ブログの始め方を初心者のために解説!無料ブログとWordPressを徹底比較

ブログの始め方を初心者のために解説!無料ブログとWordPressを徹底比較

ブログは個人で情報を発信できる素晴らしいツールです。ブログを始めたいけれど、無料ブログとWordPress、どちらを選んだらいいのでしょうか?ブログサービスは後から変更する場合、技術的な手順が必要になります。多くの方が最初に決めた場所で継続するため、まずはブログサービスの情報を収集し、特徴を比較しましょう。

無料で始められるブログサービスと、初期費用のかかるWordPress。一見、無料の方が良さそうに感じますが、無料のブログサービスには意外に制限があります。まだブログをスタートしていない人にとって、その「制限」がどの程度なのか、理解しにくい面もあるのではないでしょうか。そして、ブログで収益を上げている先人たちの話によると、「結局、WordPressが良い」「おすすめ」と口をそろえています。

この記事では無料ブログサービスとWordPress、それぞれの特徴を徹底比較し、どちらに決めたらいいのか、また、メリット・デメリットについて解説します。ブログ運営を成功に導くための情報を提供しますので、最適なブログサービスを選んでください。ブログサービスを導入したらすぐにブログを書き始められます。ブログの世界へ第一歩を踏み出しましょう。

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ブログを始める前に準備しておくことや基礎知識を紹介

ブログを始める前に準備があります。まずはブログの目的です。プラットフォーム選びの前に、ブログの目的を明確にしましょう。目的や書くテーマが明確になると、これからどのくらいの記事数を書くのか、長く続けられるのかが分かってきます。長期間、続けられるのであれば、仮に費用がかかっても回収できる見通しが立ちます。

目的やテーマを明確にしてからブログのプラットフォームを選びましょう。無料ブログサービスとWordPressがありますが、カスタマイズ性や収益化、自由度について確認します。WordPressの初期設定に手間がかかりそうなイメージがあリますが、そのメリットの高さに定評があります。とくに、導入できるデザインテンプレートの豊富さが特徴です。使いやすいと継続しやすくなるため、さらなる原動力になるでしょう。

最初のステップとして、まずはブログの目的に注目してみてください。

なぜブログを始めたいの?目的を明確にしよう

ブログを始める目的を明確にしよう

ブログを始める目的は人それぞれですが、明確な目的を持っているとブログ運営のモチベーションを維持しやすくなります。情報発信、収益化、キャリアアップなど、ブログの方向性を決めましょう。

ブログの種類には、知識や専門性を集約したブログ、日記形式、アフィリエイトリンクを貼って収益化を目的としたブログがあります。専門知識や特定の分野に特化したブログであれば転職・副業に役立ちますし、書籍出版につながる可能性もあります。日記形式のブログでも長期間続けることで読者が増え、収益化も可能です。

ブログは記事の更新が重要です。目的を明確にしてブログの構想を立て、モチベーションの維持につなげましょう。

専門性をアピールして将来のキャリアに役立てたい

専門性の高い情報を発信するブログは、解説記事や専門コラムとしての評価を得られる可能性があります。特定の分野に特化した記事を継続的に発信することで、知識や経験、情報が集約され、能力を証明する職務経歴書代わりになります。

例えば、プログラミング技術やシステム開発、営業実績に関するブログを運営すれば、ポートフォリオとして活用できます。長期間ブログを継続するだけで、知識や能力の証明になるのです。近年、多数の電子書籍が発行されており、コストをかけずに発行できる仕組みも出来上がっています。ブログ運営を通じて、文章力や情報収集能力、分析力など、さまざまなスキルの証明になりますので、ブログを執筆したらSNSで発信してみましょう。

自分の知識や経験を活かしてブログを収益化したい

ブログはアフィリエイトや広告収入などを活用し、収益源として活用できます。まず、読者のニーズに応える記事を作成しましょう。質が高くなくても、実体験に基づいたレビューや自分で調べた細かな情報、撮影した写真など、読者が求めるものを提供することが重要です。ブログの読者が増えるとブログの評価も高まります。

また、アフィリエイト広告やGoogle AdSenseなどの広告を掲載するには、規定に沿ったブログ設計が重要です。とくにGoogleアドセンス広告には審査があるため、独自ドメインの設定、必要な要素、意見を受け付けるフォームなどを完備しましょう。Googleアドセンス広告の審査に通らなくても、Google規約に沿ったブログを作っていれば、他のアフィリエイト広告の審査に通りやすくなります。

趣味や好きなことを発信する場所で稼がなくても良い

趣味の発信を目的とする場合は、ブログで稼ぐことを考える必要はありません。好きな事柄を自由に発信し、同じ趣味を持つ人との交流を楽しむことを目的とします。楽しく発信し続けた結果として、収入につながるケースもあります。

例えば、旅行、料理、写真、音楽など、自分の好きなテーマについて記事を書くことで、同じ趣味を持つ人々との交流を楽しめます。自分の考えや意見を発信する場として、日記やエッセイを書いても良いでしょう。

ブログは成長過程の記録としても機能します。過去の記事を読み返すことで、成長を実感できるでしょう。さらに、ブログの継続で得た文章力や情報発信能力を仕事や副業で生かせる可能性もあります。

どんなテーマで書く?得意なことや好きなことを探そう

ブログの目的がはっきりすると、成功への第一歩を踏み出せます。次は、目的に合うテーマを選びです。得意な分野や好きな事柄をテーマに選ぶことで、情熱を持って記事を書き続けられます。

ブログのテーマには、大きく分けて雑記系と特化系の2種類があります。雑記系は、日常の出来事や趣味、ニュースなど、さまざまなテーマについて自由に書くブログです。特化系は、特定のテーマやジャンルに絞って専門性の高い情報を発信します。例えば、旅行や料理、キャンプ、経済やガジェット系などのブログです。

テーマが決まったら、ターゲット読者を明確にしましょう。キャンプ分野でも、家族と楽しむキャンプに特化したブログなのか、ソロキャン専門のブログにするかで読者層が変わります。どんな人に読んでもらいたいのかを具体的にイメージすることで、記事の内容や書き方を調整できます。両方をターゲットにしたキャンプ総合ブログにしても良いですし、特化ブログを2本並行して運営する方法もあります。

また、同じようなジャンルのブログを分析し、差別化できるポイントを探しましょう。独自の視点や写真、体験談を盛り込むことで、オリジナリティのあるブログを作れます。

いろんな話題で書く雑記ブログはネタ切れしにくい

雑記系のブログは、日常の出来事や趣味、ニュースなど、さまざまなテーマについて自由に書けるため、ネタ切れの心配が少ない傾向にあります。日々の出来事、趣味、旅行、グルメなど、興味のある事柄を自由に発信しましょう。雑記ブログは、自分の興味や関心を自由に発信したい人、さまざまな読者と交流したい人におすすめです。

ただし、心の中を吐露するだけでは読み手側が離れていく可能性もあります。アンチコメントにも耳を傾けながら、時にはブログの中立性も確立していきましょう。雑記ブログを続けるうちに専門分野が出来上がることもあります。自分を含め、読者にとっても成長につながるような視点を想定してみてください。有益であるほど読者が増え、収益化も視野に入ってきます。

一つのテーマに絞る特化ブログは収益化がしやすい

特化ブログは、特定のテーマに絞って専門的な情報を提供するブログです。専門性が高いため、特定の読者層に深く刺さる傾向にあります。また、収益化を目指す場合は、テーマに関連する広告やアフィリエイトを効果的に配置できるため、収益を上げやすいというメリットがあります。

ただし、テーマによっては記事のネタが尽きやすい、情報収集に時間がかかるなどの側面もありますので、読者のニーズを考慮して需要のある分野も盛り込んでいきましょう。特化ブログは、特定の分野に深い知識や経験を持つ人、専門性を活かして収益化を目指したい人におすすめです。

ブログを始めるのに必要な費用は無料〜月1,000円前後

ブログにかかる必要な費用を図で解説

ブログを始めるために必要な費用は、ブログサービスの種類によって異なります。無料ブログサービスは初期費用や月額費用がかからず手軽です。一方、WordPressブログでは、レンタルサーバーや独自ドメインの費用がかかりますが、どのくらいの費用感なのでしょうか。

レンタルサーバーは月額で数百円、1年間で数千円が目安です。また、独自ドメインは年間数百円から数千円程度で取得できます。トータルで見ると、初期費用として数千円、月額にすると1,000円前後が想定されます。費用を抑えたい場合は無料ブログサービスから始めるのも一つの選択肢ですが、無料ブログサービスからWordPressへの移行には技術的な手間がかかります。長期的にブログを運営したい、時間がかかるかもしれないが収益化を目指したいという場合は、最初に手間と費用をかけておくとブログ運営や記事執筆に集中できます。

