「ドメインを取得してブログを始めたい」「WordPressはなんだか難しそう」とお悩みではありませんか。

WordPressとは初心者の方でも簡単にブログを始められるCMS（コンテンツ・マネジメント・システム）の一つであり、柔軟なカスタマイズ性を備えていることから、オリジナリティの高いサイトを作れるのが魅力です。

今回はWordPressで初めてブログを始める方のためにWordPressの基本準備、解説手順、レンタルサーバーやドメインなどWordPressを構築して解説するまでの大まかな流れについてお話しします。

WordPressブログを始める前に知っておくべき基本準備

はじめにWordPressブログを始める前に知っておくべき基本準備については以下の通りです。

• 初心者はWordPress一択でブログを始めるのが安心
• ブログ運営に最低限必要なものをあらかじめ準備しよう

それぞれ順に解説します。

初心者はWordPress一択でブログを始めるのが安心

ホームページやサイト運営の初心者の方であれば、WordPress一択でブログを始めるのが非常に安心です。HTMLやCSS、PHP、JavaScriptの知識がなくてもブログを構築することが可能であり、使い続けることでHTMLやCSS、PHP、JavaScriptなどの知識も少しずつ身につくようになっていきます。

また、テーマと呼ばれるブログ全体のデザインを一括で変更できる機能、プラグインと呼ばれる様々な機能を追加できる仕組みが備わっているのも強みです。WordPressはユーザー数も多く、インターネット上には様々なカスタマイズの仕方や困った時の解決策も豊富にあります。

そのため、情報収集をしながらでも柔軟にカスタマイズが可能であり、自分らしいオリジナリティの高いデザインと機能を備えたサイトを手に入れらます。

無料ブログよりWordPressが優れている理由

下記が無料ブログよりWordPressが優れている理由の一例です。

• 広告掲載が必要な場合がある
• サービスが終了する可能性がある
• 自由に機能をカスタマイズすることが難しい
• 自由に見た目のデザインすることが難しい
• 独自のドメインが利用できない（制限がある）

WordPressであれば、これらの項目を気にすることなく、自由に機能やデザインをカスタマイズすることが可能であり、オリジナリティに優れたブログを手に入れらます。

また、無料ブログではサービス提供元のドメインのサブドメインを利用することは可能であっても、独自ドメインを利用できなかったり、課金しなければ制限があったりするため、自分の好きな文字列のドメインを利用したい場合はWordPressを選ぶべきと言えるでしょう。

WordPressには2種類あるが選ぶのはひとつだけ

WordPressには「WordPress.com」と「WordPress.org」の2種類がありますが、選ぶのは「WordPress.org」だと覚えておきましょう。

「WordPress.com」は、ブログサービスの一つで、アカウント登録をするだけで手軽にブログを始められます。サーバーの契約や複雑な設定は不要ですが、無料プランでは広告が表示されたり、カスタマイズに制限があったりするので、WordPress本来の性能を発揮するには、かなり割高な課金をする必要があります。独自ドメインを取得できるためスムーズにブログを開始できそうになってしまいそうになるので使いたくなるかもしれませんので十分に注意しましょう。

一方、「WordPress.org」は、オープンソースのソフトウェアであり、自分でレンタルサーバーを契約し、そこにWordPressのプログラムをインストールして利用します。初期設定は少し手間がかかりますが、デザインや機能、SEO対策など、自由なカスタマイズが可能で、本格的なブログ運営や収益化を目指す方におすすめです。自分自身の好みに合わせたオリジナリティの高いブログを始めるなら、自由度が高く、将来的な拡張性も期待できる「WordPress.org」を選ぶのが安心だと覚えておいてください。

ブログ運営に最低限必要なものをあらかじめ準備しよう

下記がブログ運営に最低限必要なものの一例です。

• レンタルサーバー
• 独自ドメイン
• 課金のためのクレジットカード
• 登録のためのメールアドレス
• ブログ名
• テーマおよびジャンル

それぞれがどのような形で必要になるのか簡単にわかりやすく解説していきます。

レンタルサーバーと独自ドメインは必須アイテム

レンタルサーバーはオープンソースのソフトウェアであるWordPressを設置し、稼働させるために必要です。簡単に言えば、インターネット上に自分自身のデータのディレクトリ（フォルダ）をレンタルすることであり、レンタルした場所にWordPressを設置することで、世界中の人がアクセスできるようになります。

