WordPressテーマおすすめ20選!無料と有料の違いや選び方を解説

ブログやWebサイトの第一印象を大きく左右するのは、「デザイン」と「使いやすさ」。そしてその両方に深く関わってくるのが、WordPressテーマの選び方です。
ただ、テーマは無料・有料を問わず非常に数が多く、初心者はもちろん、経験者でも「どれを選べば正解なのか」と悩むことも多いかと思います。デザインの好みだけでなく、SEO対策・表示速度・カスタマイズ性など、比較すべきポイントは多岐にわたります。
そこで本記事では、ブログ運営や企業サイト制作におすすめのWordPressテーマ20選を厳選してご紹介します。無料テーマと有料テーマの違いや、テーマ選びで失敗しないためのポイントについても詳しく解説します。
- これからWordPressブログを立ち上げたい方
- 既存サイトをもっと見やすく整えたい方
- 集客や収益を見据えて本格的に運営したい方
上記のような幅広い方に役立つ内容になっていますので、ぜひ参考にしてみてください。

目次
有料のWordPressテーマおすすめ10選
有料・無料のおすすめWordPressテーマを、それぞれ10種類ずつ厳選し、特徴と機能を比較できる形で整理しました。
各テーマごとに、想定される利用シーンや価格帯、ブロックエディタ対応状況、スマートフォン表示への最適化、マニュアルおよびサポート体制の有無など、導入前に確認すべき情報を網羅しています。
自社サイトの立ち上げやブログ運営において、目的に適したテーマを選定する際の判断材料として、ぜひご活用ください。
- SWELL
- THE THOR
- AFFINGER6
- STORK19
- JIN:R
- 賢威
- THE SONIC
- Emanon
- SANGO
- Snow Monkey
それぞれ順に解説します。
SWELL

テーマの主な特徴 | 高速表示と使いやすさを追求した、洗練されたデザインのテーマ。直感的な操作性で、初心者でも簡単にカスタマイズ可能 |
---|---|
おすすめの利用用途 | ブログ、企業サイト、ポートフォリオなど |
価格 | 17,600円 |
ブロックエディタ | 完全対応。独自のブロックも多数搭載 |
スマホ対応 | レスポンシブデザインで、スマホでも美しく表示 |
マニュアル | 公式サイトに詳細なドキュメントと動画マニュアルを用意 |
サポート体制 |
フォーラム形式のサポートと、定期的なアップデートを提供 |
SWELLは、ブロックエディタ(Gutenberg)に完全対応した国産WordPressテーマで、洗練されたデザインと操作性が特徴です。直感的な編集が可能で、HTMLやCSSの知識がなくても高品質なページが作成できます。
表示速度や内部SEOにも優れており、ブログ運営からビジネス用途まで幅広く活用できます。
THE THOR

テーマの主な特徴 | SEO対策とデザイン性を兼ね備えた高機能テーマ。豊富なカスタマイズオプションが魅力。 |
---|---|
おすすめの利用用途 | アフィリエイトサイト、ビジネスサイト、ブログなど。 |
価格 | 14,800円 |
ブロックエディタ | 対応。独自のカスタムブロックも利用可能。 |
スマホ対応 | 完全レスポンシブで、モバイルフレンドリー。 |
マニュアル | 公式サイトに詳細なマニュアルとFAQを掲載。 |
サポート体制 | メールサポートと会員限定フォーラムを提供。 |
THE THORは、高度なSEO対策と収益化支援機能を兼ね備えたテーマです。デザインテンプレートの豊富さとカスタマイズ性の高さに加え、AMP対応や高速表示など、検索順位向上を意識した設計が特徴。
アフィリエイトやオウンドメディアに適しており、実践的な機能が揃っています。
AFFINGER6

テーマの主な特徴 | アフィリエイトに特化した高機能テーマ。収益化を支援する多彩な機能を搭載。 |
---|---|
おすすめの利用用途 | アフィリエイトサイト、ブログ、情報サイト。 |
価格 | 14,800円 |
ブロックエディタ | 対応。専用のカスタムブロックも用意。 |
スマホ対応 | レスポンシブデザインで、スマホ表示も最適化。 |
マニュアル | 公式サイトに詳細なマニュアルとチュートリアルを提供。 |
サポート体制 | 購入者限定のサポートフォーラムと定期的なアップデート。 |
AFFINGER6は、収益性を重視したブロガー・アフィリエイター向けの高機能テーマです。クリック率を高めるデザイン設計やABテスト支援、広告配置の柔軟性など、稼ぐための仕組みが豊富に用意されています。
細かなカスタマイズも可能で、上級者にも支持されています。
STORK19

テーマの主な特徴 | シンプルで美しいデザインと高い操作性を兼ね備えたテーマ。初心者でも扱いやすい。 |
---|---|
おすすめの利用用途 | 個人ブログ、ライフスタイル系サイト。 |
価格 | 11,000円 |
ブロックエディタ | 対応。基本的なブロック機能をサポート。 |
スマホ対応 | 完全レスポンシブで、モバイル表示も快適。 |
マニュアル | 公式サイトに詳細なマニュアルとFAQを掲載。 |
サポート体制 | メールサポートと定期的なアップデートを提供。 |
STORK19は、スマホでの表示に特化した国産テーマで、モバイルファーストを重視するユーザーに人気です。ブログ初心者でも扱いやすいシンプルな設計と、読みやすさを追求したレイアウトが特徴。
美しいデザインと機能のバランスがよく、ブロガーに最適です。
JIN:R

テーマの主な特徴 | デザイン性と機能性を両立したテーマ。初心者でも簡単におしゃれなサイトを作成可能。 |
---|---|
おすすめの利用用途 | ブログ、アフィリエイトサイト、ポートフォリオ。 |
価格 | |
ブロックエディタ | 対応。独自のカスタムブロックも搭載。 |
スマホ対応 | レスポンシブデザインで、スマホでも美しく表示。 |
マニュアル | 公式サイトに詳細なマニュアルと動画チュートリアルを用意。 |
サポート体制 | 購入者限定のサポートフォーラムと定期的なアップデート。 |
JIN:Rは、デザイン性とユーザビリティを両立させたテーマで、特に情報発信系のブログやメディアに適しています。独自のブロックや柔軟なカスタマイザー機能により、初心者でも簡単に洗練されたサイトを構築可能。
SEO対策や高速表示の工夫も施されています。
賢威

テーマの主な特徴 | SEO対策に特化した老舗テーマ。シンプルなデザインと高いカスタマイズ性が特徴。 |
---|---|
おすすめの利用用途 | ビジネスサイト、アフィリエイトサイト、オウンドメディア。 |
価格 | 19,800円 |
ブロックエディタ | 対応。基本的なブロック機能をサポート。 |
スマホ対応 | レスポンシブデザインで、モバイル表示も最適化。 |
マニュアル | 公式サイトに詳細なマニュアルとSEOノウハウを提供。 |
サポート体制 | メールサポートと会員限定フォーラムを用意。 |
賢威は、SEOコンサル会社が開発した本格派のWordPressテーマで、SEOに特化した内部構造が最大の特徴です。コンテンツ重視のWebサイトやオウンドメディアに向いており、長期的な検索流入を狙う人に最適。
カスタマイズ性も高く、企業利用にも対応しています。
THE SONIC

テーマの主な特徴 | 高速表示とシンプルなデザインが特徴のテーマ。直感的な操作性で初心者にも優しい。 |
---|---|
おすすめの利用用途 | ブログ、アフィリエイトサイト、企業サイト。 |
価格 | 980円 |
ブロックエディタ | 完全対応。独自のカスタムブロックも利用可能。 |
スマホ対応 | 完全レスポンシブで、スマホ表示も最適化。 |
マニュアル | 公式サイトに詳細なマニュアルと動画チュートリアルを掲載。 |
サポート体制 | メールサポートと定期的なアップデートを提供。 |
THE SONICは、定額制のサブスクリプション型テーマで、複数のサイトを運営するユーザーに向いています。シンプルで高速な表示設計に加え、アフィリエイト機能や広告管理機能も充実。
ライティングや収益化に特化した設計で、初心者にもやさしい構成です。
Emanon

テーマの主な特徴 | ビジネス向けの洗練されたデザインと高いカスタマイズ性を持つテーマ。 |
---|---|
おすすめの利用用途 | 企業サイト、サービス紹介サイト、コーポレートブログ。 |
価格 | Pro:7,480円 Business:10,280円 Premium:27,800円 |
ブロックエディタ | 対応。独自のカスタムブロックも搭載。 |
スマホ対応 | レスポンシブデザインで、モバイルフレンドリー。 |
マニュアル | 公式サイトに詳細なマニュアルと設定ガイドを用意 |
サポート体制 | 購入者専用のメールサポートが提供されており、設定やカスタマイズに関する質問に対応 |
Emanonは、ビジネス向けに設計された国産WordPressテーマで、企業サイトやコーポレートブログに適しています。CTAの設置やランディングページ作成などマーケティング要素が充実しており、ブロックエディタ対応で操作も直感的。
デザイン性と実用性を兼ね備えています。
SANGO

テーマの主な特徴 | 柔らかく親しみやすいデザインが特徴で、読みやすさとユーザー体験を重視した構成。 |
---|---|
おすすめの利用用途 | 個人ブログ、メディアサイト、教育系・体験談系ブログに最適。 |
価格 | 11,000円 |
ブロックエディタ | 一部対応(専用プラグインで対応可能) |
スマホ対応 | 完全レスポンシブ対応 |
マニュアル | 詳細な公式マニュアル・カスタマイズガイドを用意 |
サポート体制 | 購入者専用の質問フォーラムと更新サポートあり |
SANGOは、やわらかく親しみやすいデザインが特徴の国産テーマで、読者にやさしいUI設計が魅力です。見出しやボックスデザインが豊富で、装飾パーツも多く、ノーコードでブログに彩りを加えられます。
ブログ初心者から中級者まで幅広く支持されています。
Snow Monkey

テーマの主な特徴 | ビジネスサイト向けの高機能テーマ。カスタムブロックが豊富で、ノーコードで自由にレイアウト構築が可能。 |
---|---|
おすすめの利用用途 | コーポレートサイト、ランディングページ、商品紹介ページなど |
価格 | スタンダード:16,500円 プロ:55,000円 |
ブロックエディタ | 完全対応(Gutenberg拡張プラグインもあり) |
スマホ対応 | モバイルファースト設計 |
マニュアル | 開発者向けを含む詳細なドキュメントが整備されている |
サポート体制 | Slackグループでの開発者交流・質問が可能 |
Snow Monkeyは、開発者向けにも配慮された高品質な有料テーマで、ブロックエディタへの対応度が非常に高いのが特長です。柔軟なレイアウト構成や拡張性があり、個人ブログから法人向けサイトまで幅広く活用可能。
堅牢なコードと高い保守性が魅力です。
無料のWordPressテーマおすすめ10選
次に、無料のテーマを10選ご紹介します。WordPressには無料でも汎用性の高いテーマが多く取り揃えられています。
- Cocoon
- Lightning
- Luxeritas
- Xeory
- Unitone
- GLUE
- Arkhe
- Simplicity
- LION BLOG
- yStandard
それぞれ順に解説します。
Cocoon

テーマの主な特徴 | シンプルで使いやすいデザインと高いカスタマイズ性を備えている。内部SEO対策や高速表示、モバイルフレンドリーにも最適化 |
---|---|
おすすめの利用用途 | ブログ、アフィリエイトサイト、個人サイトなど |
価格 | 無料 |
ブロックエディタ | ブロックエディタに対応 |
スマホ対応 | レスポンシブデザインでスマホ表示にも対応 |
マニュアル | 公式サイトに詳細なマニュアルを用意 |
サポート体制 | 活発なフォーラムと充実のサポート体制が整っている。 |
Cocoonは、国産の無料テーマとして圧倒的な人気を誇る高機能テーマです。内部SEO対策、モバイル対応、表示速度最適化が施されており、アドセンス・アフィリエイト対応機能も充実。
シンプルなデザインながら装飾も豊富で、初心者から上級者まで幅広く支持されています。
Lightning

テーマの主な特徴 | ビジネスサイトやブログを簡単に作成できる高機能な無料テーマ。WordPress公式ディレクトリに登録されており、管理画面から簡単にインストール可能 |
---|---|
おすすめの利用用途 | ビジネスサイト、企業サイト、ブログなど。 |
価格 | 無料 |
ブロックエディタ | ブロックエディタに対応 |
スマホ対応 | レスポンシブデザインでスマホ表示にも対応 |
マニュアル | 公式サイトに詳細なマニュアルを用意 |
サポート体制 | 無料版ではサポートは限定的ですが、有料版へのアップグレードでサポートが充実 |
Lightningは、ビジネス向けに最適な国産無料テーマで、シンプルかつ堅実なデザインが特徴です。コーポレートサイトやサービス紹介ページに適しており、ブロックエディタ完全対応。
拡張プラグイン「VK Blocks」シリーズと組み合わせることで、機能を柔軟に追加できます。
Luxeritas

