすくなる
- グーグルアドセンスなどの広告審査に通りやすくなる
- ユーザーの利便性向上
- スパム対策になる
お問い合わせフォームを設置することによって、連絡を取りたい読者や企業さんと簡単に連絡を行えます。
また、メールアドレスを直接公開せずに済むため、迷惑メールやスパムのリスクを減らせます。
このあと紹介する「Akismet」というセキュリティ対策プラグインと組み合わせれば、さらなるスパム対策が可能です。
WP Multibyte Patchは日本語特有の文字化け問題を防ぐ

WP Multibyte Patchは、日本語環境でWordPressを利用する際に発生しやすい文字化けを防ぐのに便利なプラグインです。
WordPressはもともと英語を基準に開発されているため、日本語を使用すると、文字化けや文字数カウントの不具合などが起こることがあります。
このプラグインを最初に導入しておけば、そうした日本語特有のトラブルを未然に防ぎ、安心してブログ運営を行えます。
WP Multibyte Patchの特徴
- 日本語特有の文字化け防止
- 文字数カウントの修正
- 日本語特有のバグ修正
- メール送信時の文字化け解消
このプラグインを導入することで、これらの機能が利用可能になります。
特に、投稿エディタでの文字数カウントが正確になるため、SEO対策にも貢献します。
さらに、検索機能も日本語に最適化され、サイト内検索の精度が向上します。
WP Multibyte Patchは、日本語環境のWordPress公式も推奨する定番プラグインであり、その信頼性は高いと言えます。
日本語サイトを運営するなら、WP Multibyte Patchもとりあえず入れておいて損のない、必須とも言えるプラグインの一つです。
Flexible Table Blockは簡単に見やすい表を作れる

Flexible Table Blockは、初心者の方でも見やすい表を簡単に作れるプラグインです。
このプラグインを使うことでセルの結合を行えます。
デフォルト形式の「テーブル」を使うと結合ができないですが、このプラグインを使うことで以下のように表を作成できます。

このプラグイン一つで、比較表やランキング形式など自由自在に作成できます。
さらに、テーブルの横スクロール表示はもちろん、セルの幅や一つひとつの配色まで、思いのままにカスタマイズ可能です。
Flexible Table Blockの特徴
- 直感的な操作でテーブル作成
- スマホなど各媒体のレスポンシブ対応
- 豊富なカスタマイズ機能
- 枠線のアレンジ
Flexible Table Blockを使えば、専門的な知識は不要で、初心者の方でも簡単にテーブルを作成や編集を行えます。
さらに、豊富なカスタマイズ機能も魅力の一つです。
文字の色やサイズ、背景色などを細部にわたってデザインの調整できます。
これらの特徴により、このプラグインを使うことで自分のサイトのテーマに違和感のないテーブルを作成することが可能です。
ブログ運営で「見やすさ」を重視したい方や表作成を頻繁に行う方はFlexible Table Blockを使ってみてください。
Broken Link Checkerはリンク切れを自動検知・通知する

Broken Link Checkerは、リンク切れが起こった際に自動で検知・通知してくれるプラグインです。
リンク切れとは、URLを踏んでウェブサイトに訪れた際に「そのサイトの運営が閉鎖している」「記事が削除された」などの何らかの理由でそのページを閲覧できない状態を指します。
リンク切れが起こるとこのように表示されます。

このように表示されてしまえば、ユーザーにストレスを与えてしまうだけではなく、本来得られるはずだった広告からの収益が得られなくなります。
さらに、リンク切れを放置することは、サイトの信頼性を大きく損ない、SEO評価の低下にもつながりかねません。
そのため、必ずリンク切れチェックを行わなければなりません。
このプラグインを使えば、面倒なリンク切れチェックの手作業が不要になります。
このプラグインは、リンク切れを自動で検知してくれるうえに、見つけ次第、すぐに通知までしてくれます。
ダッシュボード上でリンク切れのカ所が一目でわかり、修正作業もスムーズに行えます。
日々のリンク切れチェック時間が大幅に短縮できるので、ブログ運営の効率化を図るためにも、最初に導入しておきましょう。
Table of Contents Plusは記事の目次を自動生成できる

Table of Contents Plusは、記事の目次を自動生成してくれる非常に便利なプラグインです。
目次を使うことにより、サイト全体の視認性が上がりユーザー満足度も向上するので、このプラグインも最初の段階に入れておきましょう。
さらに、SEO効果も期待でき、検索エンジンがコンテンツの構造を理解しやすくなるため、検索順位の向上にもつながる可能性があります。
特に長文の記事やコンテンツが豊富なサイトでは、目次の導入はユーザーにとって必須と言えるでしょう。
参考例として、本記事の目次を紹介します。

上記のように目次を導入することにより、読者の知りたい情報に一瞬で遷移できます。
また、クリック一つで目的のカ所へ瞬時に移動できるため、読者のストレスを軽減し、サイトの滞在時間延長にも貢献します。
Table of Contents Plusの特徴
- 自動で目次を生成
- 枠線や色など細かいカスタマイズが可能
- 目次から見出しに移動可能
- 記事ごとに目次の表示・非表示設定が可能
以上のことが、このプラグイン一つで行えます。
目次から見出しにワンクリックで移動ができたり、記事ごとに目次の非表示・表示の設定ができることからSEO対策にも非常に有効です。
このプラグインも最初に導入しておきましょう。
SEO対策に強くなる初心者必須の定番プラグイン3選
ブログのSEOについて考えている方に向けて、SEO対策に強くなる初心者でも使いやすい定番プラグインについて紹介します。
SEO対策向けのおすすめのプラグインは以下の3つです。
- All in One SEO
- XML Sitemaps
- Rank Math
それでは、一つずつ解説していきます。
All in One SEOは初心者でも簡単にSEO対策を強化

All in One SEOは、SEO強化に有効なさまざまな機能を搭載したプラグインです。
このプラグインを使うことでSEOに対する基本的な対策が可能です。
SEOとは、「Search Engine Optimization」の略で、日本語では「検索エンジン最適化」と呼ばれます。
これは、Googleなどの検索エンジンで自分のサイトが上の方に表示されるように工夫することです。
SEO対策を行うことで、サイトが多くの人の目に留まりやすくなり、閲覧数が増えます。
その結果、商品の売上や広告収入などの収益アップにもつながります。
All In One SEOの特徴
- 検索結果に目立つ表示ができる
- サイトの問題点を教えてくれる
- パンくずリストの設定
- ノーインデックスの設定
All in One SEOでは、検索結果に表示させたくないページを「ノーインデックス」に設定できます。
たとえば、SEOの観点で重要度が低い記事や、日記のような内容にこの設定を適用することで、検索エンジンにそのページをインデックス(登録)させないようにできます。
これにより、検索エンジンはサイト全体を「専門性が高く、質の高い情報を提供しているサイト」と評価しやすくなり、結果的にSEO効果にポジティブな影響を与えます。
また、パンくずリストとは、サイト内で階層的なナビゲーションを表示する仕組みのことを指します。

このように階層的にナビゲーションを表示することで、ユーザーがサイト内を簡単に移動でき、回遊率が向上します。
パンくずリストにより、ユーザーの満足度が高まり、結果的にSEOでも上位表示されやすくなります。
上記で説明したこと以外にもSEOに関する、さまざまなことが可能ですので、SEOについて少しでも考えている人は必ず導入しておきましょう。
XML SitemapsはGoogleへのインデックス登録を簡単に

XML Sitemapsは、Googleへのインデックス登録を簡単にできるようになるプラグインです。
XML Sitemapsでできることは以下の4つです。
XML Sitemapsの特徴
- サイトマップを自動生成|サイトのページや投稿を自動的にリストアップして、検索エンジンに効率的にインデックスさせる
- 検索エンジンに最適化されたサイトマップを作成|GoogleやBingなどの検索エンジンに最適な形式でサイトマップを提供
- 更新情報を自動で通知|新しいページを公開したり、既存ページを更新した際に、検索エンジンに自動で通知
- 重要なページを優先的にインデックス|サイト内で重要なページを設定して、検索エンジンに優先的にインデックスしてもらう
このプラグインを使うことによって検索エンジンにサイト全体の構成を伝えるXMLサイトマップを自動で作ってくれます。
手動で行うとかなり手間がかかるため、自動化ツールを使いましょう。
XML Sitemapsを使えばGoogleへのインデックス登録が難しい知識が不要で簡単にできるのでこちらもSEO対策に必須級のプラグインです。
Rank Mathは記事のSEOスコアを具体的に改善できる