独自ドメインとは、レンタルサーバーの場所を示す、オリジナルの住所のようなものです。本来は数字の羅列であるIPアドレスで管理されていますが、数字のみのため覚えにくく、可読性に欠けるというデメリットがあります。独自ドメインの場合は主に半角の小文字と数字で作成することが可能なため、比較的自由に、覚えやすいドメインを作ることが可能です。

レンタルサーバーによってWordPressを設置する場所を手に入れ、家族性が高く、覚えやすい独自ドメインによってWordPressの場所を説明できるようになると覚えておいてください。

クレジットカードとメールアドレスも必ず用意

クレジットカードが必要な理由としては、レンタルサーバーの契約と独自ドメインの取得と契約、そしてそれぞれの更新維持に利用するためです。クレジットカードで契約することで、自動で更新されるようになるため、レンタルサーバーやドメインの更新忘れなどによるサイトへのアクセス不可などが防げるようになります。

メールアドレスについても同様であり、レンタルサーバーの契約、独自ドメインの取得と契約のために必要です。また、WordPressを構築し管理するためにも必要になるため、可能であれば普段使うメールアドレスとは別に用意しておき、通知などで確実にチェックできるように準備しておくと良いでしょう。

ブログ名やテーマジャンルは仮でも決めておく

ブログ名はブログの最も太い骨格となる要素です。任意の文字列で設定することが可能であり、運用していくWordPressの主な方向性、もしくは自分自身の好きな言葉、またはドメイン名に近いものにすると良いでしょうドメイン名と同じく、短く、覚えやすいものにするのもおすすめです。

テーマやジャンルはブログを運営していく方向性にもなるため、大まかに決めておくことでブログの開始がスムーズになります。WordPressを構築してブログを公開できる状態になったのに、何を書けば良いかわからないという状況に陥らないようにするためにも、自分が情報発信したいこと、ブログとして残しておきたいことなどを明確にしておくことが大切です。

初心者でも簡単にできるWordPressブログの開設手順

次に初心者でも簡単にできるWordPressブログの開設手順については以下の通りです。

• まずはレンタルサーバーを契約してブログの土台を作る
• 独自ドメインを取得して自分だけのURLを手に入れる
• サーバーとドメインを連携してブログを動かす準備をする

上記がWordPressの開設までの大まかな流れです。それぞれわかりやすく説明していきます。

まずはレンタルサーバーを契約してブログの土台を作る

WordPressのデータを格納するための場所、すなわちレンタルサーバーを契約することから始めましょう。国内外問わず様々なレンタルサーバーがありますので、初心者の方が最初につまずきやすいポイントでもあります。

レンタルサーバー選びで特に注意したいのは、WordPressの設置方法です。サーバーによっては、専門的な知識が必要になったり、設定が複雑だったりする場合があるので十分に下調べしておきましょう。そのため、初心者の方には、WordPressのインストールが簡単に行える機能が提供されているレンタルサーバーを選ぶことが大切です。

また、ブログを安定して表示し、読者が快適に閲覧できるためには、サーバーの安定性や表示速度、困った時のサポート体制が整っているかも確認しておくと良いでしょう。

ABLENETレンタルサーバーを使うと安心

「どのレンタルサーバーにすれば良いかわからない！」となみであれば、ABLENETレンタルサーバーを使うと安心です。

• WordPress高速化
• HTTP/2・HTTP/3対応
• Acronis Backup
• バックボーン国内最大級
• 転送量無制限
• 国内データセンター管理
• 無料SSL証明書
• WAF機能の無料利用が可能
• 30日返金保証

上記がABLENETレンタルサーバーの主な9つの特徴です。WordPressでブログを運営するのに最適な機能が揃っており、セキュリティ面も強化されているので初心者の方でも安心して運営するできます。

WordPressを簡単に設置する機能も備わっていますので、初心者の方でも非常に安心です。もちろん、サポート体制も充実、転送量無制限、国内データセンター管理、無料SSL証明書の発行など、ブログの開設から安心してスムーズに運営できるようになります。