テーマの主な特徴 | SEO最適化、レスポンシブ、高カスタマイズ性を持つ無料テーマ。多機能でありながら高速表示が可能 |
---|---|
おすすめの利用用途 | ブログ、アフィリエイトサイト、個人サイトなど。 |
価格 | 無料 |
ブロックエディタ | ブロックエディタに対応 |
スマホ対応 | レスポンシブデザインでスマホ表示にも対応 |
マニュアル | 公式サイトに詳細なマニュアルを用意 |
サポート体制 | 無料テーマのため、サポートは限定的 |
Luxeritas(ルクセリタス)は、高速表示とSEO対策に特化した軽量な無料テーマです。キャッシュ制御やCSS・JavaScriptの最適化が施されており、表示速度の速さはトップクラス。
豊富なカスタマイズオプションもあり、コード不要で幅広い調整が可能です。
Xeory

テーマの主な特徴 | コンテンツマーケティングに特化した無料テーマ。内部SEOも最大限まで最適化されています。 |
---|---|
おすすめの利用用途 | 企業サイト、ブログ、オウンドメディアなど。 |
価格 | 無料 |
ブロックエディタ | 対応していない |
スマホ対応 | モバイルフレンドリーに対応 |
マニュアル | 公式サイトにマニュアルを用意 |
サポート体制 | 無料テーマのため、サポートは限定的 |
Xeoryは、バズ部が提供する無料のマーケティング支援特化型テーマで、「Xeory Base(ブログ型)」と「Xeory Extension(サイト型)」の2タイプがあります。
CTAやランディングページなど、集客・コンバージョンを意識した設計が魅力で、コンテンツマーケティングに最適です。
Unitone

テーマの主な特徴 | 美しいタイポグラフィとフルサイト編集が可能なブロックテーマ。レイアウトプリミティブなブロックやIntrinsic Web Designなどの特徴があります。 |
---|---|
おすすめの利用用途 | Web制作者向けのサイト、ポートフォリオサイトなど。 |
価格 | 無料 |
ブロックエディタ | フルサイト編集に対応 |
スマホ対応 | Intrinsic Web Designの考え方を採用し、真のレスポンシブ対応を実現 |
マニュアル | 公式サイトにマニュアルを用意 |
サポート体制 | 無料テーマのため、サポートは限定的 |
Unitoneは、フルサイト編集(FSE)に対応した先進的な無料テーマで、Gutenberg(ブロックエディタ)を最大限に活用できる設計が特徴です。ノーコードで高度なレイアウトが可能で、デザイン性も高水準。
今後のWordPress標準に沿った構築をしたい方におすすめです。
GLUE

テーマの主な特徴 | 2タイプのトップページデザイン、サイドバー位置の自由な設定(左右入替、非表示)、カスタマイズ性が高く、ランディングページ作成機能、広告スペース |
---|---|
おすすめの利用用途 | 個人ブログ、サービスブログ、メディアサイトなど。 |
価格 | 無料 |
ブロックエディタ | 対応 |
スマホ対応 | 完全対応(アプリのようなモバイルデザイン) |
マニュアル | 公式サイトにマニュアルを用意 |
サポート体制 | メーカー提供のサポートあり |
個人からプロまで使える多機能WordPressテーマ「GLUE」は、「書き手と読み手の気持ちをつなげる」をコンセプトに、有料級の機能とデザインを備えています。
最大の特徴は汎用性の高さ。2タイプのトップページデザインから選べ、サイドバーは左右に移動または非表示にすることでシンプルな記事表示も可能です。ランディングページも複数のデザインテンプレートを備え、ブログ感覚で直感的に作成できます。
Arkhe

テーマの主な特徴 | シンプルでミニマムな、Web制作のベースに最適化された無料テーマ。 |
---|---|
おすすめの利用用途 | Web制作者向けのサイト、企業サイト、ブログなど。 |
価格 | 無料 |
ブロックエディタ | ブロックエディタに対応しています。 |
スマホ対応 | レスポンシブデザインでスマホ表示にも対応しています。 |
マニュアル | 公式サイトに詳細なマニュアルが用意されています。 |
サポート体制 | 無料テーマのため、サポートは限定的 |
Arkheは、シンプルで軽量な設計と、Gutenbergとの高い親和性が特徴の国産テーマです。デザインのカスタマイズや追加機能が豊富で、プラグインによる拡張も柔軟。
使いやすさと最新の編集体験を両立したい方に適したテーマです。
Simplicity

テーマの主な特徴 | その名の通り「シンプルさ」を追求した無料テーマ。内部SEOやカスタマイズ性が高く、軽量かつ高速な表示が特徴。 |
---|---|
おすすめの利用用途 | 個人ブログ、アフィリエイトサイト、技術系ブログなど。 |
価格 | 無料 |
ブロックエディタ | 旧エディタに最適化されているが、ブロックエディタでも使用可能。 |
スマホ対応 | 完全レスポンシブデザインでモバイル対応も問題なし。 |
マニュアル | 公式サイトに詳細なマニュアルとカスタマイズ記事が豊富。 |
サポート体制 | 無料テーマのため直接サポートはなし。 |
Simplicityは、その名の通りシンプルさを追求した日本製無料テーマです。SEO内部対策や高速表示に優れ、ブログ運営に必要な機能を最小限の手間で実装できます。
わかりやすい管理画面と日本語ドキュメントも魅力で、初心者にもおすすめです。
LION BLOG

テーマの主な特徴 | 高速表示、SEO対策、スマホ対応などを高水準で備えた無料テーマ。 |
---|---|
おすすめの利用用途 | ブログ、情報発信サイト、日記など幅広い用途に適する。 |
価格 | 無料 |
ブロックエディタ | 対応 |
スマホ対応 | モバイルファーストの設計で、レスポンシブデザインにも対応 |
マニュアル | 公式サイトに基本マニュアルとQ&Aあり。 |
サポート体制 | 無料テーマのため直接サポートはなし。ただし、ユーザーガイドが充実している。 |
LION BLOGは、ブログ運営に特化した国産の無料テーマです。美しいデザインと高いカスタマイズ性、SEO対策の充実、モバイルフレンドリーなレスポンシブ設計などが特徴。
広告管理やウィジェット機能も充実し、収益化もサポートします。
yStandard