Rank Mathは、AIを搭載したSEO対策に超特化したプラグインです。
AIを使用した初のプラグインで、記事のスコア化、分析、サイトマップ作成など、さまざまな作業を自動で行ってくれます。
Rank Math(無料版)でできること
- サイトマップの作成
- サイトや記事全体のスコア化
- Googleサービス(Google AnalyticsやSearch Console)との連携
- 内部・外部リンク設定
- XMLサイトマップの自動生成
- コンテンツ改善のAI提案
このプラグインは初心者の方にも難しい設定や知識がなくても効果的なSEO施策が行えるため、非常におすすめのプラグインです。
基本的なSEO対策に加えて、AIによるリアルタイムのアドバイスが受けられるため、質の高いコンテンツ作成にもつながります。
次に、セキュリティ対策として必ず導入しておきたいプラグインをご紹介します。
セキュリティ対策に必ず入れたい基本のプラグイン2選
続いて、セキュリティ対策に必ず入れたい基本のプラグインを紹介します。
セキュリティ対策向けのプラグインは以下の2つです。
- SiteGuard WP Plugin
- Akismet
それでは、一つずつ解説していきます。
SiteGuard WP Pluginは不正ログインを効果的に防止

SiteGuard WP Pluginは、不正ログインを効果的に防止してくれるプラグインです。
このプラグインを使うことで以下のようなセキュリティ対策が可能になります。
SiteGuard WP Pluginの特徴
- ログインページのURL変更
- ログインロック
- 管理ページのアクセス制限
- ログインページのURL変更
WordPressはセキュリティ対策をしなければ不正アクセスのリスクが高まります。
そのため、不正ログイン防止などのセキュリティ対策を行う必要があります。
他のセキュリティプラグインと比較しても、SiteGuard WP Pluginは軽量で動作が安定しており、日本語にも対応しているため、国内ユーザーにとって非常に扱いやすい点が特徴です。
また、設定も直感的に行えるため、WordPress初心者でも安心して利用できます。
さらに、SiteGuard WP Pluginは中でも「ログインページのURL変更機能」が非常に効果的です。
ログインページのURLを変更した際は管理画面にアクセスできなくなる恐れがあるため、新しいURLを必ず控えておくようにしましょう。
これからWordPressサイトを始める方や、セキュリティ対策がまだの方は、最初に導入しておきたいプラグインの一つです。
Akismetはスパムコメントを自動的にシャットアウト

Akismetは、スパムコメントを自動的にシャットアウトしてくれるプラグインです。
スパムコメントとは、関係のない宣伝やいたずら目的で投稿される、迷惑なコメントのことを指します。
このプラグインはWordPressの立ち上げ時から最初から実装されているプラグインであるため、有効化してしまえばすぐにでも利用できます。
Akismetの特徴は以下の4つです。
Akismetの特徴
- スパムコメントの自動フィルタリング
- コメント履歴の管理
- 簡単な設定と導入
- URLの可視化
スパムコメントを削除する手間やコメント管理の手間が一気に省けますので、このプラグインも導入しましょう。
WordPress立ち上げ時に最初から入っているプラグインのため、コメント欄を非公開にしている方は不要なので削除しましょう。
WordPressのブログ運営では、トラブルに備えてバックアップを取っておくことが重要です。
ここからは、バックアップを自動で取ってくれたり、必要なときにすぐ復元できるプラグインを紹介していきます。
バックアップを自動化してトラブル時に備えるプラグイン2選
ブログを運営しているとウィルスの感染や不正アクセスなどにより、ブログのデータが消失するリスクがあります。
データ消失のリスクに備えてバックアップをする必要があります。
これから、バックアップの自動化やトラブルの際に役立つプラグインについてご紹介します。
おすすめのプラグインは以下の2つです。
- BackWPup
- UpdraftPlus
1つずつわかりやすく解説していきます。
BackWPupはバックアップを定期的に自動取得する

BackWPupは、バックアップを定期的に自動取得してくれる非常に優秀なプラグインの一つです。
定期的に記事や画像を含むコンテンツをバックアップしてくれて頻度は毎月・毎週・毎日・毎時の4つから選択できます。
基本的に、高頻度でサイト更新をしない限り、バックアップの頻度を「毎週」に選択すると良いでしょう。
また、BackWPupでできることは以下の4つです。
BackWPupの特徴
- 定期バックアップ
- Dropboxなどのクラウドストレージサービスが使える
- 復元も簡単(有料プラン)
- Googleドライブへのバックアップもできる(有料プラン)
復元機能やGoogleドライブとの連携など一部の機能は有料プラン限定となっているため、復元作業もスムーズに行いたい場合は、有料版の利用する必要があります。
しかし、無料版でも基本的なバックアップ機能は十分に活用できますので、このプラグインも早い段階で導入しておきましょう。
UpdraftPlusは初心者でも簡単にデータを復元できる

UpdraftPlusは、初心者でも簡単にデータを復元できるおすすめのバックアップ向けプラグインです。
このプラグインでは、無料でGoogleドライブ、Dropboxなどのバックアップを行えます。
UpdraftPlusの特徴は以下の4つです。
UpdraftPlusの特徴
- 日本語対応
- 3クリックでデータの復元ができる
- 復元も管理画面から簡単にできる
- バックアップ頻度を選べる
このプラグインはたったの3クリックでデータの復元ができるため、初心者の方でも扱いやすいのが魅力です。
BackWPupと比較すると利用者数は劣りますが、300万以上のサイトにインストールされていることから非常に人気が高く、信頼性の高いプラグインと言えます。
そのため、大手の安心感で選ぶならBackWPup、操作の手軽さで選ぶなら、UpdraftPlusといった基準でバックアップ向けのプラグインを導入すると良いでしょう。
サイト表示速度を改善して快適にするプラグイン2選
Webサイトを運営する上で、ページの表示速度はユーザー体験を左右する重要な要素です。
表示が遅ければ、ユーザーの離脱を招き、信頼性やSEOにも悪影響を与える可能性があります。
そこで、ページの読み込み速度を改善し、サイトをより快適にするためのおすすめプラグインを2つご紹介します。
表示速度の改善に有効なプラグインは以下の2つです。
- WP Fastest Cache
- EWWW Image Optimizer
それぞれ、一つずつ解説していきます。
WP Fastest Cacheはサイトの高速表示を手軽に実現

WP Fastest Cacheは、キャッシュを利用してページの表示速度を高速化してくれるプラグインです。
キャッシュとは、一度表示したサイトのページのを一時的に保存しておくことで、次に同じページを開くときに素早く表示できる仕組みです。
日本語にも対応していて操作性がシンプルなため、サイトを立ち上げたばかりの初心者の方でも非常に扱いやすいプラグインです。
このプラグインの特徴は以下の4つです。
WP Fastest Cacheの特徴
- ページキャッシュの生成
- キャッシュプリロード
- シンプルな設定画面
- 日本語対応
キャッシュプリロードとは、事前にキャッシュを読み込んでおくことによってサイトの表示速度を高速化する仕組みのことを言います。
テーマによっては十分にサイトの表示速度を高速化してくれる機能が備わっている場合もあるため、必要に応じて導入を検討しましょう。
EWWW Image Optimizerは画像を圧縮し読み込みを高速化