また、法人・個人問わず、ビジネス用途でレンタルサーバーが必要な場合にも十分な性能を備えているため、「すぐにホームページを作りたいがよくわからない」「安心できるサービス運営元に任せたい」という場合はまずはお問い合わせいただき、具体的にどのようなホームページが必要かお伝えいただければ適切なご案内をいたします。

プランの選び方や登録手順を具体的に解説

ABLENETレンタルサーバーのプラン・機能・料金の一覧を紹介します。

上記がABLENETレンタルサーバーのプラン・機能・料金の一覧です。個人の方であればライトプランかスタンダードプラン、ビジネスの場合はスタンダードプランかプレミアムプランがおすすめです。どのプランも年払い契約にしていただくことで、ドメインの取得・更新・移管が無料になります。

1. プラン選択（お申し込みはこちら）
2. ドメイン
3. 支払プラン
4. ドメイン設定（新規取得の場合はスキップ）
5. カートの確認
6. お支払い
7. 完了

次に上記の流れを元に、登録手順について実際の画面を表示しながら説明していきます。

上記は（お申し込みはこちら）のリンクにアクセスすると表示されるプラン選択の画面です。ここでは個人の方もしくはビジネスの方のどちらでも最適な「スタンダードプラン」を選択して進めていきます。

上記はドメインの設定画面です。ここでは「example-example」というドメインを取得することを前提に進めていきます。新規ドメイン取得の項目に任意の文字列を入れたら「取得」のボタンをクリックしましょう。

上記のように「example-example.comは取得可能です」といった形で、任意のドメインに空きがあれば取得できることが確認できます。任意のドメインが取得できることが確認できたら「続ける」のボタンをクリックしましょう。

上記は支払プランの変更画面です。ここで年間払いに切り替えできます。ドメインを無料で取得・更新・移管をしたい場合はここで年払いに切り替えてみましょう。年払いに切り替えたら「続ける」のボタンをクリックします。

上記はカートの確認画面です。クーポンコードがある場合はクーポンコードを入力、ない場合はそのまま「お支払い」のボタンをクリックしましょう。次の画面が表示されたら、必要な項目を入力して手続きを進めて行くことでレンタルサーバーの契約とドメインの取得が完了します。

お申し込みの途中でわからないことがあれば、 遠慮なくお問い合わせください！

＼ 30日返金保証 ／

ABLENETレンタルサーバー

独自ドメインを取得して自分だけのURLを手に入れる

レンタルサーバーの契約をしたら、次は独自ドメインを取得して自分だけのURLを手に入れる段階です。ABLENETレンタルサーバーの年間契約をしていただいた方は読み飛ばしていただいても構いません。

その他のオンラインサービスで独自ドメイン取得する場合、レンタルサーバーの設定と独自ドメインの設定を自分自身で行う必要がある点に留意しておいてください。また、異なるレンタルサーバーとドメイン取得サービスを利用する場合はそれぞれサポートが連携していないこともあるので注意しましょう。

初心者の方で特にレンタルサーバーやドメイン取得サービスにこだわりがない場合は、ABLENETレンタルサーバーの年間契約をご利用いただく方がスムーズに手続きができるのでおすすめです。

「これからドメインを取得しようと思っている」「ドメインとサーバーの管理を一緒に任せたい」とお考えであれば、ABLENETレンタルサーバーでのご契約を前向きにご検討ください。

サーバーとドメインを連携してブログを動かす準備をする

レンタルサーバーの契約と独自ドメインの取得の次の段階は、サーバーとドメインを連携してブログを動かす準備をする段階に入ります。

特に独自ドメインとレンタルサーバーを別々の会社で契約した場合、ブログ公開には連携設定が必須です。

ドメイン登録サービス側では、ドメインのDNS設定でレンタルサーバーのネームサーバー情報を登録を登録します。「このドメインへのアクセスは、このサーバーへ」と指示します。レンタルサーバー側では、管理画面で取得した独自ドメインを登録してください。

この両方の設定があって初めて、インターネット上の住所（ドメイン）とブログのデータ保管場所（サーバー）が結びつき、ブログが表示されます。異なるサービス利用時は、この連携を忘れずに行いましょう。