テーマの主な特徴 | Web制作者や開発者向けに設計されたテーマで、柔軟なカスタマイズ性とシンプルな構造が特徴。 |
---|---|
おすすめの利用用途 | Web制作のベース、クライアント案件、開発者向けサイト。 |
価格 | 無料 |
ブロックエディタ | 対応。公式でブロック機能強化プラグインも提供。 |
スマホ対応 | モバイル対応済み。 |
マニュアル | 開発者向けドキュメントと使い方ガイドが充実。 |
サポート体制 | 基本は無料利用だが、公式コミュニティやSlackでの開発者サポートも活発。 |
yStandardは、シンプルで柔軟なカスタマイズ性を備えた無料テーマです。Gutenberg対応で、オリジナルブロックも用意されており、自由度の高いサイト構築が可能。
シンプルな設計ながら拡張性に優れ、中級者から上級者にも人気です。
WordPressテーマとは見た目と機能を変える重要要素
ブログやWebサイトの印象や使い勝手を大きく左右するのが、WordPressテーマの存在です。テーマは単なるデザインテンプレートではなく、サイト全体の構造や表示機能にまで関わる「基盤」とも言えるもの。
まず、WordPressテーマがなぜ重要なのか、どんな役割を果たすのかを具体的に見ていきましょう。
- WordPressテーマはサイトのデザインと使いやすさを決めるもの
以下に解説します。
WordPressテーマはサイトのデザインと使いやすさを決めるもの
WordPressのテーマは、サイトの「外観」だけでなく、「操作性」や「構造」まで一括で整えてくれる、いわばサイト全体の骨格とデザインを担うテンプレートのような存在です。トップページのレイアウトや見出しのデザイン、ボタンの配置から、記事一覧の見せ方、メニューの展開方法に至るまで、テーマひとつでサイトの印象や使い勝手が大きく変わります。
たとえば、同じ文章や写真を使っていても、テーマによっては洗練されたビジネスサイトのように見えたり、柔らかく親しみやすい雰囲気のブログに見えたりと、訪問者に与える印象はまったく異なります。これは、配色、余白、フォントサイズ、アニメーション効果など、細部のデザイン設計がテーマごとに最適化されているためです。
さらに近年では、表示速度の最適化やモバイル対応(レスポンシブデザイン)、内部SEOの強化といった、単なる見た目以上の機能性を追求したテーマも増えており、こうした技術面の差もサイトの成果に直結します。そのため、「おしゃれかどうか」だけで判断するのではなく、運営目的に合った機能を備えているか、操作しやすいか、拡張性があるかといった視点で、慎重にテーマを選ぶことが重要です。
レイアウト・色・文字などもテーマが一括で設定してくれる
WordPressのテーマを使う最大のメリットは、サイト全体のデザインや構成要素を“まとめて一括で整えてくれる”点にあります。
通常、HTMLやCSSを使って一からサイトを構築する場合、見出しのフォントサイズや色、段落ごとの余白、ボタンの配置、ページ全体のレイアウト構成など、細かなデザイン設定をすべて手作業で行う必要があります。しかも、複数のページにわたって統一感を持たせるには、相応のデザイン知識と経験が求められます。
しかし、WordPressテーマを導入すれば、これらの要素があらかじめバランスよく設計された状態で適用されるため、初めての方でも「見栄えのよいプロ仕様のサイト」がすぐに手に入ります。文字の大きさや配色、見出しや画像のスタイル、ページの幅や段組みなど、細部まで一貫した美しいレイアウトが自動的に構築されるのは、テーマならではの利点です。
特にデザインに自信がない方や、「とにかく早くサイトを公開したい」という方にとっては、こうした“初期設定済みの美しいデザイン”は大きな安心材料になります。手間をかけずに完成度の高いページが作れるため、コンテンツ作成に集中でき、サイト運営そのものもスムーズに進められます。
初心者でもプロっぽいサイトに見せられる最大の要素
WordPressのテーマを活用する最大の利点は、Web制作の知識がなくても、“プロが作ったようなクオリティの高いサイト”を誰でも手軽に実現できることです。これは、初心者にとって非常に心強いポイントと言えるでしょう。
多くのテーマには、トップページの構成テンプレートや、プロフィールセクション、CTA(行動喚起)ボタン、アイキャッチ画像の表示位置など、サイト運営に必要な基本要素があらかじめデザインされた状態で組み込まれています。つまり、テーマを導入するだけで、「どこに何を配置すれば見やすいか」「ユーザーの行動を促すにはどうするか」といったノウハウが詰まったサイトがすぐに完成するのです。
たとえば、ブログ向けテーマでは記事一覧やカテゴリ分けが見やすく配置され、企業サイト向けテーマではサービス紹介やお問い合わせ導線が最適化されているなど、目的に合わせた構成が最初から整っているのも特徴です。
さらに、高機能な有料テーマの多くには、マウス操作だけで直感的にページを編集できる「ビジュアルエディタ」や「ブロックエディタ対応機能」が搭載されており、HTMLやCSSを使わなくてもレイアウトの変更や装飾が簡単に行えます。これにより、更新や修正作業もスムーズに行えるため、コンテンツ制作に集中できる環境が整いやすくなります。
「初めてのサイトだけど、見た目にこだわりたい」「技術的な作業は避けてコンテンツに注力したい」という方にとって、WordPressテーマはまさに最適解と言えます。
無料と有料テーマの違いは機能性・サポート・自由度の差
次に、無料テーマと有料テーマの違いを機能性・サポート・自由度といった観点から比較・解説します。
どちらを選ぶべきか迷う方も多いかと思うのでぜひ参考にしてください。
- 無料テーマは費用ゼロで始められるが機能はやや限定的
- 有料テーマは時間と手間を減らしたい人に最適な選択肢
それぞれ順に解説します。
無料テーマは費用ゼロで始められるが機能はやや限定的
無料テーマであっても、内部SEO対策やレスポンシブデザイン(スマートフォン・タブレット対応)など、WordPressサイトを運営するうえで必要不可欠な機能はあらかじめ備わっていることが多く、特に個人ブログや趣味の情報発信といった用途であれば、十分に対応できるクオリティを持っています。初めてのWordPress運用にチャレンジする方や、費用をかけずに始めたいユーザーにとって、無料テーマは最適な選択肢の一つです。
しかしその一方で、無料テーマにはいくつかの制限や注意点もあります。たとえば、デザインのカスタマイズ範囲が限られているため、サイトの個性を出したい場合にはHTMLやCSSの知識が必要になることがあります。また、広告配置やCTA(コールトゥアクション)エリアの最適化、複雑なページレイアウトの構築といった高度なマーケティング機能は、標準では搭載されていないことが多く、これらを実現するにはプラグインの追加や手動によるカスタマイズが必要です。
さらに、サポート体制の有無も大きな違いの一つです。無料テーマは多くの場合、ユーザー同士のフォーラムやQ&A掲示板が情報源となり、テーマ開発者による直接のサポートは提供されていません。そのため、エラーやレイアウト崩れといったトラブルが発生した場合、自力で調査・解決する必要があります。有料テーマでは公式サポートやアップデート保証があるのに対し、無料テーマは自己責任での運用が基本となるため、ある程度のITリテラシーが求められる場面もあるという点は理解しておくとよいでしょう。
代表例はCocoon・Lightningなど安心の国産テーマ
無料テーマの中でも、初心者に特におすすめなのが「Cocoon」や「Lightning」といった日本製のテーマです。これらのテーマは日本国内の開発者によって設計されているため、日本語のマニュアルやチュートリアルが非常に充実しており、WordPressが初めての方でもスムーズに導入・設定を進められるのが大きな魅力です。
英語の解説や設定画面に不安を感じる方にとって、操作画面やサポート情報がすべて日本語で完結するというのは安心です。また、使い方に関する情報も国内ユーザー間で広く共有されているため、検索すれば解決策が見つかりやすいのも大きなメリットです。
たとえば、「Cocoon」は無料テーマでありながら、内部SEO対策・高速表示・レスポンシブ対応・広告管理・アフィリエイトタグの挿入支援など、非常に多機能な設計が特徴です。ブログ初心者から中級者まで幅広く支持されており、個人ブログや情報発信型のサイト、収益化を目指すアフィリエイトブログにもぴったりです。
一方、「Lightning」は、ビジネス用途にも対応できるシンプルかつ堅実な設計が魅力で、コーポレートサイトやサービス紹介ページ、団体の公式サイトなどにもよく利用されています。ブロックエディタ(Gutenberg)に対応しており、直感的なページ構成ができる点も人気の理由です。さらに、有料プラグインを追加することで、より高度なデザインや機能の拡張も可能です。
このように、CocoonとLightningは、それぞれの目的やジャンルに応じた“安心して使える無料テーマ”の代表格であり、WordPress初心者が最初に選ぶテーマとして非常に適していると言えます。
有料テーマは時間と手間を減らしたい人に最適な選択肢
有料のWordPressテーマは、導入時に一定の費用はかかるものの、その分サイト構築にかかる時間や手間を大幅に削減できるように設計されています。デザイン性・機能性ともに高水準でまとまっており、「すぐに完成度の高いサイトを持ちたい」という人にとっては、費用以上の価値を感じられる選択肢です。
特に、Web制作やカスタマイズの知識があまりない初心者にとっては、プロが設計したデザインテンプレートがあらかじめ用意されていることや、日本語による丁寧なマニュアル、メールサポート・専用フォーラムといったサポート体制が整っている点は大きな安心材料となります。自分で調べて対応する負担を軽減できるだけでなく、トラブル発生時のスピーディな解決も期待できます。
さらに、多くの有料テーマには、集客や収益化をサポートする実践的な機能が標準装備されています。たとえば、ブロックエディタ完全対応による快適な編集環境、クリック率を高めるCTA設計、アフィリエイト広告の管理機能、高速表示によるUX(ユーザー体験)の向上、そして内部SEO施策の自動最適化など、「アクセスを集めて成果を出す」ための土台があらかじめ組み込まれています。
趣味ブログにとどまらず、副業・収益化を目指す方や、ビジネス用のWebサイトをしっかり構築したい方にとっては、有料テーマは時間と手間を投資として捉えるに十分な、信頼性の高い選択と言えるでしょう。
表示速度・SEO・カスタマイズ性の高さが魅力
有料テーマの最大の強みは、表示速度とSEO対策といった、ユーザー体験と集客成果の両方を高める機能が充実している点にあります。
まず、表示速度の速さはユーザーの離脱率や検索順位にも直結する重要な要素です。有料テーマの多くは、HTML・CSS・JavaScriptのコードが最適化されており、画像の遅延読み込み(Lazy Load)や不要コードの排除など、ページ表示を高速化する工夫があらかじめ施されています。これにより、モバイル環境でもスムーズに表示される軽快なサイト運営が可能となります。
さらに、SEO対策の面でも、有料テーマは非常に優れています。構造化データ(Schema.org)の自動出力やパンくずリストの生成、metaタグやOGPの最適化など、検索エンジンに正しく評価されやすい設計が標準で組み込まれているため、初心者でも意識せずに“SEOに強いサイト”を作ることができるのは大きな魅力です。
また、カスタマイズ性の高さも有料テーマならではの特長です。テーマによっては、配色やフォント、余白、セクション構成の変更をビジュアルエディタで直感的に操作できるため、専門的なHTML/CSSの知識がなくても、思い通りのデザインに仕上げることができます。さらに、CTAボタン・レビュー表示・ランキングブロック・FAQ表示など、マーケティングや収益化に特化したパーツも豊富に用意されており、目的に応じて柔軟にデザインを調整できる自由度の高さも魅力のひとつです。
「表示速度の不満」「思い通りにデザインできない」「SEOに関する不安」など、サイト運営でつまずきやすい悩みを根本から解決してくれるのが、有料テーマに投資する大きなメリットと言えるでしょう。
SWELL・THE THOR・AFFINGER6などが定番人気
有料テーマの中でも特に人気を集めているのが「SWELL」「THE THOR」「AFFINGER6」の3つです。
「SWELL」は、直感的な操作性と美しいデザインが魅力。ブロックエディタ完全対応で、コードを書かずに高品質なページを作れるので初心者からプロまで多くの人に指示されています。サイト表示も非常に高速で、使いやすさと性能が両立されています。
「THE THOR」は、SEOと収益化に特化した高機能のテーマです。デザインテンプレートの数が豊富で、広告管理やABテストなどマーケティング機能も標準装備されており、アフィリエイトサイトやビジネスサイトに最適だと言えます。
「AFFINGER6」は、カスタマイズ性の高さが特長です。細かいデザインの調整やウィジェットの配置なども自在に変更できるため、オリジナリティのあるサイトを作りたい人におすすめです。収益化支援機能も充実しており、上級者にも愛用されています。
初心者が失敗しないためのWordPressテーマの選び方
次に、WordPressのテーマ選びで失敗しないための基本的な考え方と、チェック項目を紹介します。
いくつかポイントを押さえられれば、自分にぴったりのテーマを見つけられるはずです。
- ブログの目的とジャンルに合ったデザインを選ぶのが基本
- SEOやモバイル対応など機能面にも注目して選ぼう
- 日本語サポート・マニュアル完備の国産テーマが安心
それぞれ順に解説します。
ブログの目的とジャンルに合ったデザインを選ぶのが基本
WordPressのテーマを選ぶ際、まず何より大切なのは、「自分がどんなブログを作りたいのか」という目的やコンセプトを明確にすることです。テーマは見た目の印象を左右するだけでなく、サイト全体の使いやすさや発信スタイルにも直結するため、「誰に何を届けたいか」を意識した選定が欠かせません。
たとえば、日常の出来事や趣味をゆるやかに綴るライフログ的なブログであれば、親しみやすく温かみのあるデザインや、読みやすさを重視したレイアウトが適しています。一方で、ビジネス視点での専門知識やノウハウを発信するオウンドメディアの場合は、信頼感のある洗練されたデザインや、カテゴリ・タグが整理された構造的なレイアウトが好まれます。
もしテーマのデザインが、コンテンツの内容や読者の期待とずれていると、サイトの印象に違和感が生まれ、離脱につながってしまうリスクもあります。「ブログのジャンル」「読者のターゲット像」「掲載したい情報の量や形式」などを具体的に思い描きながら、それに合ったテーマを選ぶことが、満足度の高いサイト運営に繋がります。
SEOやモバイル対応など機能面にも注目して選ぼう
テーマ選びでは、デザインの好みだけでなく、機能面にしっかり注目することが非常に重要です。とくにサイト運営の成果を左右するのが、SEOやモバイル対応といった基礎機能がテーマにどこまで備わっているかという点です。
中でも、SEO対策がどこまでテーマに組み込まれているかは非常に重要な指標です。たとえば、パンくずリストの自動生成、論理構造に沿ったHTMLマークアップ、タイトルタグやmeta情報の出力など、SEOに配慮されたテーマは検索エンジンからの評価を受けやすくなります。また、構造化データが正しく出力されることで、Googleなどの検索結果においてクリック率が向上する可能性もあります。こうした機能が備わっていれば、記事を公開するたびに検索流入を得やすく、アクセスの自然な増加にもつながります。
さらに近年では、アクセスの大半がスマートフォンやタブレットなどのモバイルデバイスからという状況が当たり前になっているため、モバイルファースト設計がなされたテーマであるかどうかも見逃せないポイントです。レスポンシブデザインがしっかり組み込まれていれば、閲覧環境に応じてレイアウトが自動で最適化され、見やすく操作しやすい表示が保たれます。
こうしたテーマを選ぶことで、ユーザーの離脱率を下げたり、ページの滞在時間を延ばしたりといったユーザー体験の改善にもつながり、結果的にSEO面でもプラスの効果がでるはずです。
ブロックエディタ対応・高速表示が重要ポイント
現在のWordPressでは、標準エディタとして「Gutenberg(グーテンベルク)」、通称「ブロックエディタ」が採用されており、文章・画像・見出し・ボタンなどを“ブロック”として管理し、直感的な操作でページを構築できるようになっています。これにより、HTMLやCSSの知識がなくても、複雑なレイアウトやデザインの作成が格段にしやすくなっています。
そのため、テーマを選ぶ際には、このブロックエディタに最適化されているかどうかが非常に重要なポイントとなります。古いテーマやブロックエディタ非対応のテーマを選んでしまうと、編集画面での表示崩れや、レイアウトの自由度が制限されるなどの問題が発生しやすく、更新作業に余計な手間がかかってしまいます。
加えて、ページの表示速度も見逃せない重要な要素です。ページの読み込みが遅いと、ユーザーは途中で離脱してしまいやすく、直帰率の上昇や滞在時間の低下につながることがあります。これは単なるユーザー体験(UX)の問題にとどまらず、Googleなどの検索エンジンでも「表示速度の速さ」は評価項目のひとつとして明言されており、SEO(検索順位)にも直接影響を与える可能性があります。
有料テーマを中心に、近年の高品質なテーマでは、軽量で最適化されたコード設計や不要ファイルの削減、画像の遅延読み込み(Lazy Load)対応など、表示速度向上の工夫が多く施されています。こうしたテーマを選ぶことで、ユーザーにストレスのない快適な閲覧体験を提供し、SEOにも好影響です。
日本語サポート・マニュアル完備の国産テーマが安心
WordPressのテーマには海外製のものも数多く存在し、デザイン性や機能面で優れたものも多くありますが、特に初心者の方にとっては「国産テーマ」を選んだほうが圧倒的に安心感があります。その大きな理由は、サポートやマニュアルがすべて日本語で提供されているからです。
海外製テーマは、操作画面や設定項目が英語表記であったり、マニュアルやFAQが日本語に対応していないケースが多く、トラブルが発生した際に情報を探すだけでも一苦労になりがちです。一方、国産テーマであれば、導入からカスタマイズまでの手順が丁寧に解説されており、初心者でも迷わず設定を進められるよう工夫されています。
また、国産テーマは日本語のフォントバランスや余白設計、縦書き・横書きの扱いにも配慮されており、日本のユーザーにとって自然で読みやすいサイトデザインを実現しやすいという特長もあります。
代表的な国産テーマには、直感的な操作性と美しいデザインで高評価を集める「SWELL」、無料ながら高機能で多くのユーザーに支持される「Cocoon」、収益化に強いアフィリエイター向けの「AFFINGER6」、ビジネス用途にも適したシンプルかつ軽量な「Lightning」などがあります。いずれも日本語環境に最適化された設計のため、初めてのサイト構築でもストレスを感じにくく、安心して運用を始められます。
WordPressテーマのインストール方法を初心者向けに解説
気に入ったWordPressテーマを見つけたら、次は実際にサイトへインストールする作業に移ります。
インストールと聞くと難しそうに思えるかもしれませんが、WordPressには直感的な操作画面が用意されており、初心者でも簡単にテーマを導入できます。
- 無料テーマは管理画面から簡単に検索&インストール可能
- 有料テーマは購入後にzipファイルをアップロードする手順
それぞれ順に解説します。
無料テーマは管理画面から簡単に検索&インストール可能
WordPressの無料テーマは、公式ディレクトリに登録されているため、WordPressの管理画面から直接検索・インストールができます。管理画面上の操作だけで完結するため、初心者にも安心です。
「こんなに簡単でいいの?」と思うほどスムーズにテーマが導入でき、反映までの時間もわずか数秒。サイト立ち上げの初期段階でもっともよく使われる方法です。
「外観」→「テーマ」→「新規追加」で探すだけでOK
WordPressの無料テーマをインストールする手順はとてもシンプルです。管理画面の左メニューから「外観」→「テーマ」→「新規追加」と進むと、公式ディレクトリに登録されている数千種類のテーマを検索できる画面が表示されます。

この検索画面では、人気順、新着順、特徴フィルターなどでテーマを絞り込むことも可能です。キーワードで特定のテーマ名を入力すれば、目的のデザインもすぐに見つけられます。

気になるテーマが見つかったら、サムネイルにマウスを合わせて「プレビュー」で確認するだけ。これでテーマの導入準備は完了です。
有効化ボタンを押せばすぐに反映される
テーマのインストールが完了したら、あとは「有効化」ボタンをクリックするだけで、すぐにサイトに反映されます。インストール直後のテーマ一覧画面に「有効化」というボタンが表示されるので、これを押すことでテーマが現在のデザインとして適用されます。