EWWW Image Optimizerは、サイトに画像をアップロードする際に画像を圧縮してくれるプラグインです。
画像を圧縮することによってサイトやページの読み込み速度が結果的に高速化します。
高速化することによってサイトの表示までの読み込み時間が短くなり読者のストレス低下につながります。
そのため、ユーザーフレンドリーなブログ運営を考えている方は、このプラグインも導入しておきましょう。
このプラグインの特徴は以下の4つです。
EWWW Image Optimizerの特徴
- 画像の圧縮化
- jpeg・PNGなどのさまざまな画像形式に対応
- 画像の一括最適化
- 画質を変えずに圧縮できる
このプラグインはサイト最適化に非常に人気のあるプラグインです。最大の特徴としては画質を変えずに画像の圧縮が行えるため、図解や写真といった画像自体の見やすさを損ないません。
操作性がシンプルなため、初心者の方も非常に扱いやすいのも魅力です。
画像を頻繁に使うサイトを運営しているなら、このプラグインも早めに導入しましょう。
WordPressプラグインを導入するときのポイント
ブログ運営においてプラグインは欠かせません。
ですが、たくさん入れすぎるとプラグイン同士でトラブルを起こしてしまったり、サイトが重くなるといった悪影響を及ぼす場合があります。
WordPressプラグインの導入時にいくつか押さえておくべきポイントがありますのでポイントを押さえた上で快適なブログ運営をしていきましょう!
- プラグインは必要最低限だけ導入するのが鉄則
- プラグイン同士の相性にも注意が必要!競合はない?
- プラグインを選ぶときは更新頻度や口コミもチェック
ここからは、WordPressプラグインを導入するときのポイントについて解説していきます。
プラグインは必要最低限だけ導入するのが鉄則
プラグインは必要最低限だけ導入しましょう。
なぜなら、複数のプラグインを同時に使うことで、互いに干渉し合い、予期せぬ不具合が発生する場合があります。
たとえば、セキュリティ対策のプラグインを複数導入したことによって、それぞれのプラグインが干渉し合い、一部の機能が正しく動作しなくなるといったトラブルの事例が挙げられます。
したがって、本記事で紹介しているプラグインについても、自身のブログ運営の目的に合わせて選び、一つの機能につき一つのプラグインのみを導入するようにしましょう。
また、コメント機能を使用しない場合は、スパム対策用のプラグインは不要です。
加えて、初期状態でインストールされている「Hello Dolly」などの不要なプラグインも、早い段階で削除しておきましょう。
必要最低限のプラグインのみを導入して、ユーザーにもブログ運営者自身にも快適なブログ運営を目指しましょう。
プラグイン同士の相性にも注意が必要!競合はない?
プラグインを導入する際には、単にプラグインを必要最低限に抑えるだけでなく、プラグイン同士の相性にも十分な注意を払う必要があります。
異なるプラグインが同じ機能や領域に干渉することで、予期しない競合が発生する場合があります。
競合が起こりやすい例
- テーマと機能が重複してしまっているプラグイン
- セキュリティ面で機能が重複しているプラグイン
- 複数のキャッシュ系プラグインの導入
- 投稿・固定ページの編集画面に関連する機能を持つ複数のプラグイン
競合が発生すると、サイトの表示崩れ、機能の停止、管理画面へのアクセスができなくなるといった、さまざまなトラブルを引き起こす可能性があります。
そのため、新しいプラグインを導入する際は必ず、「機能が重複していないか」すでに導入しているプラグインを再確認しましょう。
プラグインを選ぶときは更新頻度や口コミもチェック
プラグインを選ぶときは更新頻度や口コミのチェックも欠かせません。
プラグインの導入時には、更新頻度やレビューを閲覧できます。

こちらは、セキュリティ対策向けのプラグイン「Akismet」のプラグイン導入時の画像です。
導入時に見るべきポイントは、「アップデートの最終更新」と「評価の平均」の部分です。
アップデートの最終更新の頻度が高いプラグインは、プラグインのバグの修正や最新のWordPressのバージョンに対応している場合が多いです。
反対に、更新頻度が低いプラグインは情報の脆弱性のリスクや互換性の問題を抱えている場合があります。
加えて、プラグインの「評価の平均」部分を導入前に確認することで、実際の使用感や問題点をある程度事前に把握できますので、必ず評価の確認も欠かさずに行うようにしましょう。
プラグインによっては、サポートフォーラムが活発だったり、開発者が質問に迅速に回答している場合もあります。
導入後に安心して使える大きな要素となるため、「サポートがしっかりしているか」も事前に確認しておきましょう。
最終更新が1年以上前のプラグインは使わないほうが安全
また、アップデートの最終更新が1年以上前のプラグインは使わないほうが安全です。
前述の通り、最終更新の頻度が低いプラグインを使ってしまうと情報の脆弱性のリスクにより、不正アクセスなどの問題を抱えているためです。
セキュリティの観点から、プラグインのアップデートもこまめに行っておきましょう。
プラグインのアップデートの際は、右側にある「自動更新有効化」というボタンをクリックすれば、自動でプラグインの定期アップデートを行ってくれますので早い段階でこちらも有効化しておきましょう。

- 必要最低限のプラグインのみ入れる
- 競合に気をつける
- 更新頻度や口コミをチェックする
プラグインの導入時には、これらの3つの項目に気をつけ、快適なブログ運営をしていきましょう。
WordPressプラグインのインストール方法を初心者向けに解説
「おすすめのプラグインはわかったけど実際どうやって導入すればいいかわからない」
このような方に向けてWordPressプラグインのインストール方法を初心者向けに解説していきます。
インストール方法は非常に簡単で初心者でも一つのプラグインにつき、1分程度で導入できます。
数分程度で完了しますので一緒に導入していきましょう!
- プラグインはWordPress管理画面から簡単にインストール可能
- 公式外のプラグインはセキュリティ面から利用を避けるのが無難
それでは、「Akismet」を具体例に一つずつ詳しく解説していきます。
プラグインはWordPress管理画面から簡単にインストール可能
プラグインはWordPressの管理画面から簡単にインストールが可能です。
プラグインの導入は全部で3ステップです。
ステップ1|管理画面へログイン
まずは、管理画面に入りましょう。入った際に「プラグイン」という項目をクリックします。
ステップ2|「新規プラグインを追加」をクリック
その際に「プラグイン」→「新規プラグインを追加」をクリックし、検索窓にプラグインの名前を入力します。
①