DNS設定はレンタルサーバーの自動設定でOK

ABLENETレンタルサーバーで独自ドメインの取得や年間契約をしていただいた方は、DNS設定はレンタルサーバーの自動設定でOKです。設定を誤ってしまうこともありませんし、確実に連携が自動でできるので非常におすすめと言えます。

特に初心者の方の場合はレンタルサーバーと独自ドメインの取得を同じサービス提供元に統一した方が、ブログ開設までがスムーズになることを覚えておきましょう。よくわからないまま別々のサービス提供元のレンタルサーバーや独自ドメイン取得サービスを利用してしまうと、WordPressのインストール前に挫折しがちですので注意してください。

「難しい設定に悩みたくない」「すぐにブログを開設したい」という方は、ABLENETレンタルサーバーを選んでいただくとスムーズかつ簡単にブログを解説できるので非常におすすめです。また、お悩みの段階でもお問い合わせいただくことでしっかりと対応いたしますのでご安心ください。

WordPressをインストールしてブログを実際に開設する

下記はレンタルサーバーにFTPでWordPressをアップロードする場合のインストール手順の一例です。FTPでのWordPressのインストールはかなり難易度が高いことは留意しておいてください。

1. WordPress公式サイトから最新版をダウンロードして展開
2. FTPクライアントソフトを起動、レンタルサーサーバーへ接続
3. WordPressの全ファイルをサーバーの公開ディレクトリへアップロード
4. レンタルサーバーの管理画面でMySQLデータベースを作成
5. 作成したデータベース名、ユーザー名、パスワード、ホスト名をメモ
6. ブラウザで取得したドメイン名にアクセス
7. WordPress初期設定画面でデータベース情報を入力
8. 「インストール実行」をクリック
9. ブログタイトル、ユーザー名、パスワード、メールアドレスなどを入力し、インストール
10. 「ログイン」をクリックし、WordPress管理画面へアクセス

下記はABLENETレンタルサーバー以外のレンタルサーバーでWordPressをインストール機能を利用する際の一例です。

1. レンタルサーバーの管理画面にログイン
2. 「WordPress」「簡単インストール」「CMSインストール」などのメニューを選択
3. インストール先のドメイン名を選択し、必要に応じてサブディレクトリを指定
4. ブラウザで取得したドメイン名にアクセス
5. WordPress初期設定画面でデータベース情報を入力
6. 「インストール実行」をクリック
7. ブログタイトル、ユーザー名、パスワード、メールアドレスなどを入力し、インストール
8. 「ログイン」をクリックし、WordPress管理画面へアクセス

FTPとその他のレンタルサーバーでインストールする場合、適切なDNSの設定がされていないとうまく進められないことがあります。また、どこか間違っているのかを調査するために時間がかかることも繰り返しておきましょう。

初心者でもABLENETなら簡単にインストール可能

ABLENETレンタルサーバーで独自ドメインの取得や年間契約をしていただいた方は「WordPress｜サポートページ」を参考にすることで、WordPressを簡単にインストールできます。WordPressの設置と構築が同時に行われるようになっており、キーボードの入力とマウス操作だけで簡単に独自ドメインに紐づいたWordPressが実行できるようになるので非常におすすめです。

また、初心者の方がつまずきがちなレンタルサーバーとドメインの連携など、DNSの設定も自動、もしくは簡単に設定できることから、インストールの段階で悩むことなくWordPressの初期設定やカスタマイズの段階に進めます。

今まで「ドメインの取得で挫折してしまった」「レンタルサーバーとの連携ができない」「WordPressのインストールが難しい」とお悩みの場合も、ご相談いただくことでスムーズにABLENETレンタルサーバーでのWordPressのインストールを実現できるようになるでしょう。

開設後すぐにやるべきWordPressの基本初期設定

上記が開設後すぐにやるべきWordPressの基本初期設定の大まかな流れです。

• サイトタイトルとキャッチフレーズを最初に入力しよう
• パーマリンク設定はSEOに有利な投稿名を選ぶのがおすすめ
• 必要なプラグインだけを入れて環境を整える
• プラグインの入れすぎはブログの動作を重くする原因に