切り替えはリアルタイムで反映されるため、サイトにアクセスすると即座に新しいデザインが表示されます。万が一イメージと違った場合も、テーマを変更することで簡単に元に戻すことができるので安心です。
有料テーマは購入後にzipファイルをアップロードする手順
有料WordPressテーマを使う場合、テーマ販売サイトで購入するとZIPファイルをダウンロードします。基本的には、そのZIPファイルをWordPressにアップロードするだけでテーマが使えるようになります。
無料テーマとの違いは、WordPress内の検索からは直接インストールできない点だけです。有料テーマは機能が豊富なので、インストール後に細かい設定が必要な場合がありますが、ファイルをアップロードする手順は簡単で、一度やり方を覚えれば迷うことはありません。
付属のマニュアルを見ながら一つひとつ設定していくと、スムーズに導入できるはずです。
「テーマのアップロード」→「ファイル選択」→「インストール」
有料テーマのインストールは、以下の3ステップで簡単に行うことができます。
- WordPress管理画面の「外観」→「テーマ」→「新規追加」をクリックします。
- 続いて、画面上部に表示される「テーマのアップロード」ボタンをクリックします。
- 「ファイルを選択」ボタンから、購入時にダウンロードしたzip形式のテーマファイルを選択し、「今すぐインストール」をクリックします。
インストールが完了すると、「有効化」ボタンが表示されるので、それを押せばテーマがサイトに反映されます。有料テーマの多くは、インストール後に初期設定やデモデータのインポート、プラグインの追加が必要な場合もあるため、付属のマニュアルを確認しながら進めるとスムーズです。
SWELLなどは追加でライセンス認証も必要になる
有料テーマの中には、インストール後にライセンス認証が必要なものもあります。たとえば人気テーマ「SWELL」では、正規ユーザーとしての確認のため、購入時に発行されるライセンスキーの入力が求められます。
ライセンス認証を行うことで、テーマのアップデート通知が受け取れるようになり、セキュリティ面でも安心です。また、サポートフォーラムへのアクセスや、追加機能の利用が可能になるケースもあり、テーマを最大限活用するうえで必須のプロセスとなっています。
ライセンス認証の手順はテーマによって異なりますが、購入者マイページやマニュアルに詳しく記載されているので、必ず確認しておきましょう。
テーマ変更・削除のやり方と注意点をあらかじめ知っておこう
WordPressでは、気軽にテーマを切り替えられるのが大きな魅力のひとつです。しかし、実際にテーマを変更する際にはいくつかの注意点があり、何も準備せずに変更すると、サイトの表示崩れや設定が削除されてしまうなどのトラブルにつながることもあります。
また、使わなくなったテーマを削除せずに放置しておくと、セキュリティのリスクが発生する可能性もあります。テーマの変更・削除にあたって知っておきたいポイントと、安全に進めるための手順は以下の通りです。
- テーマ変更前はバックアップをとっておくのが安全
- カスタマイズ内容はテーマを変えると消える可能性がある
- 不要なテーマは削除しておくと管理が楽になりトラブルも減る
それぞれ順に解説します。
テーマ変更前はバックアップをとっておくのが安全
テーマを変更する際に、最初に必ず行っておきたいのが「サイト全体のバックアップ」です。というのも、WordPressテーマはそれぞれ構造や設定の仕様が異なるため、現在使用しているテーマで設定したウィジェットやメニュー、カスタマイザーでの調整内容、さらには独自のCSSやショートコードなどが新しいテーマに引き継がれない場合があるからです。
テーマ変更によって、サイトの見た目が崩れたり、機能が一部動作しなくなるなどの表示トラブルやシステム不備が起こるリスクはゼロではありません。こうした万が一のトラブルに備えて、事前にバックアップを取得しておけば、問題が発生しても元の状態にすばやく復元できるため、安心してテーマの切り替えに臨むことができます。
バックアップの取得には、「BackWPup」や「UpdraftPlus」などのWordPressプラグインを活用すれば、専門知識がなくても数クリックで簡単に実施可能です。バックアップ対象は、データベース(投稿データ・設定情報)だけでなく、画像やテーマファイルなどを含む「全体ファイル」を選ぶのが理想的です。
テーマの変更は、新しいデザインや機能へのアップデートという面で大きなメリットがありますが、同時に不具合のリスクも伴う繊細な作業です。あとから後悔しないためにも、切り替え作業に入る前に、まずは確実なバックアップを取り、安全な環境を整えることがとても重要です。
カスタマイズ内容はテーマを変えると消える可能性がある
WordPressではテーマごとに構造や設計思想が異なるため、これまでのテーマで行ったカスタマイズや装飾が、新しいテーマに完全には引き継がれないことがあります。これは、WordPress自体の仕様というよりも、各テーマが独自に用意している設定項目やパーツ、機能が異なることに起因しています。
特に注意したいのが、ウィジェットの配置やグローバルナビゲーションの構成(メニュー)、さらにはテーマ専用のショートコードや追加CSS、テーマ独自のカスタマイザー設定などです。テーマを切り替えた直後に、これらが突然消えてしまったり、意図しない位置に移動してしまったりするのは珍しいことではありません。
たとえば、サイドバーに配置していたウィジェットが「未使用ウィジェット」欄に自動で格納されたり、カスタム投稿タイプやアイキャッチの表示スタイルが崩れてしまったりすることもあります。特に有料テーマでは、デザインや機能を細かくコントロールできる一方で、そのテーマ特有の仕様に依存する部分も多く、テーマを変更するとそれらが使えなくなる可能性がある点に注意が必要です。
こうした事態を防ぐためには、テーマを変更する前に、自分が行ってきたカスタマイズ内容をリストアップしたり、設定画面のスクリーンショットを保存しておくことが有効です。また、CSSやウィジェット構成などはメモ帳やExcelで簡単に整理しておくだけでも、変更後の再構築が格段に楽になります。
テーマ変更はサイトの印象を刷新する良い機会ですが、その裏には細かい再調整作業が必要になることも多いため、事前に準備と確認を行うことが、トラブルの少ないテーマ切り替えのコツです。
不要なテーマは削除しておくと管理が楽になりトラブルも減る
WordPressでは、一度インストールしたテーマは管理画面上に残り続けますが、使用していないテーマをそのまま放置しておくのはおすすめできません。見た目には影響がないものの、不要なテーマが蓄積されることで管理が煩雑になり、さらにセキュリティリスクを引き起こす可能性があるからです。
実際、使っていないテーマにもWordPressのバージョン更新や脆弱性への対応としてアップデート通知が届きます。これらを放置してしまうと、古いバージョンのテーマファイルにセキュリティホールが残ったままとなり、悪意のある攻撃の標的になるリスクが高まります。特に海外製やサポートが終了しているテーマは、アップデートが行われないまま残っていることも多く、注意が必要です。
そのため、現在使用しているテーマと、不測のトラブル時に切り替えられる「バックアップ用のテーマ(例:Twenty Twenty-One)」を1つ残しておき、それ以外のテーマは削除しておくのが安全です。削除方法は簡単で、管理画面の「外観」→「テーマ」→削除したいテーマを選択し、右下の「削除」ボタンをクリックするだけ。不要なテーマを整理することで、サイトの安全性だけでなく、運営管理の効率化にもつながります。
また、テーマの断捨離はWordPressメンテナンスの一環として、定期的に見直す習慣をつけるとよいでしょう。余計なテーマを排除し、シンプルでクリーンな管理環境を保つことが、トラブルのない安定した運営を支えてくれます。
WordPressテーマに関するよくある質問
WordPressでサイトを運営する中で、「テーマっていつでも変えていいの?」「無料と有料はどう違うの?」など、初めての方ほどテーマ選びに悩む場面が多くあります。ここでは、実際によく寄せられる質問をもとに、初心者の方でも安心してテーマを選べるよう、わかりやすく解説していきます。
基本的には問題ありませんが、「事前準備」と「確認作業」がとても重要です。
WordPressでは、インストール済みのテーマであればいつでも簡単に切り替えることができ、サイトのデザインや構成を一新することが可能です。ただし、テーマごとに使用できるウィジェットの種類やカスタマイズ項目、HTML構造が異なるため、切り替え直後にレイアウトが崩れたり、一部機能が正しく表示されないケースもあります。
こうしたトラブルを防ぐためには、本文でも説明した通り、テーマ変更の前にサイト全体のバックアップを取っておくことが大切です。万が一、表示崩れや不具合が起きても、すぐに元の状態に戻せるため安心して作業ができます。
また、変更後はウィジェットやメニューの再配置、カスタマイザーでの再設定が必要になることもあります。表示のズレやリンク切れがないか、スマホ表示でも崩れていないかなど、事前にチェックリストを作って一つひとつ確認することをおすすめします。
テーマの変更は、見た目をリフレッシュしたり、機能を強化したりするための良い機会です。リスクを避けながら安心して進めるためには、事前の準備と丁寧な確認を怠らないようにしましょう。
ブログの目的や将来の運用方針、そして予算に応じて選ぶのが最適です。
WordPressテーマには無料と有料のものがありますが、どちらにもメリット・デメリットがあるため、一概に「どちらが良い」とは言い切れません。そのため、自分のサイト運営の目的や、どれだけの機能を必要とするかを整理したうえで選ぶことをおすすめします。
たとえば、「費用をかけずにまずはブログを始めてみたい」「趣味や日記として気軽に続けたい」といった方には、無料テーマでも十分なケースが多く、基本的なSEO対策やモバイル対応といった機能は揃っています。中でも「Cocoon」や「Lightning」などの国産無料テーマは、初心者にも扱いやすく、コミュニティも活発です。
一方で、デザインの自由度を高めたい、集客や収益化にしっかり取り組みたい、プロ品質のサイトを効率的に作りたいといった目的がある場合には、有料テーマの導入がおすすめです。有料テーマは、内部SEO対策・高速表示・広告管理・CTA設計など、ビジネス視点の機能が豊富に搭載されており、運用面でも安心して使い続けることができます。さらに、日本語マニュアルや公式サポートが整っている点も、有料ならではの強みです。
特に、中長期的にブログや企業サイトを継続して運営していく予定があるなら、最初の段階で有料テーマに投資しておくことで、後からの再構築や手戻りを防ぎ、結果的に時間とコストの節約にもつながります。
テーマによって異なりますが、多くの国産テーマは買い切り型で、基本的には一度購入すれば永久に使用できます。
WordPressの有料テーマには大きく分けて、「買い切り型(買い切りライセンス)」と「サブスクリプション型(月額・年額課金)」の2種類があります。国産の人気テーマ、たとえば「SWELL」「AFFINGER6」「JIN:R」などは買い切り型が主流で、一度購入すれば、サイトに制限なく継続して使い続けられるケースがほとんどです。
ただし注意点として、サポート対応やテーマのアップデート期間が「無制限」ではない場合もあります。たとえば、購入から1年間はアップデートやサポートが受けられるが、それ以降は別途ライセンス更新が必要というタイプもあります。また、テーマによっては「1ライセンス=1サイト限定」としているものもあり、複数のサイトで使いたい場合は、追加ライセンスや開発者ライセンスが必要になることもあります。
一方で、海外製の一部テーマや、クラウド型サービスと連携しているテーマでは、月額や年額制のサブスクリプション型となっており、契約を継続しないとアップデートが受けられなくなる場合もあります。特にビジネス用途で長く使い続けるテーマを選ぶ際は、「ライセンスの内容」や「更新の仕組み」「サポート範囲」について購入前に必ず確認するようにしましょう。
記事の内容自体が消えることはありませんが、見た目や構成が変わる可能性はあります。
WordPressのテーマは、サイトの「見た目」や「構造」をコントロールする部分を担当しています。一方で、記事そのもの(タイトル・本文・画像・カテゴリー・タグなどのコンテンツデータ)は、テーマとは切り離された形でWordPressに保存されているため、テーマを変更しても記事が削除されることはありません。
ただし、テーマによって記事ページのデザインや構成要素の配置、フォント、見出しのスタイルなどが異なるため、同じ記事でもテーマを変えると、見た目の印象が大きく変わることがあります。たとえば、アイキャッチ画像の表示位置が変わったり、見出しのサイズが調整されたり、関連記事やプロフィール欄が非表示になるといった違いが出ることも珍しくありません。
また、前のテーマで使っていたウィジェットやショートコード、テーマ独自の装飾(枠線・吹き出し・ボックスなど)が、新しいテーマではうまく反映されないこともあります。そのため、テーマ変更後は必ずいくつかの記事を実際にプレビュー・表示確認し、必要に応じてデザイン調整や再編集を行うことが大切です。
サイトのコンテンツそのものは失われませんが、見せ方が変わることで読者の印象にも影響するため、テーマ変更後は慎重に確認を進めましょう。
はい。ブログのジャンルや目的に合ったテーマを選ぶことで、読者にとって伝わりやすく、信頼感のあるサイトを作ることができます。
WordPressテーマには、汎用性の高いものから特定のジャンルに特化したものまでさまざまな種類があります。テーマのデザインや構成は、ブログの方向性とマッチしていることで、読みやすさや印象の良さに直結し、結果的に読者の満足度やサイトの成果にも影響を与えます。
たとえば、写真やビジュアルが中心となるポートフォリオ系ブログであれば、画像を大きく美しく見せるためのギャラリー機能やスライダーがあるテーマが適しています。一方、文字中心の情報発信ブログや技術系ブログでは、可読性を高めるシンプルなレイアウトや、目次・見出し・表組みなどが整った構造のテーマが理想的です。
また、最近では「美容・コスメ向け」「ビジネス用(士業・コンサル)」「教育・塾向け」「飲食店向け」など、ジャンル特化型の有料テーマも多く登場しています。こうしたテーマは、その業種・分野に必要なページ構成や導線設計があらかじめ整っているため、導入するだけで目的に合ったサイトを効率よく構築できるというメリットがあります。
自分が発信したい内容や、ターゲットとする読者層の視点に立って、「どんな見た目・機能があれば伝わりやすいか」を意識しながらテーマを選ぶことで、より成果につながるサイト運営が可能になります。