準備するものリスト!一番大事なのは目標やモチベかも

ここまで紹介してきたように、ブログを始めるにあたって大切なのは、ブログの目的、ブログサービスの選択、ジャンル(テーマ)選びです。専門情報の発信を目的とするのか、日記系なのか、収益化を目指すブログなのか、目的を明確にしてモチベーションにつなげましょう。

ブログサービスには、無料ではじめられるものとWordPressブログのように自由度の高い有料で始めるブログがあります。ジャンルについては、特化系・雑記系があります。まずは1本を書いてみることが重要です。文字数も多すぎず、少なすぎず、画像やレイアウトも考えながら、読者の役に立つ情報を発信しましょう。

また、ブログは継続が何よりも大切です。ブログ運営に一番必要なのは、目標やモチベーションかもしれません。目的を明確にしてモチベーションを高く保つことで、ブログを長く続けていきましょう。

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ブログを始めるには2つの方法がある!おすすめはWordPress

ブログを始めるプラットフォームについては、大きく分けて無料のブログサービスと有料のブログサービスがあります。無料ブログサービスは手軽に始められる反面、カスタマイズ性や収益化の面で制限があります。利用したい機能を追加するには有料プランへの加入が必要になる点に注意しましょう。

有料ブログサービスではWordPressがおすすめです。自由度が高く、プロのようなデザインテンプレートが豊富に提供されています。ふと見かけたブログで「素敵なデザインだな」と思ったらWordPressで提供されているデザインの可能性があります。最新の人気テンプレートを利用できるという点もWordPressのメリットでしょう。本格的なブログ運営を目指す方におすすめです。

WordPressは、レンタルサーバーとドメインを契約してWordPressをインストールするだけで始められます。初期設定に手間がかかるイメージがありますが、レンタルサーバーとドメイン取得、WordPressの導入までセットになっているサービスもあります。

WordPress|初心者にこそおすすめしたい理由を詳しく解説

初心者にこそWordPressをおすすめしたい理由

WordPressは世界中で最も利用されているCMS(コンテンツ管理システム)であり、初心者でも安心して利用できる環境が整っています。インターネット上には、WordPressに関する情報が豊富にあり、トラブルが発生した場合でも解決策を見つけやすいという利点があります。

また、WordPressは直感的な操作が可能で、専門的な知識がなくても記事の作成やデザインのカスタマイズができます。参考文献が多いため、人気のあるデザインテンプレートの色合いの変更や一部のスタイル変更などのカスタマイズが可能です。さらに、WordPressはSEOに強く、検索エンジンで上位表示されやすいというメリットもあります。

このように、WordPressは初心者の方こそおすすめしたいブログサービスです。

100%あなたの資産として所有でき突然のブログ閉鎖なし

WordPressで作成したブログは、レンタルサーバーとドメインを契約することで、個人の資産として所有できます。無料ブログサービスとは異なり、運営会社の都合でブログサービスがストップする心配はありません。後述しますが、日本国内でも近年、ブログサービスの停止が続いているため、注意が必要です。

また、WordPressは自由にカスタマイズや機能追加ができます。これにより長期的に安定したブログ運営が可能です。記事を書き貯めて、少しずつブログを育てていきたい方にとって、WordPressは最適なプラットフォームとなるでしょう。

さまざまなテーマを選べて完全オリジナルのデザインも可能

WordPressでは、ブログのデザインやレイアウトを決める数多くのデザインテンプレートが提供されています。テンプレートは「テーマ」「デザイン」とも呼ばれます。とくにオリジナルの「WordPressテーマ」には、人気が高く、最新のデザインがそろっています。

初心者の方でもテーマ(デザイン)を選ぶだけでプロのような美しい構成のブログを作成可能です。WordPressはサイトの見た目が良く、操作性も良く、記事のアップロードもしやすいなどのメリットがあります。好みに合わせたカスタマイズも可能です。他のブログとは一線を画した、個性的なブログを作成できます。

簡単な設定変更であれば、ネットで検索すると加工用のコードが出てきます。指定の場所にコピペするだけで、ちょっとした変更を加えられます。また、HTMLやCSSの知識を身に付けてオリジナルのデザインも作成可能です。

さらに、WordPressのデザインテンプレートはSEOを想定した構成になっています。とくにGoogleアドセンスの審査では、読者が読みやすく、ページを遷移しやすい操作性や機能性が重視されています。ブログのページ上部に設置した「ナビゲーションバー」やボタンなどのリンク設定も、WordPressのテンプレートであれば最初から設置されています。また、Googleアドセンスで要件とされているページについても作成が簡単です。WordPressのデザインテンプレートを利用するだけで優れたデザインを導入できるとともに、SEOやGoogleアドセンス広告への対策をスムーズに実施できます。

独自ドメインが使えるため検索エンジンに評価されやすい

WordPressでは独自ドメインを使用できます。独自ドメインとは、「○○.com」や「△△.net」のように、自分で取得した文字列のドメインです。ウェブサイトの所有者が独自に取得したドメインであるため、信頼性の高いサイトだと判別されます。サイトを調査するのはGoogle社のGoogle 検索クローラー(Googlebot)であり、機械判定です。特定の機能を持っているかどうかを自動で判定しています。

WordPressは必ず独自ドメインで設定するため、だからこそSEOに対して強さがあります。独自ドメインを使用する、読者が見やすく読みやすいブログ構成にする、一定のルールを順守している点を明示する、などの条件をそろえていくと、自然に検索エンジンから有利な評価を得られます。

一方、無料ブログサービスでは運営会社のドメインが指定されています。例えば「○○@blog-service.com」のような形式です。SEOを重視する場合は、無料ブログサービスの有料プランに追加で加入するか、独自ドメインを使用できるWordPressを利用する方法をお勧めします。

自由に広告ネットワークやアフィリエイトリンクを設置可能

WordPressでは、Google AdSenseやアフィリエイトリンクなど、さまざまな広告を設置できます。とくにGoogle AdSenseでは審査を通過したサイトに広告掲載の権利が付与され、広告の表示回数やクリック回数に応じた広告料がサイト所有者に支払われます。アフィリエイト広告でも申請内容に基づいて審査が行われ、通過すると広告が表示されます。

一般的なアフィリエイト広告はGoogleアドセンスよりも審査に通りやすい傾向にありますが、記事の更新状況に注意が必要です。記事更新をストップすると基準を満たせなくなったサイトとして広告が削除されたり、アカウント停止になる場合もあります。

無料ではじめられるブログサービスでは、運営会社の自動広告に注意しましょう。何もしなくても広告が自動で表示され、広告のジャンルや大きさ(サイズ感)もコントロールできないことがあります。有料プランへの加入により広告を非表示にできるオプションもありますが、デザイン性も考えると、最初からWordPressではじめる方がスムーズです。

ブログから本格的な収益Webサイトへの発展も可能な拡張性

WordPressは、プラグインと呼ばれる拡張機能を追加することで、さまざまな機能を追加できます。例えば、お問い合わせフォーム、会員制サイト、ECサイトなど、ブログから本格的なWebサイトへと発展させることも可能です。将来的にブログで収益を拡大させたい方にとって、WordPressは非常に便利なプラットフォームとなるでしょう。

無料ブログサービスでは、このような機能の拡張には有料プランへの加入や独特のカスタマイズ、コードの追加が必要です。カスタマイズの際にはブログサービスのプログラミングコードが競合し、想定外の型崩れが生じる可能性もあります。

無料ブログ|0円で手軽というメリットがあるも注意点あり

無料ブログサービスは初期費用や月額費用がかからず、手軽に始められる点がメリットです。無料プランのままでもテンプレートやウィジェットが用意されており、デザインの自由度も一定程度、確保されています。また、同じサービス内でユーザー間の「いいね」がもらえるなどの交流もあります。しかし一部、注意点もあるため確認しておきましょう。

完全無料のプランの場合、運営会社の広告が自動的に表示される、独自ドメインが使えず指定ドメインに限られる、運用規定の変更がある、サービス終了のリスクがあるなど、思わぬ影響を受ける可能性があります。

デザインやレイアウトの自由度が低くカスタマイズに制限

無料ブログサービスではデザインやレイアウトの自由度に制限があります。提供されるテンプレートやレイアウトの範囲内でデザインを選ぶことになるため、工夫したい場合は個別にデザインの加工が必要です。