それぞれ簡単に説明していきます。

サイトタイトルとキャッチフレーズを最初に入力しよう

WordPressが無事にインストールできたら、まずはサイトタイトルとキャッチフレーズを最初に入力しましょう。

上記はWordPressにログインした後、管理画面の左側のメニューから「設定」をクリックした後の画面です。インストール時に仮でタイトルをつけた場合もここで変更できます。

タイトル名やキャッチフレーズはSEOに影響する可能性があるため、可能であればブログの方向性や方針などがわかりやすいこと、読者がタイトルやキャッチフレーズを見て何のブログかわかることなどを盛り込むと良いでしょう。

ただし、記事コンテンツごとのタイトルで方向性を示しながらSEO対策をしていくこともできますので、短く覚えやすいタイトルや自分自身の好きな文字列にしても問題ありません。タイトルは全ての記事コンテンツで表示されることになることも留意した上でじっくりと考えてみてください。

パーマリンク設定はSEOに有利な投稿名を選ぶのがおすすめ

サイトタイトルとキャッチフレーズを設定したら、次はパーマリンクの設定画面に移動しましょう。

上記はWordPressにログインした後、管理画面の左側のメニューから「設定」→「パーマリンク」をクリックした後の画面です。パーマリンクの設定はSEOに有利な投稿名を選ぶことをおすすめします。

注意点としては、日本語のタイトルの場合、URLエンコードによって文字列が記号と英数字に変換されるため冗長的になることを理解しておきましょう。そのため、記事ごとにパーマリンクの設定をわかりやすい英語などに記述すると、短いURLを実現できるようになります。

また、パーマリンクの設定は後からでも変更することはできますが、すでに投稿した記事コンテンツのURLが一括で変更されてしまうので注意してください。ブログの記事数が増える前にどのパーマリンク設定のURLが適切かをチェックし、自分自身にあったURLになるものを選ぶことも大切です。

必要なプラグインだけを入れて環境を整える

パーマリンクの設定が終わったら、次はプラグインの導入画面をチェックしておきましょう。

上記はWordPressの管理画面の左側のメニューから「プラグイン」→「新規プラグインを追加」をクリックした後の画面です。プラグインの検索で任意のキーワードを入力することで、目的のプラグインにたどり着けます。

プラグインを導入する場合は必要なものに絞り込むこと、最初の段階では環境を整えることのみに集中しましょう。

• キャッシュ関連のプラグイン
• セキュリティ系プラグイン
• 機能追加系プラグイン
• デザイン調整系プラグイン
• SNS機能追加系プラグイン

上記はプラグインを導入する時のジャンルの選び方と大まかな流れです。それぞれインストール・有効化・初期設定を済ませた上で、次のジャンルのプラグインに進んでいくと効率的です。ある程度WordPressに慣れてきた場合は自分の好きなジャンルのプラグインの導入をしても問題ありません。

初心者の方はインストール、有効化、無効化、削除の流れをしっかりと覚えて、プラグインのインストールとアンインストールをしっかりとできるようにしておくことが大切です。

プラグインの入れすぎはブログの動作を重くする原因に

初心者の方は、プラグインの入れすぎはブログの動作を重くする原因になることをまずは知っておきましょう。プラグインは便利ですが、入れすぎるとページの表示速度が遅くなる原因になります。表示速度の低下は、読者の離脱を招き、SEOにも悪影響を及ぼす可能性があることを留意しておいてください。

• 重複する機能があるものは避ける
• 統合的な複数の機能を持つプラグインに注意する
• インストールして有効化したプラグインをそのままにしない
• 更新されていないプラグインはなるべく削除する
• よくわからないプラグインはインストールしない

上記がプラグインを絞り込む時のポイントです。多くのプラグインを導入することで、セキュリティリスクの増大や、プラグイン同士の競合による不具合も起こりやすくなります。管理も煩雑になるため、本当に必要なプラグインだけを厳選して導入し、ブログのパフォーマンスを保つように心がけましょう。

WordPressテーマでブログのデザインを整えよう

次にWordPressテーマでブログのデザインを整える方法について解説します。どのようなデザインにすれば良いか悩んだ時は、普段から自分が見ているサイトやホームページ、ブログなどの色合いをチェックしてみることから始めてみてください。