ABLENET
運営者情報
ABLENET®は株式会社ケイアンドケイコーポレーションが提供するホスティングサービスです。レンタルサーバー(共用サーバー)、VPS(仮想サーバー)、GPUサーバーを提供しています。
WordPressテーマおすすめ20選!無料と有料の違いや選び方を解説

ブログやWebサイトの第一印象を大きく左右するのは、「デザイン」と「使いやすさ」。そしてその両方に深く関わってくるのが、WordPressテーマの選び方です。
ただ、テーマは無料・有料を問わず非常に数が多く、初心者はもちろん、経験者でも「どれを選べば正解なのか」と悩むことも多いかと思います。デザインの好みだけでなく、SEO対策・表示速度・カスタマイズ性など、比較すべきポイントは多岐にわたります。
そこで本記事では、ブログ運営や企業サイト制作におすすめのWordPressテーマ20選を厳選してご紹介します。無料テーマと有料テーマの違いや、テーマ選びで失敗しないためのポイントについても詳しく解説します。
- これからWordPressブログを立ち上げたい方
- 既存サイトをもっと見やすく整えたい方
- 集客や収益を見据えて本格的に運営したい方
上記のような幅広い方に役立つ内容になっていますので、ぜひ参考にしてみてください。

目次
有料のWordPressテーマおすすめ10選
有料・無料のおすすめWordPressテーマを、それぞれ10種類ずつ厳選し、特徴と機能を比較できる形で整理しました。
各テーマごとに、想定される利用シーンや価格帯、ブロックエディタ対応状況、スマートフォン表示への最適化、マニュアルおよびサポート体制の有無など、導入前に確認すべき情報を網羅しています。
自社サイトの立ち上げやブログ運営において、目的に適したテーマを選定する際の判断材料として、ぜひご活用ください。
- SWELL
- THE THOR
- AFFINGER6
- STORK19
- JIN:R
- 賢威
- THE SONIC
- Emanon
- SANGO
- Snow Monkey
それぞれ順に解説します。
SWELL

テーマの主な特徴 | 高速表示と使いやすさを追求した、洗練されたデザインのテーマ。直感的な操作性で、初心者でも簡単にカスタマイズ可能 |
---|---|
おすすめの利用用途 | ブログ、企業サイト、ポートフォリオなど |
価格 | 17,600円 |
ブロックエディタ | 完全対応。独自のブロックも多数搭載 |
スマホ対応 | レスポンシブデザインで、スマホでも美しく表示 |
マニュアル | 公式サイトに詳細なドキュメントと動画マニュアルを用意 |
サポート体制 |
フォーラム形式のサポートと、定期的なアップデートを提供 |
SWELLは、ブロックエディタ(Gutenberg)に完全対応した国産WordPressテーマで、洗練されたデザインと操作性が特徴です。直感的な編集が可能で、HTMLやCSSの知識がなくても高品質なページが作成できます。
表示速度や内部SEOにも優れており、ブログ運営からビジネス用途まで幅広く活用できます。
THE THOR

テーマの主な特徴 | SEO対策とデザイン性を兼ね備えた高機能テーマ。豊富なカスタマイズオプションが魅力。 |
---|---|
おすすめの利用用途 | アフィリエイトサイト、ビジネスサイト、ブログなど。 |
価格 | 14,800円 |
ブロックエディタ | 対応。独自のカスタムブロックも利用可能。 |
スマホ対応 | 完全レスポンシブで、モバイルフレンドリー。 |
マニュアル | 公式サイトに詳細なマニュアルとFAQを掲載。 |
サポート体制 | メールサポートと会員限定フォーラムを提供。 |
THE THORは、高度なSEO対策と収益化支援機能を兼ね備えたテーマです。デザインテンプレートの豊富さとカスタマイズ性の高さに加え、AMP対応や高速表示など、検索順位向上を意識した設計が特徴。
アフィリエイトやオウンドメディアに適しており、実践的な機能が揃っています。
AFFINGER6

テーマの主な特徴 | アフィリエイトに特化した高機能テーマ。収益化を支援する多彩な機能を搭載。 |
---|---|
おすすめの利用用途 | アフィリエイトサイト、ブログ、情報サイト。 |
価格 | 14,800円 |
ブロックエディタ | 対応。専用のカスタムブロックも用意。 |
スマホ対応 | レスポンシブデザインで、スマホ表示も最適化。 |
マニュアル | 公式サイトに詳細なマニュアルとチュートリアルを提供。 |
サポート体制 | 購入者限定のサポートフォーラムと定期的なアップデート。 |
AFFINGER6は、収益性を重視したブロガー・アフィリエイター向けの高機能テーマです。クリック率を高めるデザイン設計やABテスト支援、広告配置の柔軟性など、稼ぐための仕組みが豊富に用意されています。
細かなカスタマイズも可能で、上級者にも支持されています。
STORK19

テーマの主な特徴 | シンプルで美しいデザインと高い操作性を兼ね備えたテーマ。初心者でも扱いやすい。 |
---|---|
おすすめの利用用途 | 個人ブログ、ライフスタイル系サイト。 |
価格 | 11,000円 |
ブロックエディタ | 対応。基本的なブロック機能をサポート。 |
スマホ対応 | 完全レスポンシブで、モバイル表示も快適。 |
マニュアル | 公式サイトに詳細なマニュアルとFAQを掲載。 |
サポート体制 | メールサポートと定期的なアップデートを提供。 |
STORK19は、スマホでの表示に特化した国産テーマで、モバイルファーストを重視するユーザーに人気です。ブログ初心者でも扱いやすいシンプルな設計と、読みやすさを追求したレイアウトが特徴。
美しいデザインと機能のバランスがよく、ブロガーに最適です。
JIN:R

テーマの主な特徴 | デザイン性と機能性を両立したテーマ。初心者でも簡単におしゃれなサイトを作成可能。 |
---|---|
おすすめの利用用途 | ブログ、アフィリエイトサイト、ポートフォリオ。 |
価格 | |
ブロックエディタ | 対応。独自のカスタムブロックも搭載。 |
スマホ対応 | レスポンシブデザインで、スマホでも美しく表示。 |
マニュアル | 公式サイトに詳細なマニュアルと動画チュートリアルを用意。 |
サポート体制 | 購入者限定のサポートフォーラムと定期的なアップデート。 |
JIN:Rは、デザイン性とユーザビリティを両立させたテーマで、特に情報発信系のブログやメディアに適しています。独自のブロックや柔軟なカスタマイザー機能により、初心者でも簡単に洗練されたサイトを構築可能。
SEO対策や高速表示の工夫も施されています。
賢威

テーマの主な特徴 | SEO対策に特化した老舗テーマ。シンプルなデザインと高いカスタマイズ性が特徴。 |
---|---|
おすすめの利用用途 | ビジネスサイト、アフィリエイトサイト、オウンドメディア。 |
価格 | 19,800円 |
ブロックエディタ | 対応。基本的なブロック機能をサポート。 |
スマホ対応 | レスポンシブデザインで、モバイル表示も最適化。 |
マニュアル | 公式サイトに詳細なマニュアルとSEOノウハウを提供。 |
サポート体制 | メールサポートと会員限定フォーラムを用意。 |
賢威は、SEOコンサル会社が開発した本格派のWordPressテーマで、SEOに特化した内部構造が最大の特徴です。コンテンツ重視のWebサイトやオウンドメディアに向いており、長期的な検索流入を狙う人に最適。
カスタマイズ性も高く、企業利用にも対応しています。
THE SONIC

テーマの主な特徴 | 高速表示とシンプルなデザインが特徴のテーマ。直感的な操作性で初心者にも優しい。 |
---|---|
おすすめの利用用途 | ブログ、アフィリエイトサイト、企業サイト。 |
価格 | 980円 |
ブロックエディタ | 完全対応。独自のカスタムブロックも利用可能。 |
スマホ対応 | 完全レスポンシブで、スマホ表示も最適化。 |
マニュアル | 公式サイトに詳細なマニュアルと動画チュートリアルを掲載。 |
サポート体制 | メールサポートと定期的なアップデートを提供。 |
THE SONICは、定額制のサブスクリプション型テーマで、複数のサイトを運営するユーザーに向いています。シンプルで高速な表示設計に加え、アフィリエイト機能や広告管理機能も充実。
ライティングや収益化に特化した設計で、初心者にもやさしい構成です。
Emanon

テーマの主な特徴 | ビジネス向けの洗練されたデザインと高いカスタマイズ性を持つテーマ。 |
---|---|
おすすめの利用用途 | 企業サイト、サービス紹介サイト、コーポレートブログ。 |
価格 | Pro:7,480円 Business:10,280円 Premium:27,800円 |
ブロックエディタ | 対応。独自のカスタムブロックも搭載。 |
スマホ対応 | レスポンシブデザインで、モバイルフレンドリー。 |
マニュアル | 公式サイトに詳細なマニュアルと設定ガイドを用意 |
サポート体制 | 購入者専用のメールサポートが提供されており、設定やカスタマイズに関する質問に対応 |
Emanonは、ビジネス向けに設計された国産WordPressテーマで、企業サイトやコーポレートブログに適しています。CTAの設置やランディングページ作成などマーケティング要素が充実しており、ブロックエディタ対応で操作も直感的。
デザイン性と実用性を兼ね備えています。
SANGO

テーマの主な特徴 | 柔らかく親しみやすいデザインが特徴で、読みやすさとユーザー体験を重視した構成。 |
---|---|
おすすめの利用用途 | 個人ブログ、メディアサイト、教育系・体験談系ブログに最適。 |
価格 | 11,000円 |
ブロックエディタ | 一部対応(専用プラグインで対応可能) |
スマホ対応 | 完全レスポンシブ対応 |
マニュアル | 詳細な公式マニュアル・カスタマイズガイドを用意 |
サポート体制 | 購入者専用の質問フォーラムと更新サポートあり |
SANGOは、やわらかく親しみやすいデザインが特徴の国産テーマで、読者にやさしいUI設計が魅力です。見出しやボックスデザインが豊富で、装飾パーツも多く、ノーコードでブログに彩りを加えられます。
ブログ初心者から中級者まで幅広く支持されています。
Snow Monkey

テーマの主な特徴 | ビジネスサイト向けの高機能テーマ。カスタムブロックが豊富で、ノーコードで自由にレイアウト構築が可能。 |
---|---|
おすすめの利用用途 | コーポレートサイト、ランディングページ、商品紹介ページなど |
価格 | スタンダード:16,500円 プロ:55,000円 |
ブロックエディタ | 完全対応(Gutenberg拡張プラグインもあり) |
スマホ対応 | モバイルファースト設計 |
マニュアル | 開発者向けを含む詳細なドキュメントが整備されている |
サポート体制 | Slackグループでの開発者交流・質問が可能 |
Snow Monkeyは、開発者向けにも配慮された高品質な有料テーマで、ブロックエディタへの対応度が非常に高いのが特長です。柔軟なレイアウト構成や拡張性があり、個人ブログから法人向けサイトまで幅広く活用可能。
堅牢なコードと高い保守性が魅力です。
無料のWordPressテーマおすすめ10選
次に、無料のテーマを10選ご紹介します。WordPressには無料でも汎用性の高いテーマが多く取り揃えられています。
- Cocoon
- Lightning
- Luxeritas
- Xeory
- Unitone
- GLUE
- Arkhe
- Simplicity
- LION BLOG
- yStandard
それぞれ順に解説します。
Cocoon

テーマの主な特徴 | シンプルで使いやすいデザインと高いカスタマイズ性を備えている。内部SEO対策や高速表示、モバイルフレンドリーにも最適化 |
---|---|
おすすめの利用用途 | ブログ、アフィリエイトサイト、個人サイトなど |
価格 | 無料 |
ブロックエディタ | ブロックエディタに対応 |
スマホ対応 | レスポンシブデザインでスマホ表示にも対応 |
マニュアル | 公式サイトに詳細なマニュアルを用意 |
サポート体制 | 活発なフォーラムと充実のサポート体制が整っている。 |
Cocoonは、国産の無料テーマとして圧倒的な人気を誇る高機能テーマです。内部SEO対策、モバイル対応、表示速度最適化が施されており、アドセンス・アフィリエイト対応機能も充実。
シンプルなデザインながら装飾も豊富で、初心者から上級者まで幅広く支持されています。
Lightning

テーマの主な特徴 | ビジネスサイトやブログを簡単に作成できる高機能な無料テーマ。WordPress公式ディレクトリに登録されており、管理画面から簡単にインストール可能 |
---|---|
おすすめの利用用途 | ビジネスサイト、企業サイト、ブログなど。 |
価格 | 無料 |
ブロックエディタ | ブロックエディタに対応 |
スマホ対応 | レスポンシブデザインでスマホ表示にも対応 |
マニュアル | 公式サイトに詳細なマニュアルを用意 |
サポート体制 | 無料版ではサポートは限定的ですが、有料版へのアップグレードでサポートが充実 |
Lightningは、ビジネス向けに最適な国産無料テーマで、シンプルかつ堅実なデザインが特徴です。コーポレートサイトやサービス紹介ページに適しており、ブロックエディタ完全対応。
拡張プラグイン「VK Blocks」シリーズと組み合わせることで、機能を柔軟に追加できます。
Luxeritas