無料ブログサービスにも有料オプションがありますが、有料プランに加入した場合でもデザインテンプレートはどうしてもWordPressに劣ります。「もう少し、この部分を改善したい」という場合でも、デザインコードの競合や重複に注意しながら個別に加工することになります。提供されているデザインには運営会社の規定が適用されているため、「この部分だけ、なかなかうまくいかない」ケースがあるのです。

また、機能拡張のためのプラグインやウィジェットも、運営会社が提供するものに限られます。無料ブログは、手軽さの反面、デザインや機能の自由度が低いという点を理解しておく必要があります。

運営会社の広告が強制的に表示されユーザー体験を損なう

無料ブログでは、運営会社の広告が記事内に自動的に表示されます。そのため、スマホなどの限られた画面で表示した場合に、不本意な見た目になる可能性があります。

とくに、広告の表示位置やデザインの調整が難しいため、ブログをパッと見たときの印象をコントロールできません。読みにくい印象を持たれたり、ページからの離脱を招く原因となります。読み進めてもらえるかどうかはページの印象が大きく左右するのに、イメージをコントロールできない可能性があるのです。

また、運営会社の広告は、ブログのテーマと関連性が低い場合もあります。記事内容と一体感のない場合でも、やむを得ないものとして受け入れるしかありません。サイトのイメージを作るために画像を貼ったり、他サービスの広告を入れてみても、結果として視覚的にもうるさい印象になってしまいます。

このように、ページの印象は読者の関心やブログの信頼性に大きく影響します。無料ブログを利用する際は、広告表示による影響を想定しておきましょう。

独自の広告を貼れなかったりアフィリエイト広告に制限あり

アフィリエイト広告はブログの収益化を図る上で重要な手段の一つですが、無料ブログで収益化を目指す場合は、広告掲載の制限を十分に理解しておく必要があります。

無料ブログサービスは運営側が広告を掲載することで収益を得ているため、一律でページに運営会社の広告が表示されます。加えて、自分で広告を掲載する際も注意を要する場合があります。アフィリエイト広告については運営会社の規約の確認が必要です。利用規約に沿って、許可されている範囲でアフィリエイトを行いましょう。

本格的にアフィリエイトでの収益化を考えているのであれば、WordPressなどの有料ブログサービスの検討をおすすめします。

また、運営側の広告だけでなく、自分でアフィリエイト広告や画像を載せる場合、貼り付けすぎてページが重くなることがあります。重くなるとサーバーの負担になり、ブログの表示速度が遅くなって、ページからの離脱が高まります。広告や画像の枚数には注意し、できるだけ画像は圧縮した上で掲載しましょう。アフィリエイト広告は加工できませんが、画像の場合は圧縮サービスを利用するだけで軽量化できます。また、画像サイズも大きくなりすぎないよう、統一したサイズでの掲載をお勧めします。

独自ドメインが使えず検索エンジンでの評価が不利となる

独自ドメインは、ブログの信頼性や専門性を高める上で重要な要素です。しかし、無料ブログでは、通常、運営会社のドメインの下にブログのURLが構成されます。例えば「○○-blog@blog-service.com」のような形式です。検索エンジンは独自ドメインを高く評価する傾向があるため、運営会社が指定するブログのアドレスは、SEO的に不利になる可能性があります。Googleアドセンスの審査でも、無料ブログサービスでは審査に通りにくい傾向が指摘されています。

長期的にブログを運営し、多くの読者を獲得したい、収益化を目指したい場合には、ぜひ独自ドメインを利用してください。無料ブログサービスによっては独自ドメインを利用できる有料プランもありますので、有料プランへの変更も考えましょう。ただし、利用できるデザインテンプレートはブログサービスが提供する範囲内に限られます。SEO対策を想定したブログ構成の面も考えると、やはりWordPressの方が手間もかからず、有利だといえます。

サービス終了のリスクがあり長年の努力が水の泡になる

無料ブログサービスを利用する上で、サービス終了のリスクと他サービスへの移行の難しさは重要なポイントです。運営会社の業績や都合により、サービスが終了する可能性はゼロではありません。

ブログサービスについては、企業の経営状況の変化、サービスの方向転換、または技術的な問題など、さまざまな要因によって起こり得ます。

ブログサービスの例 特徴とサービス終了日
Yahoo!ブログ 大手ポータルサイトYahoo!JAPANが提供していたブログサービス
2019年12月にサービス終了
LINE BLOG LINE株式会社が提供していたブログサービス
2023年6月29日にサービス終了
ファンブログ 株式会社ファンコミュニケーションズが提供のブログサービス
2025年4月22日にサービス終了が決定

最初は無料ブログで始めて、「ブログが成長したら有料タイプに移行しよう」「もしもの場合も、他のサービスに移せばいいだろう」と想定している場合も、注意が必要です。他サービスへの移行は容易ではなく、完全な形で移行できるとは限りません。

他のブログサービスへの移行には記事のエクスポート機能を利用しますが、初心者にはハードルが高い可能性もあります。データの形式が異なる場合には手動で記事を移行しなければなりません。

自主的にWordPressなどの有料タイプに移りたいと考える場合でも、ブログの移行には一定のリスクがある点を理解しておきましょう。

WordPressへの移行が困難でSEO評価も引き継げない

ブログの移行については、もう一つ問題があります。ドメイン名の変更により、SEO評価を完全には引き継げない点です。

無料ブログサービスでは運営会社が指定するドメイン名で運用していたため、WordPressなどの他のブログに移行する際は少なくともドメイン名が変わります。これまでのドメインパワーは移行先のブログに引き継がれないため、検索エンジンからの評価がリセットされる可能性があります。長年かけて築き上げた検索順位やアクセス数を左右するため注意が必要です。

この場合、何とか対策は可能です。無料ブログサービスの有料プランに加入すると独自ドメインを利用できる場合があります。有料プランに加入して独自ドメインを取得し、他のサービスに移行する際に独自ドメインを維持したまま移行する、という方法です。

ただし、記事のURL構造(パーマリンク)を旧ブログサービスと新ブログサービスで一致させる必要があります。ブログの住所であるホームページのURLだけでなく、記事1つ1つにもURLがあるからです。もし、移行の際にうまくいかずURLが変わってしまった場合は、旧URLから新URLへの301リダイレクトを設定する必要があります。移行作業には事前準備と一定の技術的な手続きが必要です。

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WordPressでブログを始める手順はたったの5つ

WordPressでブログを始める5つの手順

WordPressでのブログ作成を想定して、ブログ開始までの手順を見ていきましょう。以下の5つのステップで完了します。まずはレンタルサーバー会社を選び、ブログサイト名やURL名、独自ドメインを決めましょう。

  • レンタルサーバーと契約する
  • ドメインを取得する
  • WordPressをインストールする
  • テーマを選ぶ
  • 記事を書いて公開する

サーバー会社によってはWordPressのインストールまで自動で行ってくれるサービスもあります。初期設定やデザインテーマのカスタマイズは、後から変更も可能です。

1.レンタルサーバーと契約!サイトを置くための箱です

WordPressでブログを運営するにはレンタルサーバーの契約が必要です。レンタルサーバーはブログのデータを保管し、インターネット上に公開するための場所を提供します。

数多くのレンタルサーバー会社が存在しますが、初心者の方は、WordPressのインストールが簡単に行える機能や、サポート体制が充実しているサービスを選ぶと良いでしょう。契約するプランは、ブログの規模やアクセス数によって段階があります。最初は比較的安価なプランから始めて、必要に応じて上位プランへ変更する方法がおすすめです。

契約前に各社のプラン内容や料金体系、無料お試し期間などを比較検討し、自分に合ったレンタルサーバーを選びましょう。また、サーバーの安定性やセキュリティ対策も重要なポイントです。口コミや評判なども参考にすると良いでしょう。

おすすめはABLENETレンタルサーバー!無料でドメインも取得できる

数あるレンタルサーバーの中でも、ABLENETは初心者におすすめの選択肢です。ABLENETの大きな魅力は、ドメインを無料で取得できる点にあります。通常、ドメイン取得には別途費用がかかりますが、ABLENETレンタルサーバーでは契約期間を年払いにすることで対象ドメインを無料で利用できます。これにより、初期費用を抑えつつ、すぐにブログを始められます。

また、ABLENETはWordPressのインストールも簡単に行える機能を提供しており、初心者でも安心して利用できます。さらに、高速なサーバー環境や充実したサポート体制も魅力です。万が一トラブルが発生した場合でも迅速な対応が期待できます。無料でドメインを取得できるキャンペーンを実施している場合がありますので、サイトをチェックしてみましょう。