ステップ3|プラグインを有効化する
検索窓にプラグインの名前を入力したら、プラグインの名前の隣に「今すぐインストール」というボタンが表示されます。
②

「今すぐインストール」をクリックしましょう。
クリックして数秒待つと、以下のような画面が表示されます。
③

プラグインの隣に「有効化」というボタンが表示されますので最後に有効化をクリックすれば完了です。
公式外のプラグインはセキュリティ面から利用を避けるのが無難

プラグインには、WordPressディレクトリ内にある公式のプラグインと非公式のプラグインの2種類があります。
公式のプラグインは、WordPressコミュニティなどによる厳格なセキュリティチェックを受けているため、安心して利用できます。
また、WordPressのアップデートにも比較的迅速に対応しているため、互換性の問題も起こりにくい傾向があります。
反対に、インターネット上に多く出回っている非公式の審査を通過していないプラグインは、そもそものセキュリティ対策が不十分の場合があったり、悪意のあるコードが含まれている可能性があります。
WordPressとの互換性も悪いものや、定期的なアップデートが行われていないものも数多くあります。
これらの理由から、非公式のプラグインの導入は情報漏洩やウィルス感染、システムエラーのリスクが高まる要因となります。
そのため、WordPress非公式のプラグインはセキュリティ面から利用を避けるのが無難でしょう。
WordPressプラグインでよくあるトラブルと解決策
WordPressプラグインは、サイトの機能を大幅に拡張する便利なツールですが、導入や運用中にいくつかのトラブルが発生することがあります。
ここでは、プラグイン導入時に起こりがちなトラブルの具体例と、それぞれの解決策については下記の通りです。
- プラグイン導入後にサイトが表示されない時の対処法
- プラグインが原因でサイトが遅くなる場合の改善方法
- プラグインのアップデートエラーが出た時の対処法
それぞれ順に説明します。
プラグイン導入後にサイトが表示されない時の対処法
プラグインを導入した直後に、突然サイトが真っ白になったり、エラーメッセージが表示されたりすることがあります。
このような現象は、「ホワイトスクリーン・オブ・デス」とも呼ばれ、主にプラグインの競合やコードエラーが原因で発生します。
このような事態に直面した際に有効な対象法は以下の2つです。
- プラグインを一時的に無効化する
- レンタルサーバーのファイルマネージャーからプラグインを削除する
まずは、WordPressの管理画面に入れる場合、最後に導入したプラグインを無効化しましょう。
競合していたプラグインが原因であれば、これだけでサイトが正常に戻ることがあります。
もし管理画面にアクセスできない場合は、レンタルサーバーにログインしてファイルマネージャーを開き、「wp-content/plugins」フォルダ内の該当プラグインのフォルダ名を変更、または削除することで、強制的に無効化することが可能です。
さらに、サーバーのエラーログを確認することで、どのプラグインやファイルが原因となっているのかを特定できる場合があります。
原因がわからないまま操作を続けると、状況が悪化することもあるため、ログ確認も欠かさず行っておきましょう。
プラグインが原因でサイトが遅くなる場合の改善方法
WordPressサイトの表示速度が低下する要因のひとつに、プラグインが原因で遅くなる場合があります。
特に、同じような機能を持つプラグインが重複していたり、必要以上に多くのプラグインを導入している場合にサイトの読み込みが遅くなる原因となります。
その結果として、ユーザーの離脱率が高まったり、SEOパフォーマンスに悪影響を及ぼす可能性もあります。
このような事態を改善する方法は以下の4つです。
- 機能が似ている、または重複しているプラグインを削除する
- 不要なプラグインを削除する
- サイトが遅くなるプラグインを削除して軽量な類似プラグインを導入する
- キャッシュ系プラグインの導入する
本記事で紹介した、「WP Fastest Cache」などのキャッシュ系プラグインは、ページの表示速度を大幅に改善できますが、他のプラグインと競合するケースもあるため、事前に互換性やレビューなどをチェックすることが重要です。
また、プラグインの調整を行う際は、削除や切り替えによって予期しないトラブルが発生した際に、データ紛失のリスクを防ぐために必ず事前にデータのバックアップをしておきましょう。
プラグインのアップデートエラーが出た時の対処法
WordPressのプラグインを更新しようとした際に、「更新中にエラーが発生しました」「ダウンロードに失敗しました」といったエラーメッセージが表示されることがあります。
これらのアップデートエラーは、プラグインの競合やファイルの権限が原因で発生するケースが多いです。
アップデートエラーが出た時の対処法は以下の4つです。
- プラグインの無効化
- プラグインの再インストール
- ファイル権限を確認・修正する
- バックアップから復元
これらの対処法を順番に試すことで、多くの場合はアップデートエラーを解消できます。
まずは、WordPressの管理画面にログインし、該当のプラグインを一時的に無効化してから再度有効化、アップデートを行いましょう。
それでも改善しない場合は、公式サイトから最新バージョンをダウンロードし、手動で再インストールするのも有効です。
また、ファイルの権限が適切に設定されていないと、更新がブロックされる場合があります。
レンタルサーバーからファイルマネージャーにログインし、ファイル権限を確認しましょう。
以下の手順で確認できます。
- レンタルサーバーにログイン
- ファイルマネージャーを開く
- 「wp-content/plugins」フォルダを開く
- エラーが出ているプラグインのフォルダをダブルクリック
- ファイルのパーミッション(権限の変更)をクリック
- 権限の数値が755(フォルダ)、644(ファイル)になっているのを確認
それでも解決しない場合は、最終手段としてバックアップからの復元を検討しましょう。
WordPressプラグインについてよくある質問に回答
最後に、WordPressプラグインについてよくある質問に回答していきます。
ここでは、特に初心者の方からよく寄せられる疑問について、実践的な視点でお答えしていきます。
導入時に不安を感じている方は、ぜひ参考にしてみてください。
今回は、WordPressプラグインのおすすめ14選について解説していきました。
紹介したプラグインの中で、初心者の方が特に最初に絶対に入れるべきプラグインは、スパムコメントを防ぐ「Akismet」、サイトのSEO対策に役立つ「All in One SEO」または「Rank Math」、セキュリティ対策に「SiteGuard WP Plugin」をおすすめします。
また、見出しが必要となる本格的なブログ運営を考えている方は、目次生成プラグイン「Table of Contents Plus」、リンク切れチェックに「Broken Link Checker」、バックアップに「UpdraftPlus」も入れておくのがいいでしょう。
その他のプラグインは、目的に応じて導入を検討しましょう。
ご自身のサイトに合ったプラグインを見極めつつ、無理のない範囲で少しずつ導入していくことが、快適で安全なWordPress運用の第一歩となります。
有料プラグインと無料プラグインには、それぞれメリットとデメリットがあります。
本記事で紹介させていただいたプラグインは、どれも無料から始めても十分に多くの機能を備えているので、無料版の導入から始めると良いでしょう。
有料プラグインは、サポート体制が整っていたり、機能のカスタマイズ性が高いなど、より本格的なブログ運営に向いています。
特に、ECサイトの運営やオンライン予約など、高度な機能が求められる場合は、有料プラグインの導入を検討しましょう。
無料版では対応しきれない細かなニーズにも応えられるため、業務効率の向上にもつながります。
また、有料プラグインは定期的なアップデートや開発が継続されているケースが多く、セキュリティ面や互換性の面でも安心感があります。
特に、ビジネス用途で安定した運営を求める場合には、信頼性の高い有料プラグインを選ぶことで、トラブルのリスクを最小限に抑られます。
WordPressで使用中のプラグインを削除すると、サイトの機能や表示に影響が出る可能性があります。
具体的には、目次生成プラグインを削除するとページ内に表示されていた目次が突然消えてしまい、読者にとって記事全体が読みづらくなってしまいます。
その結果、ユーザーの離脱率が上がったり、回遊率の低下につながる恐れがあり、SEOにも強く悪影響を与える可能性があります。
また、「Contact Form 7」などのフォーム系やセキュリティ系のプラグインを削除してしまうと、外部からの攻撃リスクが高まる場合があります。
そのため、プラグインを削除する際は、そのプラグインの機能を把握した上でその代替手段を用意してから行うようにしましょう。
また、データ紛失のリスクに備えて、削除前にはバックアップを取っておくことをおすすめします。
WordPressのプラグイン更新通知が表示されると、「毎回手動で対応しなければいけないのか」と感じるかもしれません。
結論から言えば、「必ずしもすぐに対応する必要はありません」。
多くのプラグインは、自動更新を有効にしておくことで、通知に対して都度反応しなくても、バックグラウンドで最新バージョンにアップデートを行ってくれます。
そのため、セキュリティリスクの低減や最新機能を手間をかけることなく行えます。
ただし、大規模アップデートが行われる場合は、サイトの互換性の問題が起こる可能性があるため、自動更新を選択せずに、内容を確認してから手動で対応するのも一つの方法です。
また、頻繁な通知が煩わしい場合は、自動更新の通知をオフにすることで、日頃の通知に悩まされることがなくなるので、通知設定のオフも忘れずに行いましょう。

ABLENET
運営者情報
ABLENET®は株式会社ケイアンドケイコーポレーションが提供するホスティングサービスです。レンタルサーバー(共用サーバー)、VPS(仮想サーバー)、GPUサーバーを提供しています。
WordPressプラグインおすすめ14選!初心者が絶対入れておきたい無料版を厳選

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そこで本記事では、このようなお悩みを持つ方に向けて、WordPress運用におすすめのプラグインや導入方法について解説します。
本記事を読めば、ブログ運営の際に役立つプラグインやプラグインを導入する際のポイントがわかります。
今回は、ブログ運営に役立つプラグインの他にもSEO向け、セキュリティ向けのプラグインなど計14個のプラグインを紹介します。
また、記事の後半では、プラグインを導入する際のポイントや導入方法について解説していますので、ぜひ最後までご覧ください!