テーマの主な特徴 | SEO最適化、レスポンシブ、高カスタマイズ性を持つ無料テーマ。多機能でありながら高速表示が可能 |
---|---|
おすすめの利用用途 | ブログ、アフィリエイトサイト、個人サイトなど。 |
価格 | 無料 |
ブロックエディタ | ブロックエディタに対応 |
スマホ対応 | レスポンシブデザインでスマホ表示にも対応 |
マニュアル | 公式サイトに詳細なマニュアルを用意 |
サポート体制 | 無料テーマのため、サポートは限定的 |
Luxeritas(ルクセリタス)は、高速表示とSEO対策に特化した軽量な無料テーマです。キャッシュ制御やCSS・JavaScriptの最適化が施されており、表示速度の速さはトップクラス。
豊富なカスタマイズオプションもあり、コード不要で幅広い調整が可能です。
Xeory

テーマの主な特徴 | コンテンツマーケティングに特化した無料テーマ。内部SEOも最大限まで最適化されています。 |
---|---|
おすすめの利用用途 | 企業サイト、ブログ、オウンドメディアなど。 |
価格 | 無料 |
ブロックエディタ | 対応していない |
スマホ対応 | モバイルフレンドリーに対応 |
マニュアル | 公式サイトにマニュアルを用意 |
サポート体制 | 無料テーマのため、サポートは限定的 |
Xeoryは、バズ部が提供する無料のマーケティング支援特化型テーマで、「Xeory Base(ブログ型)」と「Xeory Extension(サイト型)」の2タイプがあります。
CTAやランディングページなど、集客・コンバージョンを意識した設計が魅力で、コンテンツマーケティングに最適です。
Unitone

テーマの主な特徴 | 美しいタイポグラフィとフルサイト編集が可能なブロックテーマ。レイアウトプリミティブなブロックやIntrinsic Web Designなどの特徴があります。 |
---|---|
おすすめの利用用途 | Web制作者向けのサイト、ポートフォリオサイトなど。 |
価格 | 無料 |
ブロックエディタ | フルサイト編集に対応 |
スマホ対応 | Intrinsic Web Designの考え方を採用し、真のレスポンシブ対応を実現 |
マニュアル | 公式サイトにマニュアルを用意 |
サポート体制 | 無料テーマのため、サポートは限定的 |
Unitoneは、フルサイト編集(FSE)に対応した先進的な無料テーマで、Gutenberg(ブロックエディタ)を最大限に活用できる設計が特徴です。ノーコードで高度なレイアウトが可能で、デザイン性も高水準。
今後のWordPress標準に沿った構築をしたい方におすすめです。
GLUE

テーマの主な特徴 | 2タイプのトップページデザイン、サイドバー位置の自由な設定(左右入替、非表示)、カスタマイズ性が高く、ランディングページ作成機能、広告スペース |
---|---|
おすすめの利用用途 | 個人ブログ、サービスブログ、メディアサイトなど。 |
価格 | 無料 |
ブロックエディタ | 対応 |
スマホ対応 | 完全対応(アプリのようなモバイルデザイン) |
マニュアル | 公式サイトにマニュアルを用意 |
サポート体制 | メーカー提供のサポートあり |
個人からプロまで使える多機能WordPressテーマ「GLUE」は、「書き手と読み手の気持ちをつなげる」をコンセプトに、有料級の機能とデザインを備えています。
最大の特徴は汎用性の高さ。2タイプのトップページデザインから選べ、サイドバーは左右に移動または非表示にすることでシンプルな記事表示も可能です。ランディングページも複数のデザインテンプレートを備え、ブログ感覚で直感的に作成できます。
Arkhe

テーマの主な特徴 | シンプルでミニマムな、Web制作のベースに最適化された無料テーマ。 |
---|---|
おすすめの利用用途 | Web制作者向けのサイト、企業サイト、ブログなど。 |
価格 | 無料 |
ブロックエディタ | ブロックエディタに対応しています。 |
スマホ対応 | レスポンシブデザインでスマホ表示にも対応しています。 |
マニュアル | 公式サイトに詳細なマニュアルが用意されています。 |
サポート体制 | 無料テーマのため、サポートは限定的 |
Arkheは、シンプルで軽量な設計と、Gutenbergとの高い親和性が特徴の国産テーマです。デザインのカスタマイズや追加機能が豊富で、プラグインによる拡張も柔軟。
使いやすさと最新の編集体験を両立したい方に適したテーマです。
Simplicity

テーマの主な特徴 | その名の通り「シンプルさ」を追求した無料テーマ。内部SEOやカスタマイズ性が高く、軽量かつ高速な表示が特徴。 |
---|---|
おすすめの利用用途 | 個人ブログ、アフィリエイトサイト、技術系ブログなど。 |
価格 | 無料 |
ブロックエディタ | 旧エディタに最適化されているが、ブロックエディタでも使用可能。 |
スマホ対応 | 完全レスポンシブデザインでモバイル対応も問題なし。 |
マニュアル | 公式サイトに詳細なマニュアルとカスタマイズ記事が豊富。 |
サポート体制 | 無料テーマのため直接サポートはなし。 |
Simplicityは、その名の通りシンプルさを追求した日本製無料テーマです。SEO内部対策や高速表示に優れ、ブログ運営に必要な機能を最小限の手間で実装できます。
わかりやすい管理画面と日本語ドキュメントも魅力で、初心者にもおすすめです。
LION BLOG

テーマの主な特徴 | 高速表示、SEO対策、スマホ対応などを高水準で備えた無料テーマ。 |
---|---|
おすすめの利用用途 | ブログ、情報発信サイト、日記など幅広い用途に適する。 |
価格 | 無料 |
ブロックエディタ | 対応 |
スマホ対応 | モバイルファーストの設計で、レスポンシブデザインにも対応 |
マニュアル | 公式サイトに基本マニュアルとQ&Aあり。 |
サポート体制 | 無料テーマのため直接サポートはなし。ただし、ユーザーガイドが充実している。 |
LION BLOGは、ブログ運営に特化した国産の無料テーマです。美しいデザインと高いカスタマイズ性、SEO対策の充実、モバイルフレンドリーなレスポンシブ設計などが特徴。
広告管理やウィジェット機能も充実し、収益化もサポートします。
yStandard