ABLENETは、コストパフォーマンスに優れ、初心者から上級者まで幅広いユーザーにおすすめできるレンタルサーバーです。

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2.ドメインを取得しよう!ブログのURLになる部分です

ドメインは、あなたのブログの住所です。「○○.com」や「□□.jp」などの形式があり、「○○」のセカンドレベルドメインと、「.com」部分のトップレベルドメインに分かれています。ドメインは、レンタルサーバー会社で取得できる場合と、ドメイン登録サービスで個別に取得する方法があります。

ドメインを取得する際は、覚えやすく、ブログの内容に関連するものがおすすめです。「.com」や「.jp」などのトップレベルドメインは人気度に応じて価格が変動し、販売しているサイトにより価格が異なる場合があります。「△△.net」よりも「〇〇.jp」や「○○.com」の方が高めです。

また、ドメインには1年後に更新手数料がかかります。最初は安価だと思っていても、次年度以降の更新料が高額になるケースもあります。初めて契約する際には次年度以降の更新手数料も確認しておくと安心です。ドメインは一度取得すると変更が難しいため、慎重に選びましょう。

レンタルサーバー管理画面でドメインを連携させよう

レンタルサーバー管理画面でのドメイン連携は、ブログ運営の第一歩です。まず、取得したドメインをサーバーに関連付ける必要があります。管理画面にログインし、ドメイン設定の項目を探しましょう。ドメイン名とネームサーバー情報を入力し、連携させます。

ネームサーバーは、ドメイン登録時に発行される情報で、ドメインとサーバーを結びつける役割を果たします。設定後、DNS連携を実施します。DNS(Domain Name System)は、ドメイン名とIPアドレスを紐付ける仕組みです。設定が完了すると、ドメイン名(ブログのURL)でサーバーにアクセスできます。

また、SSL設定も忘れずに行いましょう。SSL(Secure Sockets Layer)は、ウェブサイトと訪問者のブラウザ間の通信を暗号化する技術です。SSLが設定されたウェブサイトは、ブラウザのアドレスバーに「鍵マーク」が表示され、URLが「https://」で始まるため、訪問者に安全なサイトであることを表示できます。

利用しているブラウザによっては、サイトのアドレス欄の「https://」という文字列が省略されているケースがあります。代わりにⓘマークが表示され、マークをマウスオーバーすると「サイト情報を表示」という文字が表示されます。ⓘマークをクリックすると「この接続は保護されています」というポップアップウィンドウが表示されるため、SSL設定済であることが分かります。

SSLの設定によりウェブサイトの安全性を高め、個人情報が第三者に盗聴・改ざんされるのを防ぎます。SSL設定は簡単であり、管理画面からSSL証明書をインストールし、HTTPSでのアクセスを有効にするだけで完了します。これにより、読者の情報が暗号化され、安全な通信が確保されます。

3.レンタルサーバー管理画面でWordPressインストール

ドメインを取得したら、レンタルサーバーの管理画面でドメインの連携を設定します。レンタルサーバーとドメインの準備ができたら、管理システムのWordPressをインストールします。多くのレンタルサーバーでは管理画面から簡単にWordPressをインストールできる機能が提供されています。ABLENETも、その一つです。

管理画面の「WordPress簡単インストール」などのメニューから、必要事項を入力してインストールを実行します。インストールが完了すると、WordPressの管理画面にログインできます。

4.WordPressでテーマ(デザイン)を選んでインストール

WordPressの管理画面にログインしたら、ブログのデザインテンプレートである「WordPressテーマ」を選びます。テーマ(デザイン)は、ブログの雰囲気やレイアウトを決定する重要な要素です。WordPressには無料・有料を含め数多くのテーマが提供されています。

テーマはブログの目的やイメージに合ったものを選びましょう。テーマのデモサイトを参考にすると、デザインのイメージをつかみやすくなります。文字のフォントや大きさ、囲み枠の種類なども重要なポイントです。

テーマが決まったら管理画面からインストールし、有効化します。テーマによってはカスタマイズオプションが豊富に用意されており、自分の好みに合わせて細かく設定できます。ロゴや背景画像の設定、ウィジェットの追加により、オリジナルのデザインが完成します。

5.投稿→新規追加から最初の記事を書いて公開しよう

テーマのインストールとカスタマイズが完了したら、いよいよ最初の記事を書いてみましょう。WordPressの管理画面から「投稿→新規追加」を選択し、記事作成画面を開きます。タイトル、本文、アイキャッチ画像などを設定し、記事を執筆します。

記事を書く際は、読者のニーズに応える情報を分かりやすく伝えることを意識しましょう。見出しやリストを活用して文章を構造化したり、画像や動画を挿入したりすると、読みやすい記事になります。

記事が完成したらプレビューで確認し、問題がなければ「公開」ボタンをクリックして記事を公開します。これで、あなたのブログがインターネット上に公開されます。

公開後も、記事の内容を定期的に見直し、最新の情報に更新することが大切です。また、読者からのコメントには積極的に返信し、コミュニケーションを図りましょう。

一般的な無料ブログ作成サービスを始める手順も紹介

一般的な無料ブログ作成サービスを始める手順

一般的な無料ブログ作成サービスを始める手順は、非常にシンプルです。公式サイトの「新規登録」や「無料で始める」などのボタンをクリックし、アカウント作成画面から始めましょう。

  • 無料ブログ作成サービスのHPにアクセスして会員登録する
  • デザインテンプレートやプロフィールなどを入力する
  • 記事作成から最初の記事を書いて投稿する

アカウント作成後に、ブログのタイトルやURLを設定します。サービスによってはURLをカスタマイズできる場合もあります。最後に、ブログのデザインテンプレートを選択します。さまざまなテンプレートが用意されていますので、いくつか試しにインストールしてみましょう。

1.無料ブログ作成サービスのHPにアクセスして会員登録

まずは、利用したい無料ブログ作成サービスの公式サイトにアクセスします。代表的なサービスとしては、Amebaブログ(アメブロ)、はてなブログ、livedoorブログ、noteなどがあります。各サービスによって特徴や機能が異なるため、自分の目的に合ったサービスを選びましょう。

登録には個人情報を入力しますので、必ず公式サイトの「新規登録」や「無料で始める」ボタンから入ってください。公式サイトにアクセスしたら、「会員登録」「新規登録」「アカウント作成」などのボタンをクリックします。

メールアドレスやユーザー名、パスワードなどの必要情報を入力し、利用規約に同意すれば、アカウント作成は完了です。登録が完了するとブログの管理画面にログインできます。

次に、ブログのタイトルやURLを設定します。ブログのテーマや内容に合わせて、分かりやすく覚えやすいタイトルを付けましょう。URLは、ブログの個性を表す重要な要素です。URLは「後から変更不可」の場合がありますので、よく考えてから決定しましょう。

2.デザインテンプレートやプロフィールなどを入力

管理画面にログインしたら、ブログのデザインやプロフィールを設定します。デザインテンプレートは、ブログ全体のレイアウトや配色を簡単に変更できる機能です。多くのサービスではさまざまなテンプレートが用意されており、好みに合わせて選択できます。

また、プロフィール欄に自己紹介やブログのテーマなどを設定します。読者に親近感を持ってもらえるようなプロフィールを作成しましょう。執筆者の写真やイラストも、ブログのテーマと一体感のあるものを用意し、タイトルや説明文、カテゴリーなども設定します。これらの設定は後からでも変更できます。

3.記事作成から最初の記事を書いて投稿しよう

デザインやプロフィールの設定が完了したら、いよいよ記事を作成します。管理画面の「記事作成」「新規投稿」などのボタンをクリックし、記事作成画面を開きます。記事作成画面では、タイトル、本文、画像などを入力し、記事を編集します。とくにタイトル直下に画像を置くと人目を引きます。ただし、画像は枚数やデータ量が多いとページの表示に時間がかかってしまいます。画像を掲載する際は圧縮処理がおすすめです。

ブログ記事を作成するにあたって、注意すべき点は多岐にわたります。読者に有益な情報を提供し、信頼性を高め、長期的にブログを運営するために、以下の点に注意してください。

注意点 内容
情報の正確性と信頼性 記事の内容に誤りがないか、信頼できる情報源に基づいているかを確認しましょう。他人を批判する内容、個人情報の記載など、モラルには要注意です。
著作権 画像を使用する場合は著作権フリーの画像の利用がおすすめです。他人の著作物である画像の転載は不可です。著作権を守りましょう。他のウェブサイトや書籍から情報を引用する場合は、必ず引用元を明記しましょう。文章のコピーも要注意です。
見やすさ 見出しを活用して記事の構成を分かりやすくしましょう。文章が長くなる場合は「目次」機能がおすすめです。適宜、内容に沿った画像を挿入しましょう。