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WordPressプラグインおすすめ14選!無料版でも十分使える一覧
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それでは、一つずつ解説していきます。
ブログ運営に役立つ便利な機能拡張プラグイン5選
ブログ運営に役立つおすすめのプラグインは以下の5つです。
- Contact Form 7
- WP Multibyte Patch
- Flexible Table Block
- Broken Link Checker
- Table of Contents Plus
それぞれ順に解説します。
Contact Form 7はお問い合わせフォームを簡単に作成

Contact Form 7はお問い合わせフォームを簡単に作成できるプラグインです。
お問い合わせ先はブログ運営において重要です。
通常であれば、お問い合わせフォームの作成にはHTML編集などの高度なIT知識が必要です。
しかし、Contact Form 7を導入すれば、そういった手間が省けて、1分で初心者でも簡単に作成することが可能です。
問い合わせフォームを設置するメリットは、次の4つです。
問い合わせフォームを設置するメリット
- 仕事の依頼が舞い込みやすくなる
- グーグルアドセンスなどの広告審査に通りやすくなる
- ユーザーの利便性向上
- スパム対策になる
お問い合わせフォームを設置することによって、連絡を取りたい読者や企業さんと簡単に連絡を行えます。
また、メールアドレスを直接公開せずに済むため、迷惑メールやスパムのリスクを減らせます。
このあと紹介する「Akismet」というセキュリティ対策プラグインと組み合わせれば、さらなるスパム対策が可能です。
WP Multibyte Patchは日本語特有の文字化け問題を防ぐ

WP Multibyte Patchは、日本語環境でWordPressを利用する際に発生しやすい文字化けを防ぐのに便利なプラグインです。
WordPressはもともと英語を基準に開発されているため、日本語を使用すると、文字化けや文字数カウントの不具合などが起こることがあります。
このプラグインを最初に導入しておけば、そうした日本語特有のトラブルを未然に防ぎ、安心してブログ運営を行えます。
WP Multibyte Patchの特徴
- 日本語特有の文字化け防止
- 文字数カウントの修正
- 日本語特有のバグ修正
- メール送信時の文字化け解消
このプラグインを導入することで、これらの機能が利用可能になります。
特に、投稿エディタでの文字数カウントが正確になるため、SEO対策にも貢献します。
さらに、検索機能も日本語に最適化され、サイト内検索の精度が向上します。
WP Multibyte Patchは、日本語環境のWordPress公式も推奨する定番プラグインであり、その信頼性は高いと言えます。
日本語サイトを運営するなら、WP Multibyte Patchもとりあえず入れておいて損のない、必須とも言えるプラグインの一つです。
Flexible Table Blockは簡単に見やすい表を作れる

Flexible Table Blockは、初心者の方でも見やすい表を簡単に作れるプラグインです。
このプラグインを使うことでセルの結合を行えます。
デフォルト形式の「テーブル」を使うと結合ができないですが、このプラグインを使うことで以下のように表を作成できます。

このプラグイン一つで、比較表やランキング形式など自由自在に作成できます。
さらに、テーブルの横スクロール表示はもちろん、セルの幅や一つひとつの配色まで、思いのままにカスタマイズ可能です。
Flexible Table Blockの特徴
- 直感的な操作でテーブル作成
- スマホなど各媒体のレスポンシブ対応
- 豊富なカスタマイズ機能
- 枠線のアレンジ
Flexible Table Blockを使えば、専門的な知識は不要で、初心者の方でも簡単にテーブルを作成や編集を行えます。
さらに、豊富なカスタマイズ機能も魅力の一つです。
文字の色やサイズ、背景色などを細部にわたってデザインの調整できます。
これらの特徴により、このプラグインを使うことで自分のサイトのテーマに違和感のないテーブルを作成することが可能です。
ブログ運営で「見やすさ」を重視したい方や表作成を頻繁に行う方はFlexible Table Blockを使ってみてください。
Broken Link Checkerはリンク切れを自動検知・通知する

Broken Link Checkerは、リンク切れが起こった際に自動で検知・通知してくれるプラグインです。
リンク切れとは、URLを踏んでウェブサイトに訪れた際に「そのサイトの運営が閉鎖している」「記事が削除された」などの何らかの理由でそのページを閲覧できない状態を指します。
リンク切れが起こるとこのように表示されます。

このように表示されてしまえば、ユーザーにストレスを与えてしまうだけではなく、本来得られるはずだった広告からの収益が得られなくなります。
さらに、リンク切れを放置することは、サイトの信頼性を大きく損ない、SEO評価の低下にもつながりかねません。
そのため、必ずリンク切れチェックを行わなければなりません。
このプラグインを使えば、面倒なリンク切れチェックの手作業が不要になります。
このプラグインは、リンク切れを自動で検知してくれるうえに、見つけ次第、すぐに通知までしてくれます。
ダッシュボード上でリンク切れのカ所が一目でわかり、修正作業もスムーズに行えます。
日々のリンク切れチェック時間が大幅に短縮できるので、ブログ運営の効率化を図るためにも、最初に導入しておきましょう。
Table of Contents Plusは記事の目次を自動生成できる

Table of Contents Plusは、記事の目次を自動生成してくれる非常に便利なプラグインです。
目次を使うことにより、サイト全体の視認性が上がりユーザー満足度も向上するので、このプラグインも最初の段階に入れておきましょう。
さらに、SEO効果も期待でき、検索エンジンがコンテンツの構造を理解しやすくなるため、検索順位の向上にもつながる可能性があります。
特に長文の記事やコンテンツが豊富なサイトでは、目次の導入はユーザーにとって必須と言えるでしょう。
参考例として、本記事の目次を紹介します。

上記のように目次を導入することにより、読者の知りたい情報に一瞬で遷移できます。
また、クリック一つで目的のカ所へ瞬時に移動できるため、読者のストレスを軽減し、サイトの滞在時間延長にも貢献します。
Table of Contents Plusの特徴
- 自動で目次を生成
- 枠線や色など細かいカスタマイズが可能
- 目次から見出しに移動可能
- 記事ごとに目次の表示・非表示設定が可能
以上のことが、このプラグイン一つで行えます。
目次から見出しにワンクリックで移動ができたり、記事ごとに目次の非表示・表示の設定ができることからSEO対策にも非常に有効です。
このプラグインも最初に導入しておきましょう。
SEO対策に強くなる初心者必須の定番プラグイン3選
ブログのSEOについて考えている方に向けて、SEO対策に強くなる初心者でも使いやすい定番プラグインについて紹介します。
SEO対策向けのおすすめのプラグインは以下の3つです。
- All in One SEO
- XML Sitemaps
- Rank Math
それでは、一つずつ解説していきます。
All in One SEOは初心者でも簡単にSEO対策を強化

All in One SEOは、SEO強化に有効なさまざまな機能を搭載したプラグインです。
このプラグインを使うことでSEOに対する基本的な対策が可能です。
SEOとは、「Search Engine Optimization」の略で、日本語では「検索エンジン最適化」と呼ばれます。
これは、Googleなどの検索エンジンで自分のサイトが上の方に表示されるように工夫することです。
SEO対策を行うことで、サイトが多くの人の目に留まりやすくなり、閲覧数が増えます。
その結果、商品の売上や広告収入などの収益アップにもつながります。
All In One SEOの特徴
- 検索結果に目立つ表示ができる
- サイトの問題点を教えてくれる
- パンくずリストの設定
- ノーインデックスの設定
All in One SEOでは、検索結果に表示させたくないページを「ノーインデックス」に設定できます。
たとえば、SEOの観点で重要度が低い記事や、日記のような内容にこの設定を適用することで、検索エンジンにそのページをインデックス(登録)させないようにできます。
これにより、検索エンジンはサイト全体を「専門性が高く、質の高い情報を提供しているサイト」と評価しやすくなり、結果的にSEO効果にポジティブな影響を与えます。
また、パンくずリストとは、サイト内で階層的なナビゲーションを表示する仕組みのことを指します。