テーマの主な特徴 | Web制作者や開発者向けに設計されたテーマで、柔軟なカスタマイズ性とシンプルな構造が特徴。 |
---|---|
おすすめの利用用途 | Web制作のベース、クライアント案件、開発者向けサイト。 |
価格 | 無料 |
ブロックエディタ | 対応。公式でブロック機能強化プラグインも提供。 |
スマホ対応 | モバイル対応済み。 |
マニュアル | 開発者向けドキュメントと使い方ガイドが充実。 |
サポート体制 | 基本は無料利用だが、公式コミュニティやSlackでの開発者サポートも活発。 |
yStandardは、シンプルで柔軟なカスタマイズ性を備えた無料テーマです。Gutenberg対応で、オリジナルブロックも用意されており、自由度の高いサイト構築が可能。
シンプルな設計ながら拡張性に優れ、中級者から上級者にも人気です。
WordPressテーマとは見た目と機能を変える重要要素
ブログやWebサイトの印象や使い勝手を大きく左右するのが、WordPressテーマの存在です。テーマは単なるデザインテンプレートではなく、サイト全体の構造や表示機能にまで関わる「基盤」とも言えるもの。
まず、WordPressテーマがなぜ重要なのか、どんな役割を果たすのかを具体的に見ていきましょう。
- WordPressテーマはサイトのデザインと使いやすさを決めるもの
以下に解説します。
WordPressテーマはサイトのデザインと使いやすさを決めるもの
WordPressのテーマは、サイトの「外観」だけでなく、「操作性」や「構造」まで一括で整えてくれる、いわばサイト全体の骨格とデザインを担うテンプレートのような存在です。トップページのレイアウトや見出しのデザイン、ボタンの配置から、記事一覧の見せ方、メニューの展開方法に至るまで、テーマひとつでサイトの印象や使い勝手が大きく変わります。
たとえば、同じ文章や写真を使っていても、テーマによっては洗練されたビジネスサイトのように見えたり、柔らかく親しみやすい雰囲気のブログに見えたりと、訪問者に与える印象はまったく異なります。これは、配色、余白、フォントサイズ、アニメーション効果など、細部のデザイン設計がテーマごとに最適化されているためです。
さらに近年では、表示速度の最適化やモバイル対応(レスポンシブデザイン)、内部SEOの強化といった、単なる見た目以上の機能性を追求したテーマも増えており、こうした技術面の差もサイトの成果に直結します。そのため、「おしゃれかどうか」だけで判断するのではなく、運営目的に合った機能を備えているか、操作しやすいか、拡張性があるかといった視点で、慎重にテーマを選ぶことが重要です。
レイアウト・色・文字などもテーマが一括で設定してくれる
WordPressのテーマを使う最大のメリットは、サイト全体のデザインや構成要素を“まとめて一括で整えてくれる”点にあります。
通常、HTMLやCSSを使って一からサイトを構築する場合、見出しのフォントサイズや色、段落ごとの余白、ボタンの配置、ページ全体のレイアウト構成など、細かなデザイン設定をすべて手作業で行う必要があります。しかも、複数のページにわたって統一感を持たせるには、相応のデザイン知識と経験が求められます。
しかし、WordPressテーマを導入すれば、これらの要素があらかじめバランスよく設計された状態で適用されるため、初めての方でも「見栄えのよいプロ仕様のサイト」がすぐに手に入ります。文字の大きさや配色、見出しや画像のスタイル、ページの幅や段組みなど、細部まで一貫した美しいレイアウトが自動的に構築されるのは、テーマならではの利点です。
特にデザインに自信がない方や、「とにかく早くサイトを公開したい」という方にとっては、こうした“初期設定済みの美しいデザイン”は大きな安心材料になります。手間をかけずに完成度の高いページが作れるため、コンテンツ作成に集中でき、サイト運営そのものもスムーズに進められます。
初心者でもプロっぽいサイトに見せられる最大の要素
WordPressのテーマを活用する最大の利点は、Web制作の知識がなくても、“プロが作ったようなクオリティの高いサイト”を誰でも手軽に実現できることです。これは、初心者にとって非常に心強いポイントと言えるでしょう。
多くのテーマには、トップページの構成テンプレートや、プロフィールセクション、CTA(行動喚起)ボタン、アイキャッチ画像の表示位置など、サイト運営に必要な基本要素があらかじめデザインされた状態で組み込まれています。つまり、テーマを導入するだけで、「どこに何を配置すれば見やすいか」「ユーザーの行動を促すにはどうするか」といったノウハウが詰まったサイトがすぐに完成するのです。
たとえば、ブログ向けテーマでは記事一覧やカテゴリ分けが見やすく配置され、企業サイト向けテーマではサービス紹介やお問い合わせ導線が最適化されているなど、目的に合わせた構成が最初から整っているのも特徴です。
さらに、高機能な有料テーマの多くには、マウス操作だけで直感的にページを編集できる「ビジュアルエディタ」や「ブロックエディタ対応機能」が搭載されており、HTMLやCSSを使わなくてもレイアウトの変更や装飾が簡単に行えます。これにより、更新や修正作業もスムーズに行えるため、コンテンツ制作に集中できる環境が整いやすくなります。
「初めてのサイトだけど、見た目にこだわりたい」「技術的な作業は避けてコンテンツに注力したい」という方にとって、WordPressテーマはまさに最適解と言えます。
無料と有料テーマの違いは機能性・サポート・自由度の差
次に、無料テーマと有料テーマの違いを機能性・サポート・自由度といった観点から比較・解説します。
どちらを選ぶべきか迷う方も多いかと思うのでぜひ参考にしてください。
- 無料テーマは費用ゼロで始められるが機能はやや限定的
- 有料テーマは時間と手間を減らしたい人に最適な選択肢
それぞれ順に解説します。
無料テーマは費用ゼロで始められるが機能はやや限定的
無料テーマであっても、内部SEO対策やレスポンシブデザイン(スマートフォン・タブレット対応)など、WordPressサイトを運営するうえで必要不可欠な機能はあらかじめ備わっていることが多く、特に個人ブログや趣味の情報発信といった用途であれば、十分に対応できるクオリティを持っています。初めてのWordPress運用にチャレンジする方や、費用をかけずに始めたいユーザーにとって、無料テーマは最適な選択肢の一つです。
しかしその一方で、無料テーマにはいくつかの制限や注意点もあります。たとえば、デザインのカスタマイズ範囲が限られているため、サイトの個性を出したい場合にはHTMLやCSSの知識が必要になることがあります。また、広告配置やCTA(コールトゥアクション)エリアの最適化、複雑なページレイアウトの構築といった高度なマーケティング機能は、標準では搭載されていないことが多く、これらを実現するにはプラグインの追加や手動によるカスタマイズが必要です。
さらに、サポート体制の有無も大きな違いの一つです。無料テーマは多くの場合、ユーザー同士のフォーラムやQ&A掲示板が情報源となり、テーマ開発者による直接のサポートは提供されていません。そのため、エラーやレイアウト崩れといったトラブルが発生した場合、自力で調査・解決する必要があります。有料テーマでは公式サポートやアップデート保証があるのに対し、無料テーマは自己責任での運用が基本となるため、ある程度のITリテラシーが求められる場面もあるという点は理解しておくとよいでしょう。
代表例はCocoon・Lightningなど安心の国産テーマ
無料テーマの中でも、初心者に特におすすめなのが「Cocoon」や「Lightning」といった日本製のテーマです。これらのテーマは日本国内の開発者によって設計されているため、日本語のマニュアルやチュートリアルが非常に充実しており、WordPressが初めての方でもスムーズに導入・設定を進められるのが大きな魅力です。
英語の解説や設定画面に不安を感じる方にとって、操作画面やサポート情報がすべて日本語で完結するというのは安心です。また、使い方に関する情報も国内ユーザー間で広く共有されているため、検索すれば解決策が見つかりやすいのも大きなメリットです。
たとえば、「Cocoon」は無料テーマでありながら、内部SEO対策・高速表示・レスポンシブ対応・広告管理・アフィリエイトタグの挿入支援など、非常に多機能な設計が特徴です。ブログ初心者から中級者まで幅広く支持されており、個人ブログや情報発信型のサイト、収益化を目指すアフィリエイトブログにもぴったりです。
一方、「Lightning」は、ビジネス用途にも対応できるシンプルかつ堅実な設計が魅力で、コーポレートサイトやサービス紹介ページ、団体の公式サイトなどにもよく利用されています。ブロックエディタ(Gutenberg)に対応しており、直感的なページ構成ができる点も人気の理由です。さらに、有料プラグインを追加することで、より高度なデザインや機能の拡張も可能です。
このように、CocoonとLightningは、それぞれの目的やジャンルに応じた“安心して使える無料テーマ”の代表格であり、WordPress初心者が最初に選ぶテーマとして非常に適していると言えます。
有料テーマは時間と手間を減らしたい人に最適な選択肢
有料のWordPressテーマは、導入時に一定の費用はかかるものの、その分サイト構築にかかる時間や手間を大幅に削減できるように設計されています。デザイン性・機能性ともに高水準でまとまっており、「すぐに完成度の高いサイトを持ちたい」という人にとっては、費用以上の価値を感じられる選択肢です。
特に、Web制作やカスタマイズの知識があまりない初心者にとっては、プロが設計したデザインテンプレートがあらかじめ用意されていることや、日本語による丁寧なマニュアル、メールサポート・専用フォーラムといったサポート体制が整っている点は大きな安心材料となります。自分で調べて対応する負担を軽減できるだけでなく、トラブル発生時のスピーディな解決も期待できます。
さらに、多くの有料テーマには、集客や収益化をサポートする実践的な機能が標準装備されています。たとえば、ブロックエディタ完全対応による快適な編集環境、クリック率を高めるCTA設計、アフィリエイト広告の管理機能、高速表示によるUX(ユーザー体験)の向上、そして内部SEO施策の自動最適化など、「アクセスを集めて成果を出す」ための土台があらかじめ組み込まれています。
趣味ブログにとどまらず、副業・収益化を目指す方や、ビジネス用のWebサイトをしっかり構築したい方にとっては、有料テーマは時間と手間を投資として捉えるに十分な、信頼性の高い選択と言えるでしょう。
表示速度・SEO・カスタマイズ性の高さが魅力
有料テーマの最大の強みは、表示速度とSEO対策といった、ユーザー体験と集客成果の両方を高める機能が充実している点にあります。
まず、表示速度の速さはユーザーの離脱率や検索順位にも直結する重要な要素です。有料テーマの多くは、HTML・CSS・JavaScriptのコードが最適化されており、画像の遅延読み込み(Lazy Load)や不要コードの排除など、ページ表示を高速化する工夫があらかじめ施されています。これにより、モバイル環境でもスムーズに表示される軽快なサイト運営が可能となります。
さらに、SEO対策の面でも、有料テーマは非常に優れています。構造化データ(Schema.org)の自動出力やパンくずリストの生成、metaタグやOGPの最適化など、検索エンジンに正しく評価されやすい設計が標準で組み込まれているため、初心者でも意識せずに“SEOに強いサイト”を作ることができるのは大きな魅力です。
また、カスタマイズ性の高さも有料テーマならではの特長です。テーマによっては、配色やフォント、余白、セクション構成の変更をビジュアルエディタで直感的に操作できるため、専門的なHTML/CSSの知識がなくても、思い通りのデザインに仕上げることができます。さらに、CTAボタン・レビュー表示・ランキングブロック・FAQ表示など、マーケティングや収益化に特化したパーツも豊富に用意されており、目的に応じて柔軟にデザインを調整できる自由度の高さも魅力のひとつです。
「表示速度の不満」「思い通りにデザインできない」「SEOに関する不安」など、サイト運営でつまずきやすい悩みを根本から解決してくれるのが、有料テーマに投資する大きなメリットと言えるでしょう。
SWELL・THE THOR・AFFINGER6などが定番人気
有料テーマの中でも特に人気を集めているのが「SWELL」「THE THOR」「AFFINGER6」の3つです。
「SWELL」は、直感的な操作性と美しいデザインが魅力。ブロックエディタ完全対応で、コードを書かずに高品質なページを作れるので初心者からプロまで多くの人に指示されています。サイト表示も非常に高速で、使いやすさと性能が両立されています。
「THE THOR」は、SEOと収益化に特化した高機能のテーマです。デザインテンプレートの数が豊富で、広告管理やABテストなどマーケティング機能も標準装備されており、アフィリエイトサイトやビジネスサイトに最適だと言えます。
「AFFINGER6」は、カスタマイズ性の高さが特長です。細かいデザインの調整やウィジェットの配置なども自在に変更できるため、オリジナリティのあるサイトを作りたい人におすすめです。収益化支援機能も充実しており、上級者にも愛用されています。
初心者が失敗しないためのWordPressテーマの選び方
次に、WordPressのテーマ選びで失敗しないための基本的な考え方と、チェック項目を紹介します。
いくつかポイントを押さえられれば、自分にぴったりのテーマを見つけられるはずです。
- ブログの目的とジャンルに合ったデザインを選ぶのが基本
- SEOやモバイル対応など機能面にも注目して選ぼう
- 日本語サポート・マニュアル完備の国産テーマが安心
それぞれ順に解説します。
ブログの目的とジャンルに合ったデザインを選ぶのが基本
WordPressのテーマを選ぶ際、まず何より大切なのは、「自分がどんなブログを作りたいのか」という目的やコンセプトを明確にすることです。テーマは見た目の印象を左右するだけでなく、サイト全体の使いやすさや発信スタイルにも直結するため、「誰に何を届けたいか」を意識した選定が欠かせません。
たとえば、日常の出来事や趣味をゆるやかに綴るライフログ的なブログであれば、親しみやすく温かみのあるデザインや、読みやすさを重視したレイアウトが適しています。一方で、ビジネス視点での専門知識やノウハウを発信するオウンドメディアの場合は、信頼感のある洗練されたデザインや、カテゴリ・タグが整理された構造的なレイアウトが好まれます。
もしテーマのデザインが、コンテンツの内容や読者の期待とずれていると、サイトの印象に違和感が生まれ、離脱につながってしまうリスクもあります。「ブログのジャンル」「読者のターゲット像」「掲載したい情報の量や形式」などを具体的に思い描きながら、それに合ったテーマを選ぶことが、満足度の高いサイト運営に繋がります。
SEOやモバイル対応など機能面にも注目して選ぼう
テーマ選びでは、デザインの好みだけでなく、機能面にしっかり注目することが非常に重要です。とくにサイト運営の成果を左右するのが、SEOやモバイル対応といった基礎機能がテーマにどこまで備わっているかという点です。
中でも、SEO対策がどこまでテーマに組み込まれているかは非常に重要な指標です。たとえば、パンくずリストの自動生成、論理構造に沿ったHTMLマークアップ、タイトルタグやmeta情報の出力など、SEOに配慮されたテーマは検索エンジンからの評価を受けやすくなります。また、構造化データが正しく出力されることで、Googleなどの検索結果においてクリック率が向上する可能性もあります。こうした機能が備わっていれば、記事を公開するたびに検索流入を得やすく、アクセスの自然な増加にもつながります。
さらに近年では、アクセスの大半がスマートフォンやタブレットなどのモバイルデバイスからという状況が当たり前になっているため、モバイルファースト設計がなされたテーマであるかどうかも見逃せないポイントです。レスポンシブデザインがしっかり組み込まれていれば、閲覧環境に応じてレイアウトが自動で最適化され、見やすく操作しやすい表示が保たれます。
こうしたテーマを選ぶことで、ユーザーの離脱率を下げたり、ページの滞在時間を延ばしたりといったユーザー体験の改善にもつながり、結果的にSEO面でもプラスの効果がでるはずです。
ブロックエディタ対応・高速表示が重要ポイント
現在のWordPressでは、標準エディタとして「Gutenberg(グーテンベルク)」、通称「ブロックエディタ」が採用されており、文章・画像・見出し・ボタンなどを“ブロック”として管理し、直感的な操作でページを構築できるようになっています。これにより、HTMLやCSSの知識がなくても、複雑なレイアウトやデザインの作成が格段にしやすくなっています。
そのため、テーマを選ぶ際には、このブロックエディタに最適化されているかどうかが非常に重要なポイントとなります。古いテーマやブロックエディタ非対応のテーマを選んでしまうと、編集画面での表示崩れや、レイアウトの自由度が制限されるなどの問題が発生しやすく、更新作業に余計な手間がかかってしまいます。
加えて、ページの表示速度も見逃せない重要な要素です。ページの読み込みが遅いと、ユーザーは途中で離脱してしまいやすく、直帰率の上昇や滞在時間の低下につながることがあります。これは単なるユーザー体験(UX)の問題にとどまらず、Googleなどの検索エンジンでも「表示速度の速さ」は評価項目のひとつとして明言されており、SEO(検索順位)にも直接影響を与える可能性があります。
有料テーマを中心に、近年の高品質なテーマでは、軽量で最適化されたコード設計や不要ファイルの削減、画像の遅延読み込み(Lazy Load)対応など、表示速度向上の工夫が多く施されています。こうしたテーマを選ぶことで、ユーザーにストレスのない快適な閲覧体験を提供し、SEOにも好影響です。
日本語サポート・マニュアル完備の国産テーマが安心
WordPressのテーマには海外製のものも数多く存在し、デザイン性や機能面で優れたものも多くありますが、特に初心者の方にとっては「国産テーマ」を選んだほうが圧倒的に安心感があります。その大きな理由は、サポートやマニュアルがすべて日本語で提供されているからです。
海外製テーマは、操作画面や設定項目が英語表記であったり、マニュアルやFAQが日本語に対応していないケースが多く、トラブルが発生した際に情報を探すだけでも一苦労になりがちです。一方、国産テーマであれば、導入からカスタマイズまでの手順が丁寧に解説されており、初心者でも迷わず設定を進められるよう工夫されています。
また、国産テーマは日本語のフォントバランスや余白設計、縦書き・横書きの扱いにも配慮されており、日本のユーザーにとって自然で読みやすいサイトデザインを実現しやすいという特長もあります。
代表的な国産テーマには、直感的な操作性と美しいデザインで高評価を集める「SWELL」、無料ながら高機能で多くのユーザーに支持される「Cocoon」、収益化に強いアフィリエイター向けの「AFFINGER6」、ビジネス用途にも適したシンプルかつ軽量な「Lightning」などがあります。いずれも日本語環境に最適化された設計のため、初めてのサイト構築でもストレスを感じにくく、安心して運用を始められます。
WordPressテーマのインストール方法を初心者向けに解説
気に入ったWordPressテーマを見つけたら、次は実際にサイトへインストールする作業に移ります。
インストールと聞くと難しそうに思えるかもしれませんが、WordPressには直感的な操作画面が用意されており、初心者でも簡単にテーマを導入できます。
- 無料テーマは管理画面から簡単に検索&インストール可能
- 有料テーマは購入後にzipファイルをアップロードする手順
それぞれ順に解説します。
無料テーマは管理画面から簡単に検索&インストール可能
WordPressの無料テーマは、公式ディレクトリに登録されているため、WordPressの管理画面から直接検索・インストールができます。管理画面上の操作だけで完結するため、初心者にも安心です。
「こんなに簡単でいいの?」と思うほどスムーズにテーマが導入でき、反映までの時間もわずか数秒。サイト立ち上げの初期段階でもっともよく使われる方法です。
「外観」→「テーマ」→「新規追加」で探すだけでOK
WordPressの無料テーマをインストールする手順はとてもシンプルです。管理画面の左メニューから「外観」→「テーマ」→「新規追加」と進むと、公式ディレクトリに登録されている数千種類のテーマを検索できる画面が表示されます。

この検索画面では、人気順、新着順、特徴フィルターなどでテーマを絞り込むことも可能です。キーワードで特定のテーマ名を入力すれば、目的のデザインもすぐに見つけられます。

気になるテーマが見つかったら、サムネイルにマウスを合わせて「プレビュー」で確認するだけ。これでテーマの導入準備は完了です。
有効化ボタンを押せばすぐに反映される
テーマのインストールが完了したら、あとは「有効化」ボタンをクリックするだけで、すぐにサイトに反映されます。インストール直後のテーマ一覧画面に「有効化」というボタンが表示されるので、これを押すことでテーマが現在のデザインとして適用されます。