記事が完成したら、プレビューで表示を確認し、問題がなければ「投稿」「公開」などのボタンをクリックして記事を公開します。公開後も内容の修正は可能です。これで、あなたのブログがインターネット上に公開され、誰でも閲覧できるようになりました。

無料ブログでも、記事の内容や質によっては、検索結果で上位表示される可能性はあります。ただし、長期的にブログを運営したい場合には、各種メリット・デメリット面を比較してブログサービスを選びましょう。とくに独自ドメインの利用やSEOへの対策がスムーズに完了するWordPressをお勧めします。

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ABLENET

運営者情報

ABLENET®は株式会社ケイアンドケイコーポレーションが提供するホスティングサービスです。レンタルサーバー(共用サーバー)、VPS(仮想サーバー)、GPUサーバーを提供しています。

ブログの始め方を初心者のために解説!無料ブログとWordPressを徹底比較

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ブログを始める前に準備しておくことや基礎知識を紹介

ブログを始める前に準備があります。まずはブログの目的です。プラットフォーム選びの前に、ブログの目的を明確にしましょう。目的や書くテーマが明確になると、これからどのくらいの記事数を書くのか、長く続けられるのかが分かってきます。長期間、続けられるのであれば、仮に費用がかかっても回収できる見通しが立ちます。

目的やテーマを明確にしてからブログのプラットフォームを選びましょう。無料ブログサービスとWordPressがありますが、カスタマイズ性や収益化、自由度について確認します。WordPressの初期設定に手間がかかりそうなイメージがあリますが、そのメリットの高さに定評があります。とくに、導入できるデザインテンプレートの豊富さが特徴です。使いやすいと継続しやすくなるため、さらなる原動力になるでしょう。

最初のステップとして、まずはブログの目的に注目してみてください。

なぜブログを始めたいの?目的を明確にしよう

ブログを始める目的を明確にしよう

ブログを始める目的は人それぞれですが、明確な目的を持っているとブログ運営のモチベーションを維持しやすくなります。情報発信、収益化、キャリアアップなど、ブログの方向性を決めましょう。

ブログの種類には、知識や専門性を集約したブログ、日記形式、アフィリエイトリンクを貼って収益化を目的としたブログがあります。専門知識や特定の分野に特化したブログであれば転職・副業に役立ちますし、書籍出版につながる可能性もあります。日記形式のブログでも長期間続けることで読者が増え、収益化も可能です。

ブログは記事の更新が重要です。目的を明確にしてブログの構想を立て、モチベーションの維持につなげましょう。

専門性をアピールして将来のキャリアに役立てたい

専門性の高い情報を発信するブログは、解説記事や専門コラムとしての評価を得られる可能性があります。特定の分野に特化した記事を継続的に発信することで、知識や経験、情報が集約され、能力を証明する職務経歴書代わりになります。

例えば、プログラミング技術やシステム開発、営業実績に関するブログを運営すれば、ポートフォリオとして活用できます。長期間ブログを継続するだけで、知識や能力の証明になるのです。近年、多数の電子書籍が発行されており、コストをかけずに発行できる仕組みも出来上がっています。ブログ運営を通じて、文章力や情報収集能力、分析力など、さまざまなスキルの証明になりますので、ブログを執筆したらSNSで発信してみましょう。

自分の知識や経験を活かしてブログを収益化したい

ブログはアフィリエイトや広告収入などを活用し、収益源として活用できます。まず、読者のニーズに応える記事を作成しましょう。質が高くなくても、実体験に基づいたレビューや自分で調べた細かな情報、撮影した写真など、読者が求めるものを提供することが重要です。ブログの読者が増えるとブログの評価も高まります。

また、アフィリエイト広告やGoogle AdSenseなどの広告を掲載するには、規定に沿ったブログ設計が重要です。とくにGoogleアドセンス広告には審査があるため、独自ドメインの設定、必要な要素、意見を受け付けるフォームなどを完備しましょう。Googleアドセンス広告の審査に通らなくても、Google規約に沿ったブログを作っていれば、他のアフィリエイト広告の審査に通りやすくなります。

趣味や好きなことを発信する場所で稼がなくても良い

趣味の発信を目的とする場合は、ブログで稼ぐことを考える必要はありません。好きな事柄を自由に発信し、同じ趣味を持つ人との交流を楽しむことを目的とします。楽しく発信し続けた結果として、収入につながるケースもあります。

例えば、旅行、料理、写真、音楽など、自分の好きなテーマについて記事を書くことで、同じ趣味を持つ人々との交流を楽しめます。自分の考えや意見を発信する場として、日記やエッセイを書いても良いでしょう。

ブログは成長過程の記録としても機能します。過去の記事を読み返すことで、成長を実感できるでしょう。さらに、ブログの継続で得た文章力や情報発信能力を仕事や副業で生かせる可能性もあります。

どんなテーマで書く?得意なことや好きなことを探そう

ブログの目的がはっきりすると、成功への第一歩を踏み出せます。次は、目的に合うテーマを選びです。得意な分野や好きな事柄をテーマに選ぶことで、情熱を持って記事を書き続けられます。

ブログのテーマには、大きく分けて雑記系と特化系の2種類があります。雑記系は、日常の出来事や趣味、ニュースなど、さまざまなテーマについて自由に書くブログです。特化系は、特定のテーマやジャンルに絞って専門性の高い情報を発信します。例えば、旅行や料理、キャンプ、経済やガジェット系などのブログです。

テーマが決まったら、ターゲット読者を明確にしましょう。キャンプ分野でも、家族と楽しむキャンプに特化したブログなのか、ソロキャン専門のブログにするかで読者層が変わります。どんな人に読んでもらいたいのかを具体的にイメージすることで、記事の内容や書き方を調整できます。両方をターゲットにしたキャンプ総合ブログにしても良いですし、特化ブログを2本並行して運営する方法もあります。

また、同じようなジャンルのブログを分析し、差別化できるポイントを探しましょう。独自の視点や写真、体験談を盛り込むことで、オリジナリティのあるブログを作れます。

いろんな話題で書く雑記ブログはネタ切れしにくい

雑記系のブログは、日常の出来事や趣味、ニュースなど、さまざまなテーマについて自由に書けるため、ネタ切れの心配が少ない傾向にあります。日々の出来事、趣味、旅行、グルメなど、興味のある事柄を自由に発信しましょう。雑記ブログは、自分の興味や関心を自由に発信したい人、さまざまな読者と交流したい人におすすめです。

ただし、心の中を吐露するだけでは読み手側が離れていく可能性もあります。アンチコメントにも耳を傾けながら、時にはブログの中立性も確立していきましょう。雑記ブログを続けるうちに専門分野が出来上がることもあります。自分を含め、読者にとっても成長につながるような視点を想定してみてください。有益であるほど読者が増え、収益化も視野に入ってきます。

一つのテーマに絞る特化ブログは収益化がしやすい

特化ブログは、特定のテーマに絞って専門的な情報を提供するブログです。専門性が高いため、特定の読者層に深く刺さる傾向にあります。また、収益化を目指す場合は、テーマに関連する広告やアフィリエイトを効果的に配置できるため、収益を上げやすいというメリットがあります。

ただし、テーマによっては記事のネタが尽きやすい、情報収集に時間がかかるなどの側面もありますので、読者のニーズを考慮して需要のある分野も盛り込んでいきましょう。特化ブログは、特定の分野に深い知識や経験を持つ人、専門性を活かして収益化を目指したい人におすすめです。

ブログを始めるのに必要な費用は無料〜月1,000円前後

ブログにかかる必要な費用を図で解説

ブログを始めるために必要な費用は、ブログサービスの種類によって異なります。無料ブログサービスは初期費用や月額費用がかからず手軽です。一方、WordPressブログでは、レンタルサーバーや独自ドメインの費用がかかりますが、どのくらいの費用感なのでしょうか。

レンタルサーバーは月額で数百円、1年間で数千円が目安です。また、独自ドメインは年間数百円から数千円程度で取得できます。トータルで見ると、初期費用として数千円、月額にすると1,000円前後が想定されます。費用を抑えたい場合は無料ブログサービスから始めるのも一つの選択肢ですが、無料ブログサービスからWordPressへの移行には技術的な手間がかかります。長期的にブログを運営したい、時間がかかるかもしれないが収益化を目指したいという場合は、最初に手間と費用をかけておくとブログ運営や記事執筆に集中できます。

準備するものリスト!一番大事なのは目標やモチベかも

ここまで紹介してきたように、ブログを始めるにあたって大切なのは、ブログの目的、ブログサービスの選択、ジャンル(テーマ)選びです。専門情報の発信を目的とするのか、日記系なのか、収益化を目指すブログなのか、目的を明確にしてモチベーションにつなげましょう。