また、見出しのデザイン、画像のサイズ、バナーやボタンなどの色合いなどもチェックしておき、サイト全体の全てが変更できることを理解しておくことも大切です。その他にもサイトアイコン、ブログヘッダー画像、アイキャッチ画像のテンプレート、背景などを準備しておくとオリジナリティを高めることにつながります。テーマを選ぶ場合においても、サイトアイコンやブログヘッダー画像が設定できるか、アイキャッチ画像がどのように表示されるかなどもチェックしてみてください。

SNSを並行して運用している場合は、サイトアイコンやブログヘッダー画像、アイキャッチ画像、そしてサイト全体のデザインのカラーリングをSNSのヘッダーやアイコンと統一することで、SNS経由で訪れた方に覚えてもらいやすくなるのでおすすめです。

テーマはブログの見た目と機能を決める重要な要素

WordPressのテーマはブログの見た目と機能を決める重要な要素であり、ブログ全体のデザインの基盤となる仕組みになっています。そのため、デザインや表示に影響するプラグインを導入する場合は、似たような機能がないかをしっかりとチェックするようにしましょう。

また、初心者の方ですとテーマのことがよくわからずデフォルトのままにしてしまいがちです。デフォルトのWordPressのテーマでも十分にきれいに表示されますが、オリジナリティがあるとは言えないので必ず変更するようにしてください。

テーマを選ぶ時のポイントは、サイトのタイトルや方向性に合わせてカラーを選ぶこと、もしくは全体のカラーをテーマの機能で変更できることが挙げられます。最初の段階では色合いを整えて、文章や記事コンテンツにイメージが合致しているかだけでも統一すると良いでしょう。

無料でも優秀なテーマは多数存在する

WordPressには管理画面からインストールできるタイプと、外部サイトからダウンロードしてインストールするタイプがあります。そしてそれぞれに、無料、有料、機能の一部が有料といったパターンがあり、自分の好みに合わせて課金することが可能です。

基本的には無料でも優秀なテーマは多数存在することから、課金を前提にする必要はありません。また、無料のテーマでもベースとしてテンプレートファイルをカスタマイズすることで、自由にデザインを変更できます。

注意点として、初心者の方でHTMLやCSS、PHPのことがよくわからないままテンプレートのファイルをカスタマイズしてしまうとサイト全体のデザインが崩れる可能性があること、最悪の場合はWordPressが動かなくなることを留意しておいてください。

有料テーマはデザインと収益化を意識した機能が充実

「無料のテーマを色々見てみたけれどしっくりこない」「デザインや機能に優れたテーマを使いたい」とお考えであれば、有料テーマの課金を検討してみましょう。有料テーマはデザインと収益化を意識した機能が充実していることもあるため、早い段階から記事コンテンツを通じて収益化をしたい場合は有料テーマでブログを開始した方が効率的な場合もあります。

特に初心者の方の場合、テーマもプラグインもと、覚えることがたくさんあるため、最初の段階では有料テーマを選んだ方が良い場合もあります。有料テーマを選ぶ時は、無料テーマでは再現できないようなデザインであること、同じく無料では備わっていない機能があることなどが挙げられます。

また、基本的には無料で一部機能やデザインに課金する必要がある場合、そして有料テーマを購入する場合に共通するのは継続的に課金する必要があるのか、買い切りなのかを見極めることです。買い切りのつもりで継続的な課金の登録をしてしまうと年額や月額で支払い続けることになるので注意してください。

初心者でも「外観＞テーマ」で簡単にインストール可能

次にWordPressのテーマを管理画面からインストールする方法を見てみましょう。

上記はWordPressの管理画面の左側のメニューから「テーマ」→「新しいテーマを追加」をクリックした後の画面です。テーマをクリックするとどのようなデザインなのか、どのような機能を備えているかをチェックできます。また、画面左上にある「テーマのアップロード」のボタンをクリックすることで、外部サイトで購入した有料のテーマや無料でダウンロードできるテーマを利用することが可能です。

上記はWordPressの管理画面の左側のメニューから「テーマ」→「新しいテーマを追加」→「特徴フィルター」をクリックした後の画面です。特徴フィルターで絞り込むことで、自分のイメージするデザインにあったテーマを見つけやすくなります。