切り替えはリアルタイムで反映されるため、サイトにアクセスすると即座に新しいデザインが表示されます。万が一イメージと違った場合も、テーマを変更することで簡単に元に戻すことができるので安心です。
有料テーマは購入後にzipファイルをアップロードする手順
有料WordPressテーマを使う場合、テーマ販売サイトで購入するとZIPファイルをダウンロードします。基本的には、そのZIPファイルをWordPressにアップロードするだけでテーマが使えるようになります。
無料テーマとの違いは、WordPress内の検索からは直接インストールできない点だけです。有料テーマは機能が豊富なので、インストール後に細かい設定が必要な場合がありますが、ファイルをアップロードする手順は簡単で、一度やり方を覚えれば迷うことはありません。
付属のマニュアルを見ながら一つひとつ設定していくと、スムーズに導入できるはずです。
「テーマのアップロード」→「ファイル選択」→「インストール」
有料テーマのインストールは、以下の3ステップで簡単に行うことができます。
- WordPress管理画面の「外観」→「テーマ」→「新規追加」をクリックします。
- 続いて、画面上部に表示される「テーマのアップロード」ボタンをクリックします。
- 「ファイルを選択」ボタンから、購入時にダウンロードしたzip形式のテーマファイルを選択し、「今すぐインストール」をクリックします。
インストールが完了すると、「有効化」ボタンが表示されるので、それを押せばテーマがサイトに反映されます。有料テーマの多くは、インストール後に初期設定やデモデータのインポート、プラグインの追加が必要な場合もあるため、付属のマニュアルを確認しながら進めるとスムーズです。
SWELLなどは追加でライセンス認証も必要になる
有料テーマの中には、インストール後にライセンス認証が必要なものもあります。たとえば人気テーマ「SWELL」では、正規ユーザーとしての確認のため、購入時に発行されるライセンスキーの入力が求められます。
ライセンス認証を行うことで、テーマのアップデート通知が受け取れるようになり、セキュリティ面でも安心です。また、サポートフォーラムへのアクセスや、追加機能の利用が可能になるケースもあり、テーマを最大限活用するうえで必須のプロセスとなっています。
ライセンス認証の手順はテーマによって異なりますが、購入者マイページやマニュアルに詳しく記載されているので、必ず確認しておきましょう。
テーマ変更・削除のやり方と注意点をあらかじめ知っておこう
WordPressでは、気軽にテーマを切り替えられるのが大きな魅力のひとつです。しかし、実際にテーマを変更する際にはいくつかの注意点があり、何も準備せずに変更すると、サイトの表示崩れや設定が削除されてしまうなどのトラブルにつながることもあります。
また、使わなくなったテーマを削除せずに放置しておくと、セキュリティのリスクが発生する可能性もあります。テーマの変更・削除にあたって知っておきたいポイントと、安全に進めるための手順は以下の通りです。
- テーマ変更前はバックアップをとっておくのが安全
- カスタマイズ内容はテーマを変えると消える可能性がある
- 不要なテーマは削除しておくと管理が楽になりトラブルも減る
それぞれ順に解説します。
テーマ変更前はバックアップをとっておくのが安全
テーマを変更する際に、最初に必ず行っておきたいのが「サイト全体のバックアップ」です。というのも、WordPressテーマはそれぞれ構造や設定の仕様が異なるため、現在使用しているテーマで設定したウィジェットやメニュー、カスタマイザーでの調整内容、さらには独自のCSSやショートコードなどが新しいテーマに引き継がれない場合があるからです。
テーマ変更によって、サイトの見た目が崩れたり、機能が一部動作しなくなるなどの表示トラブルやシステム不備が起こるリスクはゼロではありません。こうした万が一のトラブルに備えて、事前にバックアップを取得しておけば、問題が発生しても元の状態にすばやく復元できるため、安心してテーマの切り替えに臨むことができます。
バックアップの取得には、「BackWPup」や「UpdraftPlus」などのWordPressプラグインを活用すれば、専門知識がなくても数クリックで簡単に実施可能です。バックアップ対象は、データベース(投稿データ・設定情報)だけでなく、画像やテーマファイルなどを含む「全体ファイル」を選ぶのが理想的です。
テーマの変更は、新しいデザインや機能へのアップデートという面で大きなメリットがありますが、同時に不具合のリスクも伴う繊細な作業です。あとから後悔しないためにも、切り替え作業に入る前に、まずは確実なバックアップを取り、安全な環境を整えることがとても重要です。
カスタマイズ内容はテーマを変えると消える可能性がある
WordPressではテーマごとに構造や設計思想が異なるため、これまでのテーマで行ったカスタマイズや装飾が、新しいテーマに完全には引き継がれないことがあります。これは、WordPress自体の仕様というよりも、各テーマが独自に用意している設定項目やパーツ、機能が異なることに起因しています。
特に注意したいのが、ウィジェットの配置やグローバルナビゲーションの構成(メニュー)、さらにはテーマ専用のショートコードや追加CSS、テーマ独自のカスタマイザー設定などです。テーマを切り替えた直後に、これらが突然消えてしまったり、意図しない位置に移動してしまったりするのは珍しいことではありません。
たとえば、サイドバーに配置していたウィジェットが「未使用ウィジェット」欄に自動で格納されたり、カスタム投稿タイプやアイキャッチの表示スタイルが崩れてしまったりすることもあります。特に有料テーマでは、デザインや機能を細かくコントロールできる一方で、そのテーマ特有の仕様に依存する部分も多く、テーマを変更するとそれらが使えなくなる可能性がある点に注意が必要です。
こうした事態を防ぐためには、テーマを変更する前に、自分が行ってきたカスタマイズ内容をリストアップしたり、設定画面のスクリーンショットを保存しておくことが有効です。また、CSSやウィジェット構成などはメモ帳やExcelで簡単に整理しておくだけでも、変更後の再構築が格段に楽になります。
テーマ変更はサイトの印象を刷新する良い機会ですが、その裏には細かい再調整作業が必要になることも多いため、事前に準備と確認を行うことが、トラブルの少ないテーマ切り替えのコツです。
不要なテーマは削除しておくと管理が楽になりトラブルも減る
WordPressでは、一度インストールしたテーマは管理画面上に残り続けますが、使用していないテーマをそのまま放置しておくのはおすすめできません。見た目には影響がないものの、不要なテーマが蓄積されることで管理が煩雑になり、さらにセキュリティリスクを引き起こす可能性があるからです。
実際、使っていないテーマにもWordPressのバージョン更新や脆弱性への対応としてアップデート通知が届きます。これらを放置してしまうと、古いバージョンのテーマファイルにセキュリティホールが残ったままとなり、悪意のある攻撃の標的になるリスクが高まります。特に海外製やサポートが終了しているテーマは、アップデートが行われないまま残っていることも多く、注意が必要です。
そのため、現在使用しているテーマと、不測のトラブル時に切り替えられる「バックアップ用のテーマ(例:Twenty Twenty-One)」を1つ残しておき、それ以外のテーマは削除しておくのが安全です。削除方法は簡単で、管理画面の「外観」→「テーマ」→削除したいテーマを選択し、右下の「削除」ボタンをクリックするだけ。不要なテーマを整理することで、サイトの安全性だけでなく、運営管理の効率化にもつながります。
また、テーマの断捨離はWordPressメンテナンスの一環として、定期的に見直す習慣をつけるとよいでしょう。余計なテーマを排除し、シンプルでクリーンな管理環境を保つことが、トラブルのない安定した運営を支えてくれます。
WordPressテーマに関するよくある質問
WordPressでサイトを運営する中で、「テーマっていつでも変えていいの?」「無料と有料はどう違うの?」など、初めての方ほどテーマ選びに悩む場面が多くあります。ここでは、実際によく寄せられる質問をもとに、初心者の方でも安心してテーマを選べるよう、わかりやすく解説していきます。
基本的には問題ありませんが、「事前準備」と「確認作業」がとても重要です。
WordPressでは、インストール済みのテーマであればいつでも簡単に切り替えることができ、サイトのデザインや構成を一新することが可能です。ただし、テーマごとに使用できるウィジェットの種類やカスタマイズ項目、HTML構造が異なるため、切り替え直後にレイアウトが崩れたり、一部機能が正しく表示されないケースもあります。
こうしたトラブルを防ぐためには、本文でも説明した通り、テーマ変更の前にサイト全体のバックアップを取っておくことが大切です。万が一、表示崩れや不具合が起きても、すぐに元の状態に戻せるため安心して作業ができます。
また、変更後はウィジェットやメニューの再配置、カスタマイザーでの再設定が必要になることもあります。表示のズレやリンク切れがないか、スマホ表示でも崩れていないかなど、事前にチェックリストを作って一つひとつ確認することをおすすめします。
テーマの変更は、見た目をリフレッシュしたり、機能を強化したりするための良い機会です。リスクを避けながら安心して進めるためには、事前の準備と丁寧な確認を怠らないようにしましょう。
ブログの目的や将来の運用方針、そして予算に応じて選ぶのが最適です。
WordPressテーマには無料と有料のものがありますが、どちらにもメリット・デメリットがあるため、一概に「どちらが良い」とは言い切れません。そのため、自分のサイト運営の目的や、どれだけの機能を必要とするかを整理したうえで選ぶことをおすすめします。
たとえば、「費用をかけずにまずはブログを始めてみたい」「趣味や日記として気軽に続けたい」といった方には、無料テーマでも十分なケースが多く、基本的なSEO対策やモバイル対応といった機能は揃っています。中でも「Cocoon」や「Lightning」などの国産無料テーマは、初心者にも扱いやすく、コミュニティも活発です。
一方で、デザインの自由度を高めたい、集客や収益化にしっかり取り組みたい、プロ品質のサイトを効率的に作りたいといった目的がある場合には、有料テーマの導入がおすすめです。有料テーマは、内部SEO対策・高速表示・広告管理・CTA設計など、ビジネス視点の機能が豊富に搭載されており、運用面でも安心して使い続けることができます。さらに、日本語マニュアルや公式サポートが整っている点も、有料ならではの強みです。
特に、中長期的にブログや企業サイトを継続して運営していく予定があるなら、最初の段階で有料テーマに投資しておくことで、後からの再構築や手戻りを防ぎ、結果的に時間とコストの節約にもつながります。
テーマによって異なりますが、多くの国産テーマは買い切り型で、基本的には一度購入すれば永久に使用できます。
WordPressの有料テーマには大きく分けて、「買い切り型(買い切りライセンス)」と「サブスクリプション型(月額・年額課金)」の2種類があります。国産の人気テーマ、たとえば「SWELL」「AFFINGER6」「JIN:R」などは買い切り型が主流で、一度購入すれば、サイトに制限なく継続して使い続けられるケースがほとんどです。
ただし注意点として、サポート対応やテーマのアップデート期間が「無制限」ではない場合もあります。たとえば、購入から1年間はアップデートやサポートが受けられるが、それ以降は別途ライセンス更新が必要というタイプもあります。また、テーマによっては「1ライセンス=1サイト限定」としているものもあり、複数のサイトで使いたい場合は、追加ライセンスや開発者ライセンスが必要になることもあります。
一方で、海外製の一部テーマや、クラウド型サービスと連携しているテーマでは、月額や年額制のサブスクリプション型となっており、契約を継続しないとアップデートが受けられなくなる場合もあります。特にビジネス用途で長く使い続けるテーマを選ぶ際は、「ライセンスの内容」や「更新の仕組み」「サポート範囲」について購入前に必ず確認するようにしましょう。
記事の内容自体が消えることはありませんが、見た目や構成が変わる可能性はあります。
WordPressのテーマは、サイトの「見た目」や「構造」をコントロールする部分を担当しています。一方で、記事そのもの(タイトル・本文・画像・カテゴリー・タグなどのコンテンツデータ)は、テーマとは切り離された形でWordPressに保存されているため、テーマを変更しても記事が削除されることはありません。
ただし、テーマによって記事ページのデザインや構成要素の配置、フォント、見出しのスタイルなどが異なるため、同じ記事でもテーマを変えると、見た目の印象が大きく変わることがあります。たとえば、アイキャッチ画像の表示位置が変わったり、見出しのサイズが調整されたり、関連記事やプロフィール欄が非表示になるといった違いが出ることも珍しくありません。
また、前のテーマで使っていたウィジェットやショートコード、テーマ独自の装飾(枠線・吹き出し・ボックスなど)が、新しいテーマではうまく反映されないこともあります。そのため、テーマ変更後は必ずいくつかの記事を実際にプレビュー・表示確認し、必要に応じてデザイン調整や再編集を行うことが大切です。
サイトのコンテンツそのものは失われませんが、見せ方が変わることで読者の印象にも影響するため、テーマ変更後は慎重に確認を進めましょう。
はい。ブログのジャンルや目的に合ったテーマを選ぶことで、読者にとって伝わりやすく、信頼感のあるサイトを作ることができます。
WordPressテーマには、汎用性の高いものから特定のジャンルに特化したものまでさまざまな種類があります。テーマのデザインや構成は、ブログの方向性とマッチしていることで、読みやすさや印象の良さに直結し、結果的に読者の満足度やサイトの成果にも影響を与えます。
たとえば、写真やビジュアルが中心となるポートフォリオ系ブログであれば、画像を大きく美しく見せるためのギャラリー機能やスライダーがあるテーマが適しています。一方、文字中心の情報発信ブログや技術系ブログでは、可読性を高めるシンプルなレイアウトや、目次・見出し・表組みなどが整った構造のテーマが理想的です。
また、最近では「美容・コスメ向け」「ビジネス用(士業・コンサル)」「教育・塾向け」「飲食店向け」など、ジャンル特化型の有料テーマも多く登場しています。こうしたテーマは、その業種・分野に必要なページ構成や導線設計があらかじめ整っているため、導入するだけで目的に合ったサイトを効率よく構築できるというメリットがあります。
自分が発信したい内容や、ターゲットとする読者層の視点に立って、「どんな見た目・機能があれば伝わりやすいか」を意識しながらテーマを選ぶことで、より成果につながるサイト運営が可能になります。