ブログサービスには、無料ではじめられるものとWordPressブログのように自由度の高い有料で始めるブログがあります。ジャンルについては、特化系・雑記系があります。まずは1本を書いてみることが重要です。文字数も多すぎず、少なすぎず、画像やレイアウトも考えながら、読者の役に立つ情報を発信しましょう。

また、ブログは継続が何よりも大切です。ブログ運営に一番必要なのは、目標やモチベーションかもしれません。目的を明確にしてモチベーションを高く保つことで、ブログを長く続けていきましょう。

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ブログを始めるには2つの方法がある!おすすめはWordPress

ブログを始めるプラットフォームについては、大きく分けて無料のブログサービスと有料のブログサービスがあります。無料ブログサービスは手軽に始められる反面、カスタマイズ性や収益化の面で制限があります。利用したい機能を追加するには有料プランへの加入が必要になる点に注意しましょう。

有料ブログサービスではWordPressがおすすめです。自由度が高く、プロのようなデザインテンプレートが豊富に提供されています。ふと見かけたブログで「素敵なデザインだな」と思ったらWordPressで提供されているデザインの可能性があります。最新の人気テンプレートを利用できるという点もWordPressのメリットでしょう。本格的なブログ運営を目指す方におすすめです。

WordPressは、レンタルサーバーとドメインを契約してWordPressをインストールするだけで始められます。初期設定に手間がかかるイメージがありますが、レンタルサーバーとドメイン取得、WordPressの導入までセットになっているサービスもあります。

WordPress|初心者にこそおすすめしたい理由を詳しく解説

初心者にこそWordPressをおすすめしたい理由

WordPressは世界中で最も利用されているCMS(コンテンツ管理システム)であり、初心者でも安心して利用できる環境が整っています。インターネット上には、WordPressに関する情報が豊富にあり、トラブルが発生した場合でも解決策を見つけやすいという利点があります。

また、WordPressは直感的な操作が可能で、専門的な知識がなくても記事の作成やデザインのカスタマイズができます。参考文献が多いため、人気のあるデザインテンプレートの色合いの変更や一部のスタイル変更などのカスタマイズが可能です。さらに、WordPressはSEOに強く、検索エンジンで上位表示されやすいというメリットもあります。

このように、WordPressは初心者の方こそおすすめしたいブログサービスです。

100%あなたの資産として所有でき突然のブログ閉鎖なし

WordPressで作成したブログは、レンタルサーバーとドメインを契約することで、個人の資産として所有できます。無料ブログサービスとは異なり、運営会社の都合でブログサービスがストップする心配はありません。後述しますが、日本国内でも近年、ブログサービスの停止が続いているため、注意が必要です。

また、WordPressは自由にカスタマイズや機能追加ができます。これにより長期的に安定したブログ運営が可能です。記事を書き貯めて、少しずつブログを育てていきたい方にとって、WordPressは最適なプラットフォームとなるでしょう。

さまざまなテーマを選べて完全オリジナルのデザインも可能

WordPressでは、ブログのデザインやレイアウトを決める数多くのデザインテンプレートが提供されています。テンプレートは「テーマ」「デザイン」とも呼ばれます。とくにオリジナルの「WordPressテーマ」には、人気が高く、最新のデザインがそろっています。

初心者の方でもテーマ(デザイン)を選ぶだけでプロのような美しい構成のブログを作成可能です。WordPressはサイトの見た目が良く、操作性も良く、記事のアップロードもしやすいなどのメリットがあります。好みに合わせたカスタマイズも可能です。他のブログとは一線を画した、個性的なブログを作成できます。

簡単な設定変更であれば、ネットで検索すると加工用のコードが出てきます。指定の場所にコピペするだけで、ちょっとした変更を加えられます。また、HTMLやCSSの知識を身に付けてオリジナルのデザインも作成可能です。

さらに、WordPressのデザインテンプレートはSEOを想定した構成になっています。とくにGoogleアドセンスの審査では、読者が読みやすく、ページを遷移しやすい操作性や機能性が重視されています。ブログのページ上部に設置した「ナビゲーションバー」やボタンなどのリンク設定も、WordPressのテンプレートであれば最初から設置されています。また、Googleアドセンスで要件とされているページについても作成が簡単です。WordPressのデザインテンプレートを利用するだけで優れたデザインを導入できるとともに、SEOやGoogleアドセンス広告への対策をスムーズに実施できます。

独自ドメインが使えるため検索エンジンに評価されやすい

WordPressでは独自ドメインを使用できます。独自ドメインとは、「○○.com」や「△△.net」のように、自分で取得した文字列のドメインです。ウェブサイトの所有者が独自に取得したドメインであるため、信頼性の高いサイトだと判別されます。サイトを調査するのはGoogle社のGoogle 検索クローラー(Googlebot)であり、機械判定です。特定の機能を持っているかどうかを自動で判定しています。

WordPressは必ず独自ドメインで設定するため、だからこそSEOに対して強さがあります。独自ドメインを使用する、読者が見やすく読みやすいブログ構成にする、一定のルールを順守している点を明示する、などの条件をそろえていくと、自然に検索エンジンから有利な評価を得られます。

一方、無料ブログサービスでは運営会社のドメインが指定されています。例えば「○○@blog-service.com」のような形式です。SEOを重視する場合は、無料ブログサービスの有料プランに追加で加入するか、独自ドメインを使用できるWordPressを利用する方法をお勧めします。

自由に広告ネットワークやアフィリエイトリンクを設置可能

WordPressでは、Google AdSenseやアフィリエイトリンクなど、さまざまな広告を設置できます。とくにGoogle AdSenseでは審査を通過したサイトに広告掲載の権利が付与され、広告の表示回数やクリック回数に応じた広告料がサイト所有者に支払われます。アフィリエイト広告でも申請内容に基づいて審査が行われ、通過すると広告が表示されます。

一般的なアフィリエイト広告はGoogleアドセンスよりも審査に通りやすい傾向にありますが、記事の更新状況に注意が必要です。記事更新をストップすると基準を満たせなくなったサイトとして広告が削除されたり、アカウント停止になる場合もあります。

無料ではじめられるブログサービスでは、運営会社の自動広告に注意しましょう。何もしなくても広告が自動で表示され、広告のジャンルや大きさ(サイズ感)もコントロールできないことがあります。有料プランへの加入により広告を非表示にできるオプションもありますが、デザイン性も考えると、最初からWordPressではじめる方がスムーズです。

ブログから本格的な収益Webサイトへの発展も可能な拡張性

WordPressは、プラグインと呼ばれる拡張機能を追加することで、さまざまな機能を追加できます。例えば、お問い合わせフォーム、会員制サイト、ECサイトなど、ブログから本格的なWebサイトへと発展させることも可能です。将来的にブログで収益を拡大させたい方にとって、WordPressは非常に便利なプラットフォームとなるでしょう。

無料ブログサービスでは、このような機能の拡張には有料プランへの加入や独特のカスタマイズ、コードの追加が必要です。カスタマイズの際にはブログサービスのプログラミングコードが競合し、想定外の型崩れが生じる可能性もあります。

無料ブログ|0円で手軽というメリットがあるも注意点あり

無料ブログサービスは初期費用や月額費用がかからず、手軽に始められる点がメリットです。無料プランのままでもテンプレートやウィジェットが用意されており、デザインの自由度も一定程度、確保されています。また、同じサービス内でユーザー間の「いいね」がもらえるなどの交流もあります。しかし一部、注意点もあるため確認しておきましょう。

完全無料のプランの場合、運営会社の広告が自動的に表示される、独自ドメインが使えず指定ドメインに限られる、運用規定の変更がある、サービス終了のリスクがあるなど、思わぬ影響を受ける可能性があります。

デザインやレイアウトの自由度が低くカスタマイズに制限

無料ブログサービスではデザインやレイアウトの自由度に制限があります。提供されるテンプレートやレイアウトの範囲内でデザインを選ぶことになるため、工夫したい場合は個別にデザインの加工が必要です。

無料ブログサービスにも有料オプションがありますが、有料プランに加入した場合でもデザインテンプレートはどうしてもWordPressに劣ります。「もう少し、この部分を改善したい」という場合でも、デザインコードの競合や重複に注意しながら個別に加工することになります。提供されているデザインには運営会社の規定が適用されているため、「この部分だけ、なかなかうまくいかない」ケースがあるのです。

また、機能拡張のためのプラグインやウィジェットも、運営会社が提供するものに限られます。無料ブログは、手軽さの反面、デザインや機能の自由度が低いという点を理解しておく必要があります。