テーマはカスタマイズを前提としている場合はシンプルなものを選んだ方がカスタマイズしやすいです。また、テーマ固有の機能も魅力的ではありますが、プラグインで実現できる場合もあるため、機能面においても複雑なものがたくさん搭載されているより、シンプルな方がプラグインと合わせやすいことも覚えておきましょう。

WordPress管理画面の操作をマスターして効率よく運用

次にWordPress管理画面の操作をマスターして効率よく運用する方法について解説します。ポイントとしては、追加したプラグインや変更したテーマによって、管理画面にメニュー項目が追加される点にあります。

プラグインの項目で設定するだけでなく、設定や専用のメニュー項目が新たに追加されることがあるのでしっかりとチェックしましょう。テーマの場合は「外観」のボタンをクリックし、テーマエディタの中に機能が追加されていることがあります。

設定したい項目が見つからない時は、プラグイン名やテーマ名で検索して情報収集を行い、どの場所から設定できるかをチェックしておくことも大切です。

ダッシュボードの役割と基本的な見方を理解する

ダッシュボードとはWordPressにログインした直後に表示される画面、もしくは管理画面の左側の「ダッシュボード」クリックすると表示される画面です。

上記はプラグインが導入されていないほとんどデフォルトの状態のダッシュボードです。ダッシュボードではWordPress上の様々な情報が表示される仕組みになっており、デフォルトではWordPressの状態を示すサイトヘルスステータス、思いついたことをすぐに投稿できるクイックドラフト、概要やアクティビティなどが表示されるようになっています。

右上の「表示オプション」をクリックすると、上記のようにダッシュボードで表示する項目を選べます。主にはプラグインの導入で様々なデータが表示されるようになったり、連携している他のサービスのデータが見られるようになったりする形です。ダッシュボードで表示したい項目を絞り込みたい時に活用してみてください。

記事作成や設定変更など管理画面の活用方法を覚えよう

次に記事作成や設定変更など管理画面の活用方法について簡単に解説します。

上記はWordPress管理画面の「投稿」をクリックした画面です。左上の「新規投稿を追加」をクリックすることで、新しい記事コンテンツを作成できます。表示されている投稿はサンプルの投稿であり、新規投稿を続けていくことで同じようにコンテンツが蓄積されていく仕組みです。編集をしたい時はそれぞれの記事タイトルをクリックすることで編集画面に入れます。

同じように管理画面は基本的に左側の黒いメニューから必要な機能を呼び出し、さらに細かい内容が表示されるようになっているため、インストールした後はどのような項目があるかチェックしておきましょう。

クリックしただけではいきなり設定が変更されることはほとんどありませんが、表示されている項目を変更したり、「設定を保存」などのボタンをクリックすると内容が変更されますので十分に注意してください。

設定項目やプラグインおよびテーマなどのデフォルトの設定の値がわからなくなってしまうことがありますので、初心者の方は設定を変更する前にスクリーンショットを撮影する癖をつけておき、間違って設定を変更した場合においてもすぐに元に戻せるようにしておきましょう。

「投稿」「固定ページ」「外観」などを目的別に使い分ける

WordPressの管理画面では、設定項目の変更やプラグインの導入直後の設定を除いては、「投稿」「固定ページ」「外観」の3つが主に利用するメニューのリンクとなります。

投稿の場合は新規記事作成、既存記事の編集、既存記事のプレビュー、記事の非公開化や削除を行う際に使うようになるでしょう。基本的にはブログ記事の投稿は「投稿」の項目で記事を増やしていく流れになるのが一般的です。

固定ページの場合は新規固定ページの作成、編集、プレビュー、非公開化や削除ができます。固定ページは編集する必要がほとんどないページを作成する時に向いており、例えばプライバシーポリシーやブログの更新や方向性、プロフィールなどのページの作成に役立つでしょう。ビジネスで使う場合は会社概要やマップなどを掲載するのに役立ちます。

外観は主にデザインの変更や微調整を行う時に利用します。初心者の方がある程度習熟して中級者程度の実力を備えてきたら、テーマエディタなどで細かくHTMLやCSS、PHPのカスタマイズを行ってみましょう。また、テーマを切り替えてリニューアルをしたい時なども外観のテーマから変更をすると簡単にデザインをガラリと変更できます