このように階層的にナビゲーションを表示することで、ユーザーがサイト内を簡単に移動でき、回遊率が向上します。
パンくずリストにより、ユーザーの満足度が高まり、結果的にSEOでも上位表示されやすくなります。
上記で説明したこと以外にもSEOに関する、さまざまなことが可能ですので、SEOについて少しでも考えている人は必ず導入しておきましょう。
XML SitemapsはGoogleへのインデックス登録を簡単に

XML Sitemapsは、Googleへのインデックス登録を簡単にできるようになるプラグインです。
XML Sitemapsでできることは以下の4つです。
XML Sitemapsの特徴
- サイトマップを自動生成|サイトのページや投稿を自動的にリストアップして、検索エンジンに効率的にインデックスさせる
- 検索エンジンに最適化されたサイトマップを作成|GoogleやBingなどの検索エンジンに最適な形式でサイトマップを提供
- 更新情報を自動で通知|新しいページを公開したり、既存ページを更新した際に、検索エンジンに自動で通知
- 重要なページを優先的にインデックス|サイト内で重要なページを設定して、検索エンジンに優先的にインデックスしてもらう
このプラグインを使うことによって検索エンジンにサイト全体の構成を伝えるXMLサイトマップを自動で作ってくれます。
手動で行うとかなり手間がかかるため、自動化ツールを使いましょう。
XML Sitemapsを使えばGoogleへのインデックス登録が難しい知識が不要で簡単にできるのでこちらもSEO対策に必須級のプラグインです。
Rank Mathは記事のSEOスコアを具体的に改善できる

Rank Mathは、AIを搭載したSEO対策に超特化したプラグインです。
AIを使用した初のプラグインで、記事のスコア化、分析、サイトマップ作成など、さまざまな作業を自動で行ってくれます。
Rank Math(無料版)でできること
- サイトマップの作成
- サイトや記事全体のスコア化
- Googleサービス(Google AnalyticsやSearch Console)との連携
- 内部・外部リンク設定
- XMLサイトマップの自動生成
- コンテンツ改善のAI提案
このプラグインは初心者の方にも難しい設定や知識がなくても効果的なSEO施策が行えるため、非常におすすめのプラグインです。
基本的なSEO対策に加えて、AIによるリアルタイムのアドバイスが受けられるため、質の高いコンテンツ作成にもつながります。
次に、セキュリティ対策として必ず導入しておきたいプラグインをご紹介します。
セキュリティ対策に必ず入れたい基本のプラグイン2選
続いて、セキュリティ対策に必ず入れたい基本のプラグインを紹介します。
セキュリティ対策向けのプラグインは以下の2つです。
- SiteGuard WP Plugin
- Akismet
それでは、一つずつ解説していきます。
SiteGuard WP Pluginは不正ログインを効果的に防止

SiteGuard WP Pluginは、不正ログインを効果的に防止してくれるプラグインです。
このプラグインを使うことで以下のようなセキュリティ対策が可能になります。
SiteGuard WP Pluginの特徴
- ログインページのURL変更
- ログインロック
- 管理ページのアクセス制限
- ログインページのURL変更
WordPressはセキュリティ対策をしなければ不正アクセスのリスクが高まります。
そのため、不正ログイン防止などのセキュリティ対策を行う必要があります。
他のセキュリティプラグインと比較しても、SiteGuard WP Pluginは軽量で動作が安定しており、日本語にも対応しているため、国内ユーザーにとって非常に扱いやすい点が特徴です。
また、設定も直感的に行えるため、WordPress初心者でも安心して利用できます。
さらに、SiteGuard WP Pluginは中でも「ログインページのURL変更機能」が非常に効果的です。
ログインページのURLを変更した際は管理画面にアクセスできなくなる恐れがあるため、新しいURLを必ず控えておくようにしましょう。
これからWordPressサイトを始める方や、セキュリティ対策がまだの方は、最初に導入しておきたいプラグインの一つです。
Akismetはスパムコメントを自動的にシャットアウト

Akismetは、スパムコメントを自動的にシャットアウトしてくれるプラグインです。
スパムコメントとは、関係のない宣伝やいたずら目的で投稿される、迷惑なコメントのことを指します。
このプラグインはWordPressの立ち上げ時から最初から実装されているプラグインであるため、有効化してしまえばすぐにでも利用できます。
Akismetの特徴は以下の4つです。
Akismetの特徴
- スパムコメントの自動フィルタリング
- コメント履歴の管理
- 簡単な設定と導入
- URLの可視化
スパムコメントを削除する手間やコメント管理の手間が一気に省けますので、このプラグインも導入しましょう。
WordPress立ち上げ時に最初から入っているプラグインのため、コメント欄を非公開にしている方は不要なので削除しましょう。
WordPressのブログ運営では、トラブルに備えてバックアップを取っておくことが重要です。
ここからは、バックアップを自動で取ってくれたり、必要なときにすぐ復元できるプラグインを紹介していきます。
バックアップを自動化してトラブル時に備えるプラグイン2選
ブログを運営しているとウィルスの感染や不正アクセスなどにより、ブログのデータが消失するリスクがあります。
データ消失のリスクに備えてバックアップをする必要があります。
これから、バックアップの自動化やトラブルの際に役立つプラグインについてご紹介します。
おすすめのプラグインは以下の2つです。
- BackWPup
- UpdraftPlus
1つずつわかりやすく解説していきます。
BackWPupはバックアップを定期的に自動取得する

BackWPupは、バックアップを定期的に自動取得してくれる非常に優秀なプラグインの一つです。
定期的に記事や画像を含むコンテンツをバックアップしてくれて頻度は毎月・毎週・毎日・毎時の4つから選択できます。
基本的に、高頻度でサイト更新をしない限り、バックアップの頻度を「毎週」に選択すると良いでしょう。
また、BackWPupでできることは以下の4つです。
BackWPupの特徴
- 定期バックアップ
- Dropboxなどのクラウドストレージサービスが使える
- 復元も簡単(有料プラン)
- Googleドライブへのバックアップもできる(有料プラン)
復元機能やGoogleドライブとの連携など一部の機能は有料プラン限定となっているため、復元作業もスムーズに行いたい場合は、有料版の利用する必要があります。
しかし、無料版でも基本的なバックアップ機能は十分に活用できますので、このプラグインも早い段階で導入しておきましょう。
UpdraftPlusは初心者でも簡単にデータを復元できる

UpdraftPlusは、初心者でも簡単にデータを復元できるおすすめのバックアップ向けプラグインです。
このプラグインでは、無料でGoogleドライブ、Dropboxなどのバックアップを行えます。
UpdraftPlusの特徴は以下の4つです。
UpdraftPlusの特徴
- 日本語対応
- 3クリックでデータの復元ができる
- 復元も管理画面から簡単にできる
- バックアップ頻度を選べる
このプラグインはたったの3クリックでデータの復元ができるため、初心者の方でも扱いやすいのが魅力です。
BackWPupと比較すると利用者数は劣りますが、300万以上のサイトにインストールされていることから非常に人気が高く、信頼性の高いプラグインと言えます。
そのため、大手の安心感で選ぶならBackWPup、操作の手軽さで選ぶなら、UpdraftPlusといった基準でバックアップ向けのプラグインを導入すると良いでしょう。
サイト表示速度を改善して快適にするプラグイン2選
Webサイトを運営する上で、ページの表示速度はユーザー体験を左右する重要な要素です。
表示が遅ければ、ユーザーの離脱を招き、信頼性やSEOにも悪影響を与える可能性があります。
そこで、ページの読み込み速度を改善し、サイトをより快適にするためのおすすめプラグインを2つご紹介します。
表示速度の改善に有効なプラグインは以下の2つです。
- WP Fastest Cache
- EWWW Image Optimizer
それぞれ、一つずつ解説していきます。
WP Fastest Cacheはサイトの高速表示を手軽に実現