運営会社の広告が強制的に表示されユーザー体験を損なう

無料ブログでは、運営会社の広告が記事内に自動的に表示されます。そのため、スマホなどの限られた画面で表示した場合に、不本意な見た目になる可能性があります。

とくに、広告の表示位置やデザインの調整が難しいため、ブログをパッと見たときの印象をコントロールできません。読みにくい印象を持たれたり、ページからの離脱を招く原因となります。読み進めてもらえるかどうかはページの印象が大きく左右するのに、イメージをコントロールできない可能性があるのです。

また、運営会社の広告は、ブログのテーマと関連性が低い場合もあります。記事内容と一体感のない場合でも、やむを得ないものとして受け入れるしかありません。サイトのイメージを作るために画像を貼ったり、他サービスの広告を入れてみても、結果として視覚的にもうるさい印象になってしまいます。

このように、ページの印象は読者の関心やブログの信頼性に大きく影響します。無料ブログを利用する際は、広告表示による影響を想定しておきましょう。

独自の広告を貼れなかったりアフィリエイト広告に制限あり

アフィリエイト広告はブログの収益化を図る上で重要な手段の一つですが、無料ブログで収益化を目指す場合は、広告掲載の制限を十分に理解しておく必要があります。

無料ブログサービスは運営側が広告を掲載することで収益を得ているため、一律でページに運営会社の広告が表示されます。加えて、自分で広告を掲載する際も注意を要する場合があります。アフィリエイト広告については運営会社の規約の確認が必要です。利用規約に沿って、許可されている範囲でアフィリエイトを行いましょう。

本格的にアフィリエイトでの収益化を考えているのであれば、WordPressなどの有料ブログサービスの検討をおすすめします。

また、運営側の広告だけでなく、自分でアフィリエイト広告や画像を載せる場合、貼り付けすぎてページが重くなることがあります。重くなるとサーバーの負担になり、ブログの表示速度が遅くなって、ページからの離脱が高まります。広告や画像の枚数には注意し、できるだけ画像は圧縮した上で掲載しましょう。アフィリエイト広告は加工できませんが、画像の場合は圧縮サービスを利用するだけで軽量化できます。また、画像サイズも大きくなりすぎないよう、統一したサイズでの掲載をお勧めします。

独自ドメインが使えず検索エンジンでの評価が不利となる

独自ドメインは、ブログの信頼性や専門性を高める上で重要な要素です。しかし、無料ブログでは、通常、運営会社のドメインの下にブログのURLが構成されます。例えば「○○-blog@blog-service.com」のような形式です。検索エンジンは独自ドメインを高く評価する傾向があるため、運営会社が指定するブログのアドレスは、SEO的に不利になる可能性があります。Googleアドセンスの審査でも、無料ブログサービスでは審査に通りにくい傾向が指摘されています。

長期的にブログを運営し、多くの読者を獲得したい、収益化を目指したい場合には、ぜひ独自ドメインを利用してください。無料ブログサービスによっては独自ドメインを利用できる有料プランもありますので、有料プランへの変更も考えましょう。ただし、利用できるデザインテンプレートはブログサービスが提供する範囲内に限られます。SEO対策を想定したブログ構成の面も考えると、やはりWordPressの方が手間もかからず、有利だといえます。

サービス終了のリスクがあり長年の努力が水の泡になる

無料ブログサービスを利用する上で、サービス終了のリスクと他サービスへの移行の難しさは重要なポイントです。運営会社の業績や都合により、サービスが終了する可能性はゼロではありません。

ブログサービスについては、企業の経営状況の変化、サービスの方向転換、または技術的な問題など、さまざまな要因によって起こり得ます。

ブログサービスの例 特徴とサービス終了日
Yahoo!ブログ 大手ポータルサイトYahoo!JAPANが提供していたブログサービス
2019年12月にサービス終了
LINE BLOG LINE株式会社が提供していたブログサービス
2023年6月29日にサービス終了
ファンブログ 株式会社ファンコミュニケーションズが提供のブログサービス
2025年4月22日にサービス終了が決定

最初は無料ブログで始めて、「ブログが成長したら有料タイプに移行しよう」「もしもの場合も、他のサービスに移せばいいだろう」と想定している場合も、注意が必要です。他サービスへの移行は容易ではなく、完全な形で移行できるとは限りません。

他のブログサービスへの移行には記事のエクスポート機能を利用しますが、初心者にはハードルが高い可能性もあります。データの形式が異なる場合には手動で記事を移行しなければなりません。

自主的にWordPressなどの有料タイプに移りたいと考える場合でも、ブログの移行には一定のリスクがある点を理解しておきましょう。

WordPressへの移行が困難でSEO評価も引き継げない

ブログの移行については、もう一つ問題があります。ドメイン名の変更により、SEO評価を完全には引き継げない点です。

無料ブログサービスでは運営会社が指定するドメイン名で運用していたため、WordPressなどの他のブログに移行する際は少なくともドメイン名が変わります。これまでのドメインパワーは移行先のブログに引き継がれないため、検索エンジンからの評価がリセットされる可能性があります。長年かけて築き上げた検索順位やアクセス数を左右するため注意が必要です。

この場合、何とか対策は可能です。無料ブログサービスの有料プランに加入すると独自ドメインを利用できる場合があります。有料プランに加入して独自ドメインを取得し、他のサービスに移行する際に独自ドメインを維持したまま移行する、という方法です。

ただし、記事のURL構造(パーマリンク)を旧ブログサービスと新ブログサービスで一致させる必要があります。ブログの住所であるホームページのURLだけでなく、記事1つ1つにもURLがあるからです。もし、移行の際にうまくいかずURLが変わってしまった場合は、旧URLから新URLへの301リダイレクトを設定する必要があります。移行作業には事前準備と一定の技術的な手続きが必要です。

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WordPressでブログを始める手順はたったの5つ

WordPressでブログを始める5つの手順

WordPressでのブログ作成を想定して、ブログ開始までの手順を見ていきましょう。以下の5つのステップで完了します。まずはレンタルサーバー会社を選び、ブログサイト名やURL名、独自ドメインを決めましょう。

  • レンタルサーバーと契約する
  • ドメインを取得する
  • WordPressをインストールする
  • テーマを選ぶ
  • 記事を書いて公開する

サーバー会社によってはWordPressのインストールまで自動で行ってくれるサービスもあります。初期設定やデザインテーマのカスタマイズは、後から変更も可能です。

1.レンタルサーバーと契約!サイトを置くための箱です

WordPressでブログを運営するにはレンタルサーバーの契約が必要です。レンタルサーバーはブログのデータを保管し、インターネット上に公開するための場所を提供します。

数多くのレンタルサーバー会社が存在しますが、初心者の方は、WordPressのインストールが簡単に行える機能や、サポート体制が充実しているサービスを選ぶと良いでしょう。契約するプランは、ブログの規模やアクセス数によって段階があります。最初は比較的安価なプランから始めて、必要に応じて上位プランへ変更する方法がおすすめです。

契約前に各社のプラン内容や料金体系、無料お試し期間などを比較検討し、自分に合ったレンタルサーバーを選びましょう。また、サーバーの安定性やセキュリティ対策も重要なポイントです。口コミや評判なども参考にすると良いでしょう。

おすすめはABLENETレンタルサーバー!無料でドメインも取得できる

数あるレンタルサーバーの中でも、ABLENETは初心者におすすめの選択肢です。ABLENETの大きな魅力は、ドメインを無料で取得できる点にあります。通常、ドメイン取得には別途費用がかかりますが、ABLENETレンタルサーバーでは契約期間を年払いにすることで対象ドメインを無料で利用できます。これにより、初期費用を抑えつつ、すぐにブログを始められます。

また、ABLENETはWordPressのインストールも簡単に行える機能を提供しており、初心者でも安心して利用できます。さらに、高速なサーバー環境や充実したサポート体制も魅力です。万が一トラブルが発生した場合でも迅速な対応が期待できます。無料でドメインを取得できるキャンペーンを実施している場合がありますので、サイトをチェックしてみましょう。

ABLENETは、コストパフォーマンスに優れ、初心者から上級者まで幅広いユーザーにおすすめできるレンタルサーバーです。

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2.ドメインを取得しよう!ブログのURLになる部分です

ドメインは、あなたのブログの住所です。「○○.com」や「□□.jp」などの形式があり、「○○」のセカンドレベルドメインと、「.com」部分のトップレベルドメインに分かれています。ドメインは、レンタルサーバー会社で取得できる場合と、ドメイン登録サービスで個別に取得する方法があります。

ドメインを取得する際は、覚えやすく、ブログの内容に関連するものがおすすめです。「.com」や「.jp」などのトップレベルドメインは人気度に応じて価格が変動し、販売しているサイトにより価格が異なる場合があります。「△△.net」よりも「〇〇.jp」や「○○.com」の方が高めです。