WordPressで記事を投稿してブログを本格スタート

最後にWordPressで記事を投稿してブログを本格スタートする流れについて解説します。記事を作成して公開した段階から、世界中にあなたの作成した記事コンテンツが届くことをしっかりと意識して作成するようにしてください。

全てオリジナルの文章や画像であれば特に問題ありませんが、もし他の方の文章や画像を引用する可能性がある場合は著作権などについても学んでおくことをおすすめします。また、安易に他の方の文章や画像および写真などをコピーして単に貼り付けるようなことは絶対に避けてください。

WordPressの記事投稿に合わせて、SNSなどで公開したことを情報発信していくのもおすすめです。ブログの読者とSNSのフォロワーや友達の増加を少しずつ増やして、様々な人に情報が届けられるようにしていきましょう。

ブロックエディタの操作に慣れて記事作成を始めよう

WordPressでブログ運営を続けるためにも、ブロックエディタの操作に慣れて記事作成を始めましょう。

上記はWordPressのインストール直後にデフォルトで投稿されている「Helloworld!」の記事編集画面です。Googleドキュメントやオフィスのワードと同じような見た目になっており、直感的に記事を作成できます。

ブロックエディタでは、主に文章を記述するHTMLのP要素である段落、見出しであるH要素、そしてリストの要素などがそれぞれブロックの単位として独立しており、ブロックごとに属性を切り替えながら記事の作成や編集を行っていくのが基本です。ブロックはその他にも様々な種類があるため、それぞれの機能や使い方を少しずつ覚えて、使いこなせるようにしていきましょう。

投稿だけでなく、固定ページもブロックエディタで編集ができるようになっているため、コンテンツを増やせば増やすほど、初心者の方でも使いこなせるようになるので安心です。

テキスト・見出し・画像を組み合わせて見やすい記事に

次に簡単にテキストである段落、見出し、画像の挿入について解説します。

エンターキーで改行すると表示される「＋」のボタンを選択すると、新しいブロックを作成できるようになります。新しく増やしたいブロックをクリックするだけで、それぞれのHTML要素のブロックを作成することが可能です。

既存のブロックを他のブロックに変更したい場合は、任意のブロックをドラッグで選択すると表示されるポップアップメニューを利用することで変更できます。ブロックを作成した時に違うブロックを選んだ場合も、同じ操作で変更して修正することが可能です。

ブロックを削除したい場合、任意のブロックをドラッグで選択し、キーボードのバックスペースキーやデリートキーを押すことで削除できます。間違えて削除してしまった時は画面の左上にある下から左に向いている矢印キーをクリックすることで元に戻せます。同じくそのままでよかった場合は隣の下から右上に向いている矢印キーをクリックすれば元に戻ります。

パソコンのCtrl＋Z（元に戻す）やコピー、貼り付け、切り取りなどのキーボードショートカットによる操作も可能であり、慣れている方はキーボードショートカットで編集するとスムーズです。

また、「Shift+Alt+H」というキーボードショートカットで、WordPress専用のキーボードショートカットのヘルプが表示されますので、少しずつ使えるようにすると記事の編集がさらに早くなるでしょう。マウス操作で表示したい場合は画面の右上にある「保存」の右側にある3つの点のアイコンをクリックし「キーボードショートカット」をさらにクリックすると表示できます。

公開前にプレビュー確認とカテゴリ設定を忘れずに

WordPressのインストール直後ですと、そのまま投稿すると「末分類」というカテゴリに自動で設定されてしまうため、公開前にプレビュー確認とカテゴリ設定を忘れずに設定するようにしましょう。

画面の右側にあるカテゴリをクリックすると、すでに設定してあるカテゴリが表示されますので設定してください。同じタイミングでタグの設定をする癖をつけておくと非常にスムーズです。また、カテゴリとタグは新規作成することもできるので、必要に応じて増やしていきましょう。

カテゴリやタグはたくさん増やしたくなってしまうこともありますが、なるべく絞り込んで重要なもののみにすることで、訪問した読者が選びやすくなります。

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