WP Fastest Cacheは、キャッシュを利用してページの表示速度を高速化してくれるプラグインです。
キャッシュとは、一度表示したサイトのページのを一時的に保存しておくことで、次に同じページを開くときに素早く表示できる仕組みです。
日本語にも対応していて操作性がシンプルなため、サイトを立ち上げたばかりの初心者の方でも非常に扱いやすいプラグインです。
このプラグインの特徴は以下の4つです。
WP Fastest Cacheの特徴
- ページキャッシュの生成
- キャッシュプリロード
- シンプルな設定画面
- 日本語対応
キャッシュプリロードとは、事前にキャッシュを読み込んでおくことによってサイトの表示速度を高速化する仕組みのことを言います。
テーマによっては十分にサイトの表示速度を高速化してくれる機能が備わっている場合もあるため、必要に応じて導入を検討しましょう。
EWWW Image Optimizerは画像を圧縮し読み込みを高速化

EWWW Image Optimizerは、サイトに画像をアップロードする際に画像を圧縮してくれるプラグインです。
画像を圧縮することによってサイトやページの読み込み速度が結果的に高速化します。
高速化することによってサイトの表示までの読み込み時間が短くなり読者のストレス低下につながります。
そのため、ユーザーフレンドリーなブログ運営を考えている方は、このプラグインも導入しておきましょう。
このプラグインの特徴は以下の4つです。
EWWW Image Optimizerの特徴
- 画像の圧縮化
- jpeg・PNGなどのさまざまな画像形式に対応
- 画像の一括最適化
- 画質を変えずに圧縮できる
このプラグインはサイト最適化に非常に人気のあるプラグインです。最大の特徴としては画質を変えずに画像の圧縮が行えるため、図解や写真といった画像自体の見やすさを損ないません。
操作性がシンプルなため、初心者の方も非常に扱いやすいのも魅力です。
画像を頻繁に使うサイトを運営しているなら、このプラグインも早めに導入しましょう。
WordPressプラグインを導入するときのポイント
ブログ運営においてプラグインは欠かせません。
ですが、たくさん入れすぎるとプラグイン同士でトラブルを起こしてしまったり、サイトが重くなるといった悪影響を及ぼす場合があります。
WordPressプラグインの導入時にいくつか押さえておくべきポイントがありますのでポイントを押さえた上で快適なブログ運営をしていきましょう!
- プラグインは必要最低限だけ導入するのが鉄則
- プラグイン同士の相性にも注意が必要!競合はない?
- プラグインを選ぶときは更新頻度や口コミもチェック
ここからは、WordPressプラグインを導入するときのポイントについて解説していきます。
プラグインは必要最低限だけ導入するのが鉄則
プラグインは必要最低限だけ導入しましょう。
なぜなら、複数のプラグインを同時に使うことで、互いに干渉し合い、予期せぬ不具合が発生する場合があります。
たとえば、セキュリティ対策のプラグインを複数導入したことによって、それぞれのプラグインが干渉し合い、一部の機能が正しく動作しなくなるといったトラブルの事例が挙げられます。
したがって、本記事で紹介しているプラグインについても、自身のブログ運営の目的に合わせて選び、一つの機能につき一つのプラグインのみを導入するようにしましょう。
また、コメント機能を使用しない場合は、スパム対策用のプラグインは不要です。
加えて、初期状態でインストールされている「Hello Dolly」などの不要なプラグインも、早い段階で削除しておきましょう。
必要最低限のプラグインのみを導入して、ユーザーにもブログ運営者自身にも快適なブログ運営を目指しましょう。
プラグイン同士の相性にも注意が必要!競合はない?
プラグインを導入する際には、単にプラグインを必要最低限に抑えるだけでなく、プラグイン同士の相性にも十分な注意を払う必要があります。
異なるプラグインが同じ機能や領域に干渉することで、予期しない競合が発生する場合があります。
競合が起こりやすい例
- テーマと機能が重複してしまっているプラグイン
- セキュリティ面で機能が重複しているプラグイン
- 複数のキャッシュ系プラグインの導入
- 投稿・固定ページの編集画面に関連する機能を持つ複数のプラグイン
競合が発生すると、サイトの表示崩れ、機能の停止、管理画面へのアクセスができなくなるといった、さまざまなトラブルを引き起こす可能性があります。
そのため、新しいプラグインを導入する際は必ず、「機能が重複していないか」すでに導入しているプラグインを再確認しましょう。
プラグインを選ぶときは更新頻度や口コミもチェック
プラグインを選ぶときは更新頻度や口コミのチェックも欠かせません。
プラグインの導入時には、更新頻度やレビューを閲覧できます。

こちらは、セキュリティ対策向けのプラグイン「Akismet」のプラグイン導入時の画像です。
導入時に見るべきポイントは、「アップデートの最終更新」と「評価の平均」の部分です。
アップデートの最終更新の頻度が高いプラグインは、プラグインのバグの修正や最新のWordPressのバージョンに対応している場合が多いです。
反対に、更新頻度が低いプラグインは情報の脆弱性のリスクや互換性の問題を抱えている場合があります。
加えて、プラグインの「評価の平均」部分を導入前に確認することで、実際の使用感や問題点をある程度事前に把握できますので、必ず評価の確認も欠かさずに行うようにしましょう。
プラグインによっては、サポートフォーラムが活発だったり、開発者が質問に迅速に回答している場合もあります。
導入後に安心して使える大きな要素となるため、「サポートがしっかりしているか」も事前に確認しておきましょう。
最終更新が1年以上前のプラグインは使わないほうが安全
また、アップデートの最終更新が1年以上前のプラグインは使わないほうが安全です。
前述の通り、最終更新の頻度が低いプラグインを使ってしまうと情報の脆弱性のリスクにより、不正アクセスなどの問題を抱えているためです。
セキュリティの観点から、プラグインのアップデートもこまめに行っておきましょう。
プラグインのアップデートの際は、右側にある「自動更新有効化」というボタンをクリックすれば、自動でプラグインの定期アップデートを行ってくれますので早い段階でこちらも有効化しておきましょう。

- 必要最低限のプラグインのみ入れる
- 競合に気をつける
- 更新頻度や口コミをチェックする
プラグインの導入時には、これらの3つの項目に気をつけ、快適なブログ運営をしていきましょう。
WordPressプラグインのインストール方法を初心者向けに解説
「おすすめのプラグインはわかったけど実際どうやって導入すればいいかわからない」
このような方に向けてWordPressプラグインのインストール方法を初心者向けに解説していきます。
インストール方法は非常に簡単で初心者でも一つのプラグインにつき、1分程度で導入できます。
数分程度で完了しますので一緒に導入していきましょう!
- プラグインはWordPress管理画面から簡単にインストール可能
- 公式外のプラグインはセキュリティ面から利用を避けるのが無難
それでは、「Akismet」を具体例に一つずつ詳しく解説していきます。
プラグインはWordPress管理画面から簡単にインストール可能
プラグインはWordPressの管理画面から簡単にインストールが可能です。
プラグインの導入は全部で3ステップです。
ステップ1|管理画面へログイン
まずは、管理画面に入りましょう。入った際に「プラグイン」という項目をクリックします。
ステップ2|「新規プラグインを追加」をクリック
その際に「プラグイン」→「新規プラグインを追加」をクリックし、検索窓にプラグインの名前を入力します。
①

ステップ3|プラグインを有効化する
検索窓にプラグインの名前を入力したら、プラグインの名前の隣に「今すぐインストール」というボタンが表示されます。
②

「今すぐインストール」をクリックしましょう。
クリックして数秒待つと、以下のような画面が表示されます。
③

プラグインの隣に「有効化」というボタンが表示されますので最後に有効化をクリックすれば完了です。
公式外のプラグインはセキュリティ面から利用を避けるのが無難

プラグインには、WordPressディレクトリ内にある公式のプラグインと非公式のプラグインの2種類があります。
公式のプラグインは、WordPressコミュニティなどによる厳格なセキュリティチェックを受けているため、安心して利用できます。
また、WordPressのアップデートにも比較的迅速に対応しているため、互換性の問題も起こりにくい傾向があります。
反対に、インターネット上に多く出回っている非公式の審査を通過していないプラグインは、そもそものセキュリティ対策が不十分の場合があったり、悪意のあるコードが含まれている可能性があります。
WordPressとの互換性も悪いものや、定期的なアップデートが行われていないものも数多くあります。
これらの理由から、非公式のプラグインの導入は情報漏洩やウィルス感染、システムエラーのリスクが高まる要因となります。
そのため、WordPress非公式のプラグインはセキュリティ面から利用を避けるのが無難でしょう。
WordPressプラグインでよくあるトラブルと解決策
WordPressプラグインは、サイトの機能を大幅に拡張する便利なツールですが、導入や運用中にいくつかのトラブルが発生することがあります。
ここでは、プラグイン導入時に起こりがちなトラブルの具体例と、それぞれの解決策については下記の通りです。
- プラグイン導入後にサイトが表示されない時の対処法
- プラグインが原因でサイトが遅くなる場合の改善方法
- プラグインのアップデートエラーが出た時の対処法
それぞれ順に説明します。
プラグイン導入後にサイトが表示されない時の対処法
プラグインを導入した直後に、突然サイトが真っ白になったり、エラーメッセージが表示されたりすることがあります。
このような現象は、「ホワイトスクリーン・オブ・デス」とも呼ばれ、主にプラグインの競合やコードエラーが原因で発生します。
このような事態に直面した際に有効な対象法は以下の2つです。
- プラグインを一時的に無効化する
- レンタルサーバーのファイルマネージャーからプラグインを削除する
まずは、WordPressの管理画面に入れる場合、最後に導入したプラグインを無効化しましょう。
競合していたプラグインが原因であれば、これだけでサイトが正常に戻ることがあります。
もし管理画面にアクセスできない場合は、レンタルサーバーにログインしてファイルマネージャーを開き、「wp-content/plugins」フォルダ内の該当プラグインのフォルダ名を変更、または削除することで、強制的に無効化することが可能です。
さらに、サーバーのエラーログを確認することで、どのプラグインやファイルが原因となっているのかを特定できる場合があります。
原因がわからないまま操作を続けると、状況が悪化することもあるため、ログ確認も欠かさず行っておきましょう。
プラグインが原因でサイトが遅くなる場合の改善方法
WordPressサイトの表示速度が低下する要因のひとつに、プラグインが原因で遅くなる場合があります。
特に、同じような機能を持つプラグインが重複していたり、必要以上に多くのプラグインを導入している場合にサイトの読み込みが遅くなる原因となります。
その結果として、ユーザーの離脱率が高まったり、SEOパフォーマンスに悪影響を及ぼす可能性もあります。
このような事態を改善する方法は以下の4つです。
- 機能が似ている、または重複しているプラグインを削除する
- 不要なプラグインを削除する
- サイトが遅くなるプラグインを削除して軽量な類似プラグインを導入する
- キャッシュ系プラグインの導入する
本記事で紹介した、「WP Fastest Cache」などのキャッシュ系プラグインは、ページの表示速度を大幅に改善できますが、他のプラグインと競合するケースもあるため、事前に互換性やレビューなどをチェックすることが重要です。
また、プラグインの調整を行う際は、削除や切り替えによって予期しないトラブルが発生した際に、データ紛失のリスクを防ぐために必ず事前にデータのバックアップをしておきましょう。
プラグインのアップデートエラーが出た時の対処法
WordPressのプラグインを更新しようとした際に、「更新中にエラーが発生しました」「ダウンロードに失敗しました」といったエラーメッセージが表示されることがあります。
これらのアップデートエラーは、プラグインの競合やファイルの権限が原因で発生するケースが多いです。
アップデートエラーが出た時の対処法は以下の4つです。
- プラグインの無効化
- プラグインの再インストール
- ファイル権限を確認・修正する
- バックアップから復元
これらの対処法を順番に試すことで、多くの場合はアップデートエラーを解消できます。
まずは、WordPressの管理画面にログインし、該当のプラグインを一時的に無効化してから再度有効化、アップデートを行いましょう。
それでも改善しない場合は、公式サイトから最新バージョンをダウンロードし、手動で再インストールするのも有効です。
また、ファイルの権限が適切に設定されていないと、更新がブロックされる場合があります。
レンタルサーバーからファイルマネージャーにログインし、ファイル権限を確認しましょう。
以下の手順で確認できます。
- レンタルサーバーにログイン
- ファイルマネージャーを開く
- 「wp-content/plugins」フォルダを開く
- エラーが出ているプラグインのフォルダをダブルクリック
- ファイルのパーミッション(権限の変更)をクリック
- 権限の数値が755(フォルダ)、644(ファイル)になっているのを確認
それでも解決しない場合は、最終手段としてバックアップからの復元を検討しましょう。
WordPressプラグインについてよくある質問に回答
最後に、WordPressプラグインについてよくある質問に回答していきます。
ここでは、特に初心者の方からよく寄せられる疑問について、実践的な視点でお答えしていきます。
導入時に不安を感じている方は、ぜひ参考にしてみてください。
今回は、WordPressプラグインのおすすめ14選について解説していきました。
紹介したプラグインの中で、初心者の方が特に最初に絶対に入れるべきプラグインは、スパムコメントを防ぐ「Akismet」、サイトのSEO対策に役立つ「All in One SEO」または「Rank Math」、セキュリティ対策に「SiteGuard WP Plugin」をおすすめします。
また、見出しが必要となる本格的なブログ運営を考えている方は、目次生成プラグイン「Table of Contents Plus」、リンク切れチェックに「Broken Link Checker」、バックアップに「UpdraftPlus」も入れておくのがいいでしょう。
その他のプラグインは、目的に応じて導入を検討しましょう。
ご自身のサイトに合ったプラグインを見極めつつ、無理のない範囲で少しずつ導入していくことが、快適で安全なWordPress運用の第一歩となります。
有料プラグインと無料プラグインには、それぞれメリットとデメリットがあります。
本記事で紹介させていただいたプラグインは、どれも無料から始めても十分に多くの機能を備えているので、無料版の導入から始めると良いでしょう。
有料プラグインは、サポート体制が整っていたり、機能のカスタマイズ性が高いなど、より本格的なブログ運営に向いています。
特に、ECサイトの運営やオンライン予約など、高度な機能が求められる場合は、有料プラグインの導入を検討しましょう。
無料版では対応しきれない細かなニーズにも応えられるため、業務効率の向上にもつながります。
また、有料プラグインは定期的なアップデートや開発が継続されているケースが多く、セキュリティ面や互換性の面でも安心感があります。
特に、ビジネス用途で安定した運営を求める場合には、信頼性の高い有料プラグインを選ぶことで、トラブルのリスクを最小限に抑られます。
WordPressで使用中のプラグインを削除すると、サイトの機能や表示に影響が出る可能性があります。
具体的には、目次生成プラグインを削除するとページ内に表示されていた目次が突然消えてしまい、読者にとって記事全体が読みづらくなってしまいます。
その結果、ユーザーの離脱率が上がったり、回遊率の低下につながる恐れがあり、SEOにも強く悪影響を与える可能性があります。
また、「Contact Form 7」などのフォーム系やセキュリティ系のプラグインを削除してしまうと、外部からの攻撃リスクが高まる場合があります。
そのため、プラグインを削除する際は、そのプラグインの機能を把握した上でその代替手段を用意してから行うようにしましょう。
また、データ紛失のリスクに備えて、削除前にはバックアップを取っておくことをおすすめします。
WordPressのプラグイン更新通知が表示されると、「毎回手動で対応しなければいけないのか」と感じるかもしれません。
結論から言えば、「必ずしもすぐに対応する必要はありません」。
多くのプラグインは、自動更新を有効にしておくことで、通知に対して都度反応しなくても、バックグラウンドで最新バージョンにアップデートを行ってくれます。
そのため、セキュリティリスクの低減や最新機能を手間をかけることなく行えます。
ただし、大規模アップデートが行われる場合は、サイトの互換性の問題が起こる可能性があるため、自動更新を選択せずに、内容を確認してから手動で対応するのも一つの方法です。
また、頻繁な通知が煩わしい場合は、自動更新の通知をオフにすることで、日頃の通知に悩まされることがなくなるので、通知設定のオフも忘れずに行いましょう。