また、ドメインには1年後に更新手数料がかかります。最初は安価だと思っていても、次年度以降の更新料が高額になるケースもあります。初めて契約する際には次年度以降の更新手数料も確認しておくと安心です。ドメインは一度取得すると変更が難しいため、慎重に選びましょう。

レンタルサーバー管理画面でドメインを連携させよう

レンタルサーバー管理画面でのドメイン連携は、ブログ運営の第一歩です。まず、取得したドメインをサーバーに関連付ける必要があります。管理画面にログインし、ドメイン設定の項目を探しましょう。ドメイン名とネームサーバー情報を入力し、連携させます。

ネームサーバーは、ドメイン登録時に発行される情報で、ドメインとサーバーを結びつける役割を果たします。設定後、DNS連携を実施します。DNS(Domain Name System)は、ドメイン名とIPアドレスを紐付ける仕組みです。設定が完了すると、ドメイン名(ブログのURL)でサーバーにアクセスできます。

また、SSL設定も忘れずに行いましょう。SSL(Secure Sockets Layer)は、ウェブサイトと訪問者のブラウザ間の通信を暗号化する技術です。SSLが設定されたウェブサイトは、ブラウザのアドレスバーに「鍵マーク」が表示され、URLが「https://」で始まるため、訪問者に安全なサイトであることを表示できます。

利用しているブラウザによっては、サイトのアドレス欄の「https://」という文字列が省略されているケースがあります。代わりにⓘマークが表示され、マークをマウスオーバーすると「サイト情報を表示」という文字が表示されます。ⓘマークをクリックすると「この接続は保護されています」というポップアップウィンドウが表示されるため、SSL設定済であることが分かります。

SSLの設定によりウェブサイトの安全性を高め、個人情報が第三者に盗聴・改ざんされるのを防ぎます。SSL設定は簡単であり、管理画面からSSL証明書をインストールし、HTTPSでのアクセスを有効にするだけで完了します。これにより、読者の情報が暗号化され、安全な通信が確保されます。

3.レンタルサーバー管理画面でWordPressインストール

ドメインを取得したら、レンタルサーバーの管理画面でドメインの連携を設定します。レンタルサーバーとドメインの準備ができたら、管理システムのWordPressをインストールします。多くのレンタルサーバーでは管理画面から簡単にWordPressをインストールできる機能が提供されています。ABLENETも、その一つです。

管理画面の「WordPress簡単インストール」などのメニューから、必要事項を入力してインストールを実行します。インストールが完了すると、WordPressの管理画面にログインできます。

4.WordPressでテーマ(デザイン)を選んでインストール

WordPressの管理画面にログインしたら、ブログのデザインテンプレートである「WordPressテーマ」を選びます。テーマ(デザイン)は、ブログの雰囲気やレイアウトを決定する重要な要素です。WordPressには無料・有料を含め数多くのテーマが提供されています。

テーマはブログの目的やイメージに合ったものを選びましょう。テーマのデモサイトを参考にすると、デザインのイメージをつかみやすくなります。文字のフォントや大きさ、囲み枠の種類なども重要なポイントです。

テーマが決まったら管理画面からインストールし、有効化します。テーマによってはカスタマイズオプションが豊富に用意されており、自分の好みに合わせて細かく設定できます。ロゴや背景画像の設定、ウィジェットの追加により、オリジナルのデザインが完成します。

5.投稿→新規追加から最初の記事を書いて公開しよう

テーマのインストールとカスタマイズが完了したら、いよいよ最初の記事を書いてみましょう。WordPressの管理画面から「投稿→新規追加」を選択し、記事作成画面を開きます。タイトル、本文、アイキャッチ画像などを設定し、記事を執筆します。

記事を書く際は、読者のニーズに応える情報を分かりやすく伝えることを意識しましょう。見出しやリストを活用して文章を構造化したり、画像や動画を挿入したりすると、読みやすい記事になります。

記事が完成したらプレビューで確認し、問題がなければ「公開」ボタンをクリックして記事を公開します。これで、あなたのブログがインターネット上に公開されます。

公開後も、記事の内容を定期的に見直し、最新の情報に更新することが大切です。また、読者からのコメントには積極的に返信し、コミュニケーションを図りましょう。

一般的な無料ブログ作成サービスを始める手順も紹介

一般的な無料ブログ作成サービスを始める手順

一般的な無料ブログ作成サービスを始める手順は、非常にシンプルです。公式サイトの「新規登録」や「無料で始める」などのボタンをクリックし、アカウント作成画面から始めましょう。

  • 無料ブログ作成サービスのHPにアクセスして会員登録する
  • デザインテンプレートやプロフィールなどを入力する
  • 記事作成から最初の記事を書いて投稿する

アカウント作成後に、ブログのタイトルやURLを設定します。サービスによってはURLをカスタマイズできる場合もあります。最後に、ブログのデザインテンプレートを選択します。さまざまなテンプレートが用意されていますので、いくつか試しにインストールしてみましょう。

1.無料ブログ作成サービスのHPにアクセスして会員登録

まずは、利用したい無料ブログ作成サービスの公式サイトにアクセスします。代表的なサービスとしては、Amebaブログ(アメブロ)、はてなブログ、livedoorブログ、noteなどがあります。各サービスによって特徴や機能が異なるため、自分の目的に合ったサービスを選びましょう。

登録には個人情報を入力しますので、必ず公式サイトの「新規登録」や「無料で始める」ボタンから入ってください。公式サイトにアクセスしたら、「会員登録」「新規登録」「アカウント作成」などのボタンをクリックします。

メールアドレスやユーザー名、パスワードなどの必要情報を入力し、利用規約に同意すれば、アカウント作成は完了です。登録が完了するとブログの管理画面にログインできます。

次に、ブログのタイトルやURLを設定します。ブログのテーマや内容に合わせて、分かりやすく覚えやすいタイトルを付けましょう。URLは、ブログの個性を表す重要な要素です。URLは「後から変更不可」の場合がありますので、よく考えてから決定しましょう。

2.デザインテンプレートやプロフィールなどを入力

管理画面にログインしたら、ブログのデザインやプロフィールを設定します。デザインテンプレートは、ブログ全体のレイアウトや配色を簡単に変更できる機能です。多くのサービスではさまざまなテンプレートが用意されており、好みに合わせて選択できます。

また、プロフィール欄に自己紹介やブログのテーマなどを設定します。読者に親近感を持ってもらえるようなプロフィールを作成しましょう。執筆者の写真やイラストも、ブログのテーマと一体感のあるものを用意し、タイトルや説明文、カテゴリーなども設定します。これらの設定は後からでも変更できます。

3.記事作成から最初の記事を書いて投稿しよう

デザインやプロフィールの設定が完了したら、いよいよ記事を作成します。管理画面の「記事作成」「新規投稿」などのボタンをクリックし、記事作成画面を開きます。記事作成画面では、タイトル、本文、画像などを入力し、記事を編集します。とくにタイトル直下に画像を置くと人目を引きます。ただし、画像は枚数やデータ量が多いとページの表示に時間がかかってしまいます。画像を掲載する際は圧縮処理がおすすめです。

ブログ記事を作成するにあたって、注意すべき点は多岐にわたります。読者に有益な情報を提供し、信頼性を高め、長期的にブログを運営するために、以下の点に注意してください。

注意点 内容
情報の正確性と信頼性 記事の内容に誤りがないか、信頼できる情報源に基づいているかを確認しましょう。他人を批判する内容、個人情報の記載など、モラルには要注意です。
著作権 画像を使用する場合は著作権フリーの画像の利用がおすすめです。他人の著作物である画像の転載は不可です。著作権を守りましょう。他のウェブサイトや書籍から情報を引用する場合は、必ず引用元を明記しましょう。文章のコピーも要注意です。
見やすさ 見出しを活用して記事の構成を分かりやすくしましょう。文章が長くなる場合は「目次」機能がおすすめです。適宜、内容に沿った画像を挿入しましょう。

記事が完成したら、プレビューで表示を確認し、問題がなければ「投稿」「公開」などのボタンをクリックして記事を公開します。公開後も内容の修正は可能です。これで、あなたのブログがインターネット上に公開され、誰でも閲覧できるようになりました。

無料ブログでも、記事の内容や質によっては、検索結果で上位表示される可能性はあります。ただし、長期的にブログを運営したい場合には、各種メリット・デメリット面を比較してブログサービスを選びましょう。とくに独自ドメインの利用やSEOへの対策がスムーズに完了するWordPressをお勧めします